湯けむり紀行

佐賀県の温泉 3湯

うれしのおんせん(嬉野温泉)…佐賀県嬉野市

嬉野温泉は佐賀県嬉野市にある温泉で、日本三大美肌の湯のひとつといわれる。
開湯伝説によると、神功皇后が三韓征伐の帰途に温泉を発見し、兵士の疲れを癒した際、「あな、うれしや」と感嘆したことが「嬉野」の地名になったとされる。温泉街は、嬉野川を挟んで大小50軒近くの旅館、ホテルが並ぶ。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。

 嬉野温泉街にあるシーボルトの湯

令和6年、佐賀県旅行の3日目に嬉野温泉・千湯楼に宿泊した。温泉街をぶらついて、その途中にシーボルトの湯に入浴するつもりだったのだが、宿泊する千湯楼が温泉街から離れた場所にあったので、チェックインしてからまた10分も車を走らせてシーボルトの湯に入浴に行った。

  
千湯楼

たけおおんせん(武雄温泉)…佐賀県武雄市

武雄温泉は佐賀県武雄市にある温泉で、最近西九州新幹線で長崎と結ばれたため、観光客も増えたらしい。温泉街のシンボルともいえる楼門と新館は共に国の重要文化財に指定されている。
武雄温泉に関する最古の資料は肥前国風土記である。
泉質は単純温泉である。

  楼門と新館

佐賀旅行の初日の泊まりは楼門の近くにある東洋館だった。チェックイン後、すぐに外湯に入浴に行った。事前の調査では、貸切風呂は予約なしで、空いていれば入れるとのことだったが、たまたま掃除のすぐ後で空いていたので、結構高額な料金(平日割3,000円/時)を払って家老の湯に入ってきた。宿泊した東洋館は、食事の際の器にも気を遣ってあった。

  家老の湯

  東洋館

その他

波戸岬

佐賀旅行の2日目は唐津から名護屋城跡を見学して、この近辺で温泉宿を検索した。その結果国民宿舎波戸岬が真っ先にヒットしたのでここに予約した。実際に行ってみたらどうも温泉ではなかったようだ。確認してみたら、大浴場とは書いてあったが温泉とは書いてなかった。まあ、玄界灘に沈む夕日が眺められたのでよしとしておこう。

 
玄界灘に沈む夕日 と 国民宿舎の大浴場