もともと萩の街中には温泉は無かった。観光地に温泉が無いのは寂しいと、昭和46年に源泉を開発して萩本陣温泉と名付けたという。学生時代に萩を訪れたのは昭和47年の夏休みだったから、その当時にはもう営業していたのかどうか?源泉の宿 萩本陣内に湯の丸という湯屋街があり、14種類の湯めぐりができる。
泉質はカルシウム・ナトリウム-塩化物泉。源泉温度が低いため加温している。学生時代に萩を訪れたときには温泉にはあまり興味がなかったので、確か松本川の畔の旅館に泊まったように記憶している。
令和5年、二度目の萩・津和野旅行に出かけ、源泉の宿 萩本陣に泊まった。歳を取ると。宿泊施設に温泉は必須である。松陰神社近くの、萩市街を見下ろす高台にあるホテルである。14種類の風呂を、水風呂以外ほとんどを入りつくしてきた。
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写真左:大浴場 写真中:気泡の湯 写真右:城壁の湯(露天風呂)湯田温泉は山口県を代表する温泉のひとつである。開湯は約600年前といわれ、白狐が毎夜温泉に浸かっているところをお寺の和尚さんが発見したとされる。田んぼの真ん中に源泉が湧出したところから湯田温泉と名付けられた。江戸時代末期には尊王攘夷の志士たちがこの地に滞在していた。中原中也の出身地でもある。
泉質はアルカリ性単純温泉。泉温は63.6℃と高い。令和5年、萩・津和野旅行に出かけて、初日の泊まりは湯田温泉にした。宿泊は街中にあるユウベルホテル松政だった。徒歩5分ほどのところに中原中也記念館があったが、定休日で見学できなかった。
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写真左:ユウベルホテル松政外観 写真中:大浴場 写真右:露天風呂