山村文化交流の郷 いぶき館
所 在 地
竣 工 年
延床面積
構 造
階 数
歴史を受け継ぐ
福岡県 朝倉郡 東峰村
2004年
403.67 u
木造
地上2階
大正10年頃、現在の飯塚市にあった「伊藤伝右衛門 本邸(一部)」は、福岡県朝倉郡宝珠山村(現:東峰村)に移築されて、「宝珠山炭坑クラブ」として利用、その後現在の場所に移されて、料理旅館「ほうしゅ山荘」として活用されていたが、平成12年に廃業。同年村が建物を取得し、その活用策を講じていた。結果、産炭地としての宝珠山の歴史を伝える貴重な産業遺産として復原することとなった。
伝右衛門の建築へのこだわり=伝統的な小屋組での堅牢な造り、大工の技術、良質な木材等、伝統的な日本の工法を継承しながら、材料のひとつひとつを丁寧に解体し、補強を加えながら復原した。
【受賞歴】
福岡県美しいまちづくり賞(2006)