獅子の会珍道中第12回獅子の会旅行会顛末記(於 八ヶ岳・大泉高原) |
平成15年6月16日(月)発行
発行者:久米昇 |
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第12回目を数えた獅子の会旅行会が、丹ちゃんと哲ちゃんの手配により、平成15年6月14、15両日、山梨県大泉村の八ヶ岳山麓大泉高原において開催されました。大泉村といえば、一時マスコミを賑わわせた白装束の集団が向かうのではないかと噂された所。そんな所に一癖も二癖もある獅子の会会員が集まったら…と、風雲急を告げる展開かとも思われたのでありますが、いつの間にやら白装束の噂も立ち消え、何事もなく開催の運びとなりました。 富山から電車でくるフナキを長野駅で迎えました。直江津からえらい時間かかったぜ…、とフナキのぼやくことぼやくこと。ハイハイ!ご苦労さんでした。禁煙車であるはずの私の車ではありますが、覚悟決めてきてますから、まアゆっくり一服お吸いくださいませ。 ホテル正午集合という約束に対し、我々は10分遅れで到着。東京方面からくる連中は八王子駅前で集合後、事故渋滞に巻き込まれたとかでまだ到着していません。いつもは馬券購入のため遅れてくることが多かったとっつぁんが、正午までには15分も間があるという時間に到着し、今年は一番乗り。もう待ちくたびれちゃったよ…と言いながら、もうすでにジョッキをひとつ空にしておりました。「この間スピードで捕まっちまってよ〜。ちょっとヤバイ状態なんでよ、余裕持って出てきちまったダヨ〜。」というのが真相でございます。 小雨に煙る美の森で躑躅見物。駐車場から展望台まで約7分、今年は妙に絶好調のとっつぁん、高所恐怖症であるはずのチュー、それに哲ちゃんを加えた3人がどんどん登っていくのに対し、残りの4人は青息吐息。山男を自認する私も、昼食時に飲んだ生酒が効いてきたのか、息切れ状態。結局先行した3人を迎えに登った私を除く3人が途中でリタイヤしてしまいました。
普通は上に行くほどモノの値段は上がるというのが相場ですが、駐車場付近の売店では300円だったソフトクリームが、展望台の売店では200円だったと、わずか100円のことながら、チューは本当に嬉しそうでした。頑張った甲斐があって良かったね。
美ノ森から清里北沢美術館に立ち寄り、ガラス工芸の美を堪能しました。 今年の会場は、哲ちゃんが勤務する大和ハウス系列の「八ヶ岳ロイヤルホテル」。今後各地のロイヤルホテルにお世話になるのでありますが、ここが最初であります。ホテルにチェックイン後、まず通されたのが会員制のカフェバー。小百合ちゃんにコーヒーとジュースの接待を受けました。さすが哲ちゃんの顔と、会員一同感謝でありました。
リゾートホテルだから温泉というわけにはいかないのだろうと思っていたら、案に相違して大泉温泉と銘打った成分表が掲示されていました。 宴会は比較的静かに始まりました。これは車の運転のため丹ちゃんが昼間からの酒を我慢していたためと思われます。ところが座った位置関係が悪かった。チュー、とっつぁん、丹ちゃんと、酒飲みグループが並んで座ってしまったことから(反対側に座ったフナキは、向こう側のグループに入りたそうだった)、酒量が上がるに連れて場の雰囲気が変わってきたのであります。チューがお酌のために席を立つと、後はいつもの通りの酒池肉林の世界となりました。やはり口火を切るのはチューということでありましょう。本当に貴重な存在であります。
いくら温泉とはいうものの、そこはリゾートホテルのこと、24時間入浴可能というわけにはまいりません。パンフレットに記載されていた入浴時間は、朝6:00〜。そのため、いつも5時前から起き出して朝風呂に入るチューと私は5時半にフナキに起こされるまで熟睡。他の会員の迷惑になることはありませんでした。 朝食をすませてから、息子と待ち合わせるというフナキは、甲斐大泉駅から小淵沢経由で新宿に向かい、とっつぁんも車で帰宅の途に就きました。残ったメンバーは幹事の計画通りにそば打ち体験館に向かったのですが、予約が入っているため飛び込みでの申し込みは受け付けられないとのこと。残念だなア…と言いながらも、昨夜からの飲み疲れ気味だった各会員の顔には安堵の色が浮かんでいました。
昨年のフナキで幹事は一巡し、現在二巡目以上に入ったことになります。順番からいくとシイノあたりがやる順番になるのでしょうが、欠席裁判というわけにもいかないだろうと、鬼怒川温泉なら懇意にしている宿があるという哲ちゃんに三度登場してもらうことになりました。 |