***** 住まいの便利ページ *****

 

住宅についてこれまでの経験からいくつかお知らせいたします。 

 *** 冬期の注意事項 ***

・不凍栓   外気温が、氷点下5度C付近になると、特に外気に面している

       水道管が凍結を起こします。これを防ぐため設けられた設備器具の代表的なものに、不凍栓が使われて

       います。

       皆様は、その使い方をよくご存知かと思いますが、ときどき間違った使い方をしている方を見かけます。

       不凍栓のコックは、開閉をしっかり行うことが大切です。

       中途半端な開栓をすると常時水道水が地中に流れ出ている事に成ります。コックを回して止まるまで

       しっかりと開栓する。

       閉栓の際は、不凍栓コックを着実に閉め、続いてその不凍栓と接続されている蛇口を開栓する。

       これで水道管内の水が地中に排水されます。

・風呂釜   現在、一般的に使用されている器具としては、浴槽に1つ穴の空いている強制循環タイプと、2つ穴の

       自然循環タイプの2種類が主流です。

       両タイプについて.....冬期間中は、残り湯をはらわない事強制循環タイプ.........本体の電気プラグが

       コンセントに差し込まれている事でヒーターによって釜の凍結を防止する機構が組み込まれています。

・結露    朝、窓ガラスにカーテンが凍り付いていて困った経験がありませんか?

       室内で余分な湿気が温度の一番低い場所に集まり結露を起こしています。

       対策として簡便な方法は、室内の換気を頻繁に行うことです。

       窓を一ヶ所開け台所もしくは、浴室の換気扇を回す事で結構湿気が取り除けます。

       寒いからと言って換気作業を行わないでいますと、建物に不測の事態が生じます。

       そうなる前にこまめに行動しましょう。

・凍結    この冬も、凍結によって不便な思いをされた方が多かったようです。

       外部で露出した水道管には凍結防止帯が巻かれておりますが、このコンセントがはずれたまま放置

       してあった場合が多いようです。

       この他に、今日の家の使い方から起こる場合があります。

       今の住宅は、一般的に細かく部屋割をしています。人が生活をしている場所で暖房を行い、使われて

       いない場所では暖房をしないのが通常です。

       たいていの場合、台所、洗面所、浴室、トイレがそういった場所です。

       お気づきだと思いますが、水回りです。夜から朝方の一番冷え込む時間帯に、居住者が各々部屋に

       とじこもっていると、その他の部屋はどんどん冷えていきます。

       このような場合、家の外の水道管は、凍結防止帯で暖められ凍結は起こりませんが家の中の蛇口付近で

       凍結を起こすことになります。凍結を起こしたときは、近くにストーブ等を置などして暖めてください。

       15分程度で開通するでしょう。


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