日中平和友好条約30周年・河北省との友好提携25周年記念
講演と祝賀のつどい
平和・友好・共同繁栄の日中関係を築こう
日中平和友好条約締結30周年、長野県と河北省友好提携25周年を迎えました。
昨年の中国との往復貿易額は2300億ドル余りに達し、人々の行き来も500万人を超えています。まさに、お互いに無くてはならない間柄となっております。残念なことに、5年余りにわたる「政冷」状態にギョウザ事件やチベット問題などが加わり、日中両国民間の相互信頼関係は大きなダメージを受けました。しかしながら、5月の胡錦濤国家主席の来日と「戦略的互恵関係の包括的推進に関する日中共同声明」の発表を機に、両国関係が改善・発展していくことが期待されています。特にこのたびの共同声明は21世紀の日中関係の指針として注目されます。
改革・開放から30年、中国は急速な発展を遂げており、四川省大地震の痛手をのりこえながら北京オリンピックも盛大に開催されました。一方、格差の拡大や環境問題など困難な課題にも直面しています。歴史的転換点にある中国とアジアとの共生に舵を切りつつも課題多い日本、引越しのできない日中両国がいかに賢明に平和・友好・共同繁栄の理念のもと付き合っていけるか官民上げて英知を絞って行くべき正念場の年でもあります。両国首脳交流が回復した好機を活かしながら、13億の人々が住む隣国中国との相互信頼関係を深めるため粘り強い努力が必要だと思います。
日中平和友好条約30周年にあたり、長野県日中友好協会・県日中学術交流委員会・県日中経済交流促進協議会の共催で下記により「日中平和友好条約30周年記念・講演と祝賀のつどい」を開催します。現代中国研究の第一人者として活躍されている朱建栄先生を講師に迎え「中国胡錦濤体制の課題と日中関係の今後」と題する特別講演と先生を囲んでのパネルディスカッションをとりおこないます。中国の現状と課題に理解を深め、日中両国が今後、相互信頼を深め協力提携しアジアと世界の平和と繁栄に貢献していくにはどうしたらよいかなどをともに考えていきたいと存じます。どうかお誘いあって多数ご出席ください。
と き 10月9日(木)午後1:00〜5:00
1:00〜1:10 開会と主催者あいさつ
1:10〜2:30 特別講演
2:35〜3:35 パネルディスカッション
3:40〜5:00 祝賀パーティー
と こ ろ 長野ホテル犀北館(TEL026-235-3333)
特別講演 「中国胡錦濤体制の課題と日中関係の今後」
講 師 朱 建栄 先生(東洋学園大学教授)
パネルディスカッション
朱建栄先生を囲んで数名が加わりパネルディスカッション
整 理 券 500円(講演とパネルディスカッション)
*当日午後3:40より祝賀パーティー(会費5000円)を行います。
出席を希望される方は9月末日までに事務局までお申し込みください。
主 催 長野県日中友好協会・長野県日中学術交流委員会・長野県日中経済交流促進協議会
〒380-0936 長野市中御所岡田町166−1
TEL026−224−6517 FAX224−6518