恵那峡温泉は、木曽川の景勝地・恵那峡を眼下に望む高台に位置する温泉である。
泉質は単純弱放射能冷鉱泉。平成26年に長女の嫁ぎ先から招待されて、かんぽの宿恵那に宿泊させてもらった。御嶽山が噴火したばかりの頃で、中津川のお宅の部屋から噴煙を上げる御嶽山が遠望できた。
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岐阜駅前のビジネスホテル・ドーミーイン岐阜駅前に金華の湯という温泉大浴場がある。温泉分析表を見たら、源泉名が内海・山海温泉1号井となっていたので、ひょっとしたら「南知多温泉郷」から湯を運んでいるのだろうかとも思う。
泉質はナトリウム-塩化物強塩泉となっていた。令和元年の獅子の会の旅行で岐阜市街で泊まることになったとき、温泉付きホテルというので迷わず予約した。チェックインしたら三人で二部屋になっていて、しかもダブルの部屋だったので一部屋追加してもらった。半ラーメンのサービスが付いていた。ビジネスホテルだけのことはあって、朝四時には誰も入浴していなかった。
郡上温泉は、長良川の畔、郡上踊りで名高い郡上市にある温泉である。郡上市街地から国道沿いにちょっと離れたところにホテル郡上八幡がある。ホテル郡上八幡では宿泊客のために、郡上踊りの講習会が開かれている。
泉質は単純温泉。平成26年の万葉集朗唱の会参加の前に、郡上八幡を観光してからホテル郡上八幡に宿泊した。宿泊者だけでなく、外来入浴も受け付けているので、風呂は結構混んでいた。夜、郡上踊りの講習会に参加して免許をもらってきた。
下呂温泉は、約1000年前の延喜年間から天暦年間の頃に湯ヶ峰の山頂付近に温泉が湧出したのが始まりとされる。その後山頂からの湧出は止まったが、飛騨川の河原に湧出しているところを発見されたという。万里集九や林羅山の日本三名泉に数えられている。益田川の河原にある噴泉池という混浴露天風呂が有名だったが、現在は水着着用が義務づけられているようだ。
泉質はアルカリ性単純温泉。平成5年に会社の慰安旅行で水明館に宿泊したが、宿や風呂の様子は覚えていない。
また、平成14年の獅子の会は望川館で開催された。
写真:望川館で開催された獅子の会宴会新穂高温泉は、北アルプスの岐阜県側登山口にあたる温泉地で、新穂高ロープウェイで簡単に西穂高口まで上がれることから、登山者や観光客でいつも賑わっている。昔はバスターミナルにアルペン浴場という入浴施設があって、登山者が気軽に入浴できたのだが、いつの間にか廃止されてしまった。
泉質は単純温泉、炭酸水素塩泉・塩化物泉等である。
写真:昔あったアルペン浴場北アルプスの登山口にある温泉なので、何度も入浴している。
初めて新穂高温泉を訪れたのは平成13年のことで、この年新穂高温泉から槍ヶ岳に登る計画だったので、駐車場その他の下見を兼ねてのことだった。このときは、食堂も兼ねているひがくの湯で入浴した。
平成15年には中尾地区の焼岳登山口の下見を兼ねて、登山者用駐車場近くの深山荘で入浴した。蒲田川沿いにある露天風呂は、川に近い部分の浴槽だけが混浴になっていたが、近くを県道槍ヶ岳公園線が通っており、向こうから見えるのではないかと思う。
平成16年には西穂独標まで登った後、ロープウェイ乗り場にあった神宝乃湯で入浴。
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写真左:ひがくの湯 写真中:深山荘 写真右:神宝乃湯平成20年の西穂独標登山後も、深山荘で入浴した。
中尾地区との分岐付近にある新穂高の湯は混浴の露天風呂で有名で、一度入浴しようと思っていた。平成27年、高天原山荘まで露天風呂に入りに行くという山行を終えた後、ようやく入浴することができた。橋の上から丸見えというロケーションで、入浴する女性なんかいるのかなあと思っていたが、やはり山帰りのおねえちゃんだったろうかバスタオルも巻かずに入っていて、目のやり場に困った。
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写真左:深山荘露天風呂 写真右:新穂高の湯栃尾温泉は奥飛騨温泉郷栃尾地区にある温泉で、槍ヶ岳公園線沿いに温泉街がある。開湯時期は不明。
泉質は単純泉。平成15年、「中尾温泉」から焼岳に登った帰り道、荒神の湯で入浴してみた。入浴料は寸志(200円程度)とあったが、石鹸どころか洗面器もなかった。これから車の中にいつも入浴セットを入れておくようになった。
鵜飼で名高い長良川の畔の長良川温泉。
泉質は単純鉄冷鉱泉である。令和元年の獅子の会は、長良川温泉・ホテルパークで開催された。珍しく食事処ではなくて部屋での宴会だった。部屋の外に長良川が流れ、鵜飼の会場に向かう屋形船が移動していった。
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写真左、中:ホテルパーク内の風呂 写真右:ホテルパークで開催された獅子の会宴会飛騨の小京都・高山に温泉なんてあったかなあと思ったが、ここにれっきとした温泉があった。
泉質は単純温泉である。学生時代に初めて高山を訪れて以来、高山には何度も足を運んでいるが、平成20年に家族で宝生閣に宿泊した。
平成27年には、退職祝いに子どもたちに招待されて古都の夢に宿泊した。
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写真左:宝生閣 写真右:古都の夢安房トンネルの開通によって、岐阜県への交通アクセスが大幅に向上したが、その安房トンネルの岐阜県側出口付近にあるのが、戦国時代の開湯と言われている平湯温泉である。温泉街は、バスターミナルから安房峠方面にかけて広がる。
泉質は炭酸水素塩泉、塩化物泉等である。平成19年、計画していた山行が雨のため中止になり、折角集まったのだからと「白骨温泉」に入浴に行き、ついでに飛騨高山まで足を延ばした。その帰り道に、安房トンネル付近の日帰り入浴施設ひらゆの森でも入浴してきた。館内は畳敷きで、広い露天風呂もなかなかよかった。その露天風呂が気に入ったので、平成22年にもひらゆの森を訪れてみた。
また、平成24年の獅子の会は穂高荘山がの湯で開催された。
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写真左:平湯温泉街 写真中、右:ひらゆの森
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写真左:穂高荘山がの湯玄関にて 写真右:穂高山荘山がの湯で開催された獅子の会宴会
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福地温泉には、平安時代に村上天皇が湯治に訪れていたという入湯伝説が残る。国道471号線から奥に入ったところにある山里の秘湯である。
泉質は単純温泉。平成27年、「高天原温泉」に入浴するために入山し、「新穂高温泉」に下山した後、「新穂高の湯」で汗を流してはきたのだが、長野まで帰る途中に福地温泉に立ち寄り、日帰り入浴施設のむかしばなしの里石動の湯でも入浴してきた。
一般的には「新穂高温泉」に含まれるとされるが、一軒宿の槍見館が「新穂高温泉」の中心から離れているので、私は槍見温泉として別扱いにしている。
泉質は単純温泉、炭酸水素塩泉等である。平成17年に「新穂高の湯」に入浴するつもりで出かけたのだが、清掃中で入れず、槍見館でいろんな風呂を楽しんできた。槍見の湯からは、確かに槍の穂先の部分が見えていた。
当時と現在では風呂の名前も変わっているらしい。
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写真左:槍見館 写真中:槍見の湯 写真右:石見の湯
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写真左:山男の湯 写真中:渓流の湯 写真右:播隆の湯