第38回日中スキー交流会in木島平スキー場、打ち解けて友好交流(3/21〜22)

 長野県日中友好協会青年委員会(西村源委員長)と同女性委員会(島津美智子委員長)の主催により、3月21、22日の両日、木島平村のパノラマランド木島平スキー場において、第38回日中スキー交流会が開かれました。好天に恵まれ春スキーの雰囲気の中、中国留学生・中国大使館の皆さんをはじめ70人余りが参加し打ち解けて熱気あふれる交流会となりました。

 開会式では島津委員長、西堀正司県日中理事長、上村力飯山日中会長が、「参加者が心を通わせ、日中友好の楽しいスキー交流会にしましょう」とあいさつしました。

 8班に分かれて指導員のリードのもと、スキーやスノーボードの教室がおこなわれました。絶好のスキー日和の中、初心者も何度も転びながらもマンツーマンの指導でだんだんとコツを覚え、全員がリフトに乗れるようになっていきました。5回以上のスキー体験のある、かなりのレベルの人もいました。スノーボードの班も開設されました。

 夜の交流会では、冒頭、長年にわたりスキー用具を提供していただき昨年逝去されたスワロースキーの故丸山哲三会長のご冥福を祈って黙祷をささげました。西村青年委員長が地元木島平村や、スワロースキー、飯山日中友好協会の協力のもと盛大にスキー交流会を開催できたことに感謝し、「中国留学生や大使館の皆さんとスキー交流会を通じて親睦を深め、民間同士の友好交流を進めていきたい」と述べました。

 日台正博木島平村長と、中国大使館の王磊三等書記官、長野県華僑総会の王昌勝会長から祝辞をいただきました。スワロースキーの山田進管理部長の音頭で乾杯し、懇親会に入りました。

 女性委員会の優雅なフラダンスや、はるばる神奈川県から参加いただいたチャイ華の皆さんの活動紹介、大使館の皆さんの歌、青年委員会の踊りなどが次々と披露され、和やかで賑やかな懇親交流会となりました。中国国際放送局孔子学堂の朱丹陽さん、中野市・飯山市の日中友好協会の役員も出席し激励交流しました。ホテル側の配慮もあり2次会もカラオケで大いに盛り上がりました。

 2日目も好転に恵まれました。自信をもって滑り降りる姿が目立つようになりました。けが人もなく、無事スキー教室を終えて、昼は女性委員会の皆さんが心を込めて準備してくれたきのこ汁をおいしくいただきました。

 閉会式では、裏方をつとめた女性委員会メンバーや青年委員会のメンバーに感謝の拍手が送られました。藤沢淳一青年委員会事務局長は「例年と比較すると、参加者の人数は半分程度でしたが、顔と名前の一致する中身の濃い交流ができました。参加者の皆さんからは、”楽しかった。また参加したい”との声を多くいただいたので、来年はより多くの方々に参加していただけるのではないかと期待しております」と語っていました。



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