湯俣温泉
2002.9.22〜23
野湯月間3週目。北アルプスの山中、湯俣温泉まで行って来ました。同行者はかねてより計画を練っていたはねと、ダイエッターごろー。
11時過ぎ、大町は七倉ダムより出発。とりあえず行きはタクシーは使わないで、テクテク歩く。1時間後ようやく高瀬ダム下到着。
高瀬ダム
ロックフィルのつづらをテクテク登り、ダム湖到着。ここから湖畔の東京電力の道を進む。途中温泉の湧き出るトンネルなどあった。
湖が終わり、いよいよ高瀬川沿いを遡る。道は登山道になるが、整備してあって歩きやすい。16時過ぎ、晴嵐荘到着。
晴嵐荘へ
一人500円のテン場代を払い、テントと焚き火の準備をし、いよいよ温泉へ。
槍ヶ岳からの沢を渡る
湯俣川に到着
川原のアチコチから湯気がモウモウ。先客がアチコチで川に気持ちよさそうに浸かっている。すでに夕方、あたりは暗くなっているので、先人が作った手近な湯船を試す。ん、アチー!
上流に向かって右手より熱湯。左手から沢の水が混じっているのだが、うまく混じりあわないので、熱くなったり冷たかったり。スコップで加工するもうまくいかないので、先客が帰るのを見計らって、他力本願の湯。
他力本願の湯
いまいち深さが足りないが、転がれば肩まで浸かれたのでヨシとしよう。暗くなったので今日はこれにて。テン場に戻り晩飯。焚き火を熾し、キムチ鍋。酒をちびちびやるが、前夜の飲みが祟って皆ダウン。火が燃え尽きる前に寝てしまった。
翌朝、朝飯を食って再アタック。予報では雨っぽかったけど、まずまずの天気。
渡河中
今日は沢を渡り、天然記念物の墳湯丘へ。おお、キングスライム!
墳湯丘その1
墳湯丘その2
その2の裏の噴湯丘のこども
スライムまで戻って湯船製作開始。ブルーシートを囲い、墳湯丘から流れる熱々の源泉を引き込み、湯船完成。でも源泉が熱すぎて、なかなか入れないので、湯モミ+沢水の補給でなんとか適温へ。いっただきま〜す♪ いい湯だ。結構重労働だったのでビールが美味い。
スライムのまえにてブルーシートの湯
あまりのいい湯に1時間ほど浸かってしまった。それにしても濃いお湯だな。硫黄臭プンプンだし、お湯は真っ黒だし。
温泉でまったりしてしまったため、眠気を堪えながら帰途はつらかった。高瀬ダムからはタクシー(\1,890)使ってしまったし・・・