はわい温泉は、東郷池(または東郷湖と言う)の湖底から湧く温泉をパイプで引いている。もともと羽合温泉と称していたが、はわい温泉に表記変更して「日本のはわい」として売り出している。鳥取県内では、「皆生温泉」、「三朝温泉」、「吉岡温泉」に次ぐ温泉客がある。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉である。令和1年、鳥取島根を旅行した際、当初は「皆生温泉」で泊まるつもりだったのだが、観光計画の都合上、倉吉に近いはわい温泉の千年亭に宿をとった。部屋は一階の角部屋で、すぐ目の前に東郷池が広がっていた。露天風呂も東郷池に面していて、漁に出るボートが目の前を通り過ぎていった。
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三朝温泉は、鳥取県では「皆生温泉」に次ぐ入湯客数を誇る温泉地である。三徳川(三朝川)の両岸に旅館が建ち並び、三朝橋付近に温泉街が広がる。三朝橋のすぐ下にある河原風呂が有名である。
泉質は含放射能-ナトリウム・塩化物泉で、世界でも有数の放射能泉である。
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写真左:三朝橋付近の温泉街 写真右:三朝橋をあしらったマンホール蓋令和1年、山陰を旅行した際に、河原風呂に入りたくて三朝温泉を訪れた。温泉街には昔懐かしい射的場やスマートボールの店などもあったが、観光客の数は少なかった。宿は三徳川(三朝川)畔の橋津屋という、ミシュランで二つ星を獲得したという小さな旅館だった。支払いは現金のみということだったが、こんなことでよく二つ星も獲得できたなあという感じだった。風呂も、館内には小さな岩風呂しかなかったが、少し離れた所に、橋津屋専用の外湯・雨情の湯というのがあった。雨情というのは、三朝小唄を作詞した野口雨情のことである。ちなみに、料理に関しては女房の評価は高かった。
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写真:三徳川(三朝川)河畔の河原の湯
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写真左:橋津屋 写真中:館内の岩風呂 写真右:別棟の雨情の湯