平和友好条約40周年、河北省との友好35周年を交流前進の年に(1/1)

                   会長 高波 謙二

新年あけましておめでとうございます。日ごろの日中友好事業へのご理解ご協力に厚く感謝申し上げます。

昨年は国交正常化45周年にあたりました。日中関係は昨春5月の一帯一路サミットフォーラム以降改善の兆しが見え、両国首脳会談も相次いで行われ、首脳の相互訪問が話題に上るなど、はっきりした改善が感じられるようになりました。

長野県日中友好協会は県はじめ関係団体のご協力のもと、この1年様々な活動に取り組みました。特に8月の日中友好都市中学生卓球交歓大会、10月の知事を団長とする県日中友好の翼訪中団の派遣など成功裏に実施できました。また東京オリンピックパラリンピックホストタウン事業や北京冬季オリンピック支援交流活動も関係者の努力で成果を上げることができました。県や市町村と官民提携して友好交流事業を進めていく良い模範となりました。

本年は日中平和友好条約締結40周年、長野県と河北省友好県省35周年にあたります。これを更なる好機として日中関係の一層の改善が期待されています。今後とも紆余曲折が予想されますが、日中平和友好の大切さを胸に刻み、友好を望む両国の有為の人々と連携し交流の再活性化をはかり、日中両国国民の相互信頼関係回復に努めていきたいと存じます。河北省長を迎えての35周年記念式典、関係友好都市から中学生卓球選手を招いての卓球交流大会開催、強制連行中国人殉難者慰霊祭の開催をはじめ様々な交流事業が計画されていますが、関係好転の中で新しい仲間を増やし、後継者を育てていきたいと存じます。県協会、地区協会共通の課題と位置づけ真剣に取り組んでいきたいと思います。

引き続きご支援ご協力をお願い申し上げます。