鉛温泉は「花巻温泉郷」にある温泉のひとつで、豊沢川沿いに一軒宿の藤三旅館がある。開湯は約600年前とされ、天保12年(1841年)に藤三旅館が開業したとのことである。桂の木のたもとから湧出している温泉に白猿が浸かっていたところを発見したとされ、白猿の湯、桂の湯に由来の名が残る。白猿の湯は深さ1.25mと日本一深い自噴の岩風呂と言われている。
泉質はアルカリ性単純温泉である。大人の休日倶楽部パスで東北を旅行した際、二日目の宿を鉛温泉・藤三旅館にした。白猿の湯は混浴ということだが、女性専用の時間帯が設けられていれば、敢えて混浴の時間帯に入浴する女性はまずいない。一泊しただけであるが、館内の風呂にはすべて入浴してきた。
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写真左:藤三旅館 写真中、右:白猿の湯
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写真左:桂の湯 写真中:銀の湯 写真右:白糸の湯