新年賀詞
                             中日友好協会常務副会長 井頓泉

 2013年の新春にあたり、中日友好協会を代表し長野県日中友好協会の友人の皆様と長野県各界友人の皆様に謹んで心からのごあいさつと麗しい祝福を申しあげます。

 昨年は中日国交正常化40周年にあたり、貴協会は抱負多彩な交流活動を挙行し、合わせて、積極的に代表団を派遣され、中国で開催された第13回中日友好交流会議と中日友好都市中学生卓球交歓大会などの大型友好交流活動に参加され、両国人民の相互理解と友好感情を増進させるため積極的作用を発揮されました。特に11月には長野県軽井沢日中友好協会が設立され、両国民間の友好事業に新たな力を加えました。ここに謹んで祝賀の意を表します。

 昨年9月日本政府は中国の強い反対を顧みず、島の購入にこだわり、両国関係を40年来最も厳しい局面に陥らせ、各分野の交流協力は全面的に停滞ないし中断するにいたりました。中日関係が極めて厳しい情勢の中、井出正一会長をはじめとする長野県各界有識者の皆様はさまざまな方法で両国関係が速やかに回復し正常な発展軌道の戻るよう希望し、あわせて各自治体や民間の立場から日中関係を改善して行くよう積極的な努力と多くの仕事をされました。

 今年は中日平和友好条約締結35周年であるとともに長野県と河北省の友好省県締結30周年です。中日両国は長期に健全で平穏な友好関係を保持することは、両国と両国人民の根本的利益に符合し、両国人民の共通の願望です。我が会も貴会を含む日本各界友人としっかりと手を携え協力し、両国関係の改善に努め、中日両国の世代友好を実現するためともに努力し新たな貢献をしたいと思います。

 最後に、長野県日中友好協会の友人の皆様の新年の万事如意とご健康をお祈りいたします。中日両国人民の友誼の万古長青(悠久でいつまでも青く続く)をお祈りいたします。