善光寺周辺環境整備構想
所 在 地
修景とまちづくり
長野県長野市
 7年に一度行われる善光寺御開帳では、2ヶ月の期間中に600万人を越える人々が訪れる。この開かれた善光寺の文化、そして境内の建物だけでなく宿坊を含めたエリアを世界遺産にしようと独自の調査と活動を始め、それにふさわしい環境整備を提案したのが善光寺周辺環境整備構想である。

 この構想は境内や仲見世、宿坊の復元と保全に向けた計画に加えて、長野市の将来を見据えた中心市街地にまで及ぶ。門前町として発展してきた中央通りを再生し、歴史的な街の雰囲気を創出し、参拝者の行き交う表参道の賑わいをつくり出すことも提案した。
全体配置図
城山公園断面模式図
善光寺断面模式図