目指せ500湯!
湯けむり紀行

三重県の温泉 4湯

あらしまおんせん(安楽志摩温泉)…三重県鳥羽市

鳥羽市安楽島地区に湧く温泉で、志摩の海を見下ろす高台に海女乃島というホテルが建つ。
泉質はアルカリ性単純温泉で、泉温が低いため加温している。

令和4年11月、お伊勢参りを済ませてから、二見浦の夫婦岩を見学して、鳥羽市安楽島にある海女乃島に宿泊した。

 
写真左:海女乃島に貼ってあった安楽島温泉のポスター 写真右:海女乃島露天風呂

いせしまおうさつかいがん(伊勢志摩相差海岸)…三重県鳥羽市

伊勢志摩の相差海岸に湧く温泉で、どうも社宮司温泉というらしいがはっきりしない。
泉質はナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉らしい。

平成3年に第2回獅子の会が相差海岸で開催され、民宿旅館世古に宿泊した。この民宿が今でもあるのだろうかと調べてみたら、現在では花の小宿重兵衛という洒落た宿になっているようだが、これもはっきりしない。当時はまだ若かったこともあって、呑んだ酒の量で女将を驚愕させたものだった。

 
写真左:宴会料理 写真右:民宿旅館世古玄関にて

さかきばらおんせん(榊原温泉)…三重県津市榊原町

枕草子に言う「ななくりの湯」は榊原温泉であるとされ、平安時代には既に湯治場としての形が整っていたらしい。古くから伊勢神宮の湯垢離の地とされていて、伊勢の参拝客は参拝前にこの湯で斎戒沐浴するのがしきたりであった。
泉質はアルカリ性単純温泉。

平成25年、伊勢神宮の式年遷宮に合わせて、会社の仲間と伊勢参りをしたときに湯元榊原館に宿泊した。コンパニオンのお姐さんを呼んで、参拝前に精進落としのようなことをして、果たしてご利益はあったのだろうか。

ゆのやまおんせん(湯の山温泉)…三重県三重郡菰野町

湯の山温泉の開湯は養老年間と言われる。歴史ある温泉ではあるが、最近の温泉街同様廃墟と化したホテルも多く見られる。温泉街から200名山に数えられる御在所岳までロープウェイが運行されている。
泉質はアルカリ性単純温泉で、泉温が低いため加温している。

令和4年11月、湖東三山の紅葉を鑑賞してから、一山を越えて三重県に入り、湯の山温泉・寿亭で宿泊した。