湯けむり紀行

愛媛県の温泉 1湯

どうごおんせん(道後温泉)…愛媛県松山市

道後温泉は日本三古湯のひとつに数えられる温泉である。万葉集に登場する熱田津は煮える湯の津の意とされ、熱田津は道後温泉付近だと言われている。夏目漱石の小説「坊ちゃん」にも登場することからも全国的に名を知られる温泉で、道後温泉本館を中心に温泉街が発展している。
泉質は単純温泉。

道後温泉本館は、耐震強度不足解消のため平成29年の愛媛国体後に改修されることになっており、一旦改修工事に入ってしまうと完成までに七年もかかる見通しということだった。改修工事前に入っておかないと、生きているうちに入れないことも考えられるので、今回の四国旅行を計画した次第である。宿泊は道後温泉本館近くのホテル・ルナパークにとって、早速本館に入浴に行った。
道後温泉本館の入浴プランは三種類あって、入浴だけの場合は階下の神の湯だけが入浴可能。二階大広間のプランなら、大広間での休憩にお茶とお煎餅が付いて、神の湯霊の湯に入浴が可能。三階個室プランなら、個室休憩にお茶と坊ちゃん団子が付いて、神の湯霊の湯に入浴が可能ということである。ここで入浴することが目的で来たのだから、当然三階個室プランで、霊の湯神の湯に入浴してきた。

  
写真左、中:道後温泉本館 写真右:入浴プランに付いてきた坊ちゃん団子

 
写真:宿泊したホテル・ルナパーク