燕岳登山(2012年10月8日〜9日)

第一ベンチで1回目の休憩です。
この合戦尾根コースは北アルプス3大急登と言われているコースです。
中房温泉(1460m)から登りはじめて50分、ここまでが一番の急登です。何とかコースタイムどおりで登れて、ほっとひと息。これから第2、第3、富士見ベンチと、休憩スポットがあります。

きつい樹林帯の登りをゆっくりマイペースで登って合戦小屋(2350m)まで到着。
昼食は合戦小屋でうどんを食べました。お弁当を持たずに登れるのが嬉しいです。
ここは夏にはスイカを売っているのが有名です。

合戦小屋を過ぎるとこれまでのシンドさも吹っ飛んで、明るい紅葉の道を歩きます。あと1時間半のコースです。
槍の穂やこれから行く燕岳の山頂も見えてきます。

午後2時、燕山荘(2704m)に到着。ここから見る燕岳の姿です。
その美しい姿から「北アルプスの女王」と呼ばれています。花崗岩の白とハイマツの緑、今は紅葉の赤と素晴らしい山でした。晴天に恵まれ女王は私たちに微笑んでくれました。ラッキーです。

燕岳の山頂は岩の上です。小さな石に「燕岳頂上2763m」と彫り付けてあります。数名くらいしか居場所がないので交代で写真を写します。ここからは360度アルプスの山々が見られます。安曇野の我が家も見えるはずですが、高瀬川大橋が見えたので、あの近くと喜んでいました。

ブロッケン現象に遭遇。山頂付近にいると、安曇野の里のほうからガスが上がってきてこのような変った虹が出ました。ブロッケンと言うそうで、夫は何度か見たことがると言っていましたが、私は始めてでこれもラッキーでした。

燕岳は花崗岩でできた山です。さまざまな岩があって、それぞれ名前がつけられているそうです。この岩は「イルカ」私が名付けてもイルカでしょうね。小屋から山頂まで30分のコースですが、楽しんで登りました。

燕山荘はとても素敵な山小屋です。きれいで食事が美味しくて、おまけに夕食後オーナーの赤沼さんが、山の話とホルンの演奏を聞かせてくれました。山の話はとても面白く、勉強にもなり、また機会があれば聞きたいです。

燕山荘から見る槍ヶ岳です。燕から大天井、槍へと表銀座コースとして人気のルートです。槍ヶ岳はさすがに存在感のある山です。
赤沼さんはここから見る槍が一番姿が良いと言っていました。小槍と孫槍も見えます。

一晩快適に過ごした燕山荘の前で。今朝は残念ながら西の空は晴れていたのですが、東の空にうす雲がかかり、ご来光を見られませんでした。それでも6時ごろには日が高く上がり晴天になりました。
これから下山します。

下りに振り返って見る燕山荘は秋色に囲まれていました。ここからは昨日登った道をただひたすら下ります。後をふりかえり、振り返り心を残しながら、急登の林道を下り、11時半には中房温泉へ着きました。次はコマクサの咲いているころ登りたい山です。