鬼怒川温泉は、かつては箱根や熱海と並んで東京の奥座敷と呼ばれて賑わい、「傷は川治、火傷は滝(現在の鬼怒川温泉)」と称された。江戸時代からあった温泉で、日光の寺社領であったことから、日光詣帰りの諸大名や僧侶たちのみが利用した温泉だった。バブル崩壊後は、全国的に温泉街が経営不振に喘ぐのと同様、鬼怒川温泉も不振の代表格ともなってしまっている。
泉質はアルカリ性単純温泉である。昭和60年の会社の慰安旅行でつくば博に行ったが、そのときの宿泊が鬼怒川温泉のあさやだった。
平成16年には獅子の会の旅行でホテル山楽に宿泊した。部屋の窓から、向かいのホテルの露天風呂が見えたが、残念ながら誰も入っていなかった。その後ホテル山楽は、何処かの系列下に入ったとか廃業したとか聞いたが、定かではない。
写真:ホテル山楽で開催された獅子の会宴会那珂川流域に、昭和48年創業の南平台温泉ホテルと、隣接した入浴施設観音湯がある。この温泉を馬頭温泉と言うらしい。南平台温泉ホテルの宿泊客は観音湯への入浴が可能である。
泉質はアルカリ性単純温泉で、とろっと柔らかな美人の湯である。平成27年の獅子の会は、馬頭温泉・南平台温泉ホテルで開催され、併設の観音湯にも入浴した。体調を崩して欠席が続いていたヤノが久しぶりで参加してくれて嬉しかった。
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写真左:観音湯 写真中、右:南平台温泉ホテル内の風呂
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写真左:南平台温泉ホテル前にて 写真右:南平台温泉ホテルで開催された獅子の会宴会