新戸倉温泉・万葉超音波温泉 （しんとぐらおんせん・まんようちょうおんぱおんせん）

熱湯源泉に果敢に挑戦

新戸倉温泉の万葉橋のたもとにある日帰り入浴施設。場所は分かりやすく、駐車場も広い。庶民的な雰囲気で、いつも地元の方で賑わっている温泉銭湯。 「超音波温泉」の名は、温泉に含まれる気泡が水面で爆発する際に超音波が発生することに由来し、入浴するとこの超音波の効果で、体の芯から温まるそうだ（公式サイトより）。 お湯が熱いためということもあるだろうが、バイク乗りの友人が、「ここの温泉に入ると、夜なのに三才山越えて松本まで走っても冷えないんだよねー」と語っていたのを思い出した。

浴槽は３つつながっていて、熱い源泉が注がれる一番奥の浴槽から下流に向かい、ぬるくなっていく。以前の印象では、すべての浴槽のお湯がもっと熱かった気がするが気のせいか。 勇気を出して、誰も入っていない一番奥の熱湯浴槽に入ってみる。肩まで浸かると１分間が限界だが、我慢すればするほど効能があるように感じる。お湯は透明で、硫黄の臭いがする。 国民温泉、観世温泉といったハイレベルな温泉銭湯が近くにあるが、いずれも繁盛している。地元の常連の方々は、通う温泉をどのような基準で決めているのか気になった。

Data

【所在地】　長野県千曲市戸倉 　【営業時間】　4：00〜22：30 　【定休日】　 毎月第2･4月曜日(祝祭日の場合は翌日休） 　　　　　　　　 ※朝湯の時間帯（4：00〜6：30）は無休 　【料　金】　300円 　【駐車場】　約60台 　【源泉名】　万葉源泉 　【泉　質】　単純硫黄泉（アルカリ性低張性高温泉）／pH 8.74 　【泉　温】　47.4℃ 　【湧出量】　不明 　【掛け流し】　○ 　【飲　泉】　可 　【設　備】　内湯男女各1，ミストサウナ各1 　【備　品】　ジャンプー・ボディソープ・洗面器 　【最新入浴日】　2004年4月 　【泉　質】　Ｓ 　【設　備】　Ａ 　【情　緒】　Ａ 　【総　合】　Ａ 　【付近の温泉】 　　　源泉があふれる温泉銭湯　「新戸倉温泉・戸倉観世温泉」 　　　日本国民のための、ほんものの温泉　「新戸倉温泉・戸倉国民温泉」 　　　時間がゆっくり流れる静かな温泉　「田沢温泉・有乳湯」 　　　筆者も最近知った穴場的温泉　「沓掛温泉・小倉乃湯」 　　　「国民保養温泉地」のお湯を堪能　「鹿教湯温泉・町高梨共同浴場」 　　　源泉が堪能できる新しい公共温泉施設　「上平島温泉・びんぐし湯さん館」 　　　建物の設計も面白い豪華温泉施設　「室賀温泉・ささらの湯」 　　　マイナーだが本格的な温泉　「千古温泉」

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