第42回中国語夏期スクーリング、良く学び同学が有意義に交流(8/29〜30)

 恒例の第42回中国語夏期スクーリングが8月29・30日の両日、長野ラジオ孔子学堂で開催されました。40名余の参加者は初級・中級・上級クラスに分かれ、中国人ベテラン教師の指導のもと2日間、中国語学習に励みました。

 開講式で竹内勲・孔子学堂長は「1974年に第1回北京放送中国語夏期スクーリングが善光寺の宿坊良性院で開かれて以降、長野では毎年スクーリングを開催してきた。スクーリングを契機に中国語を学ぶ会が誕生し、現在長野ラジオ孔子学堂として引き継がれている。中国語を使うために学ぶことが大切と思う。中国語を学び、相互理解を深め、民間交流を進めていただきたい。2日間ともに学びあい中国語のレベルアップをはかりましょう」とあいさつしました。来賓として西堀正司県日中理事長、岩下隆県中国語を学ぶ会連絡会会長が参加者を激励しました。

 全体で朱丹陽・中国国際放送局アナウンサーより発音の特訓事業を受けた後、クラス別授業に入りました。

 各クラスでは講師が事前に準備した教材を使って朗読・ヒアリング・文法・応用問答など熱心に学ぶ姿が見受けられました。初級クラスでは買い物やレストランでのメニュー注文などを実践形式でおこなう姿も見受けられました。中級クラスでは中国の公園風景や家庭問題などを取り上げ、上級クラスでは「長恨歌」の朗読も行われました。

 河北省や石家庄市研修員を交えての交流授業では、受講生が、中国語を駆使し自己紹介や中国語との出会いなどを発表しました。研修員に対しては日本に来て感じたこと、専門や家族など次々に質問が飛び出し、有意義な交流授業となりました。

 夜の交流懇親会では中国の歌や踊り、気功などが次々に披露され和やかな懇親会となりました。2日目の朝はラジオ体操、太極拳で汗を流し、再び特訓が始まりました。

 受講生は、同学の皆さんの熱意に新たな刺激を受け、また楽しく交流できたと喜んでいました。「発音の特訓でなおざりになっていた発音の基本が学べた」、「中国研修生を交えての交流授業も有意義だった」、「内容が豊富で刺激された」などの感想を聞くことができました。来年の再会を誓ってスクーリングは無事終了しました。


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