針ノ木大雪渓
2002.05.25

遊びまくった01〜02のスキーシーズンもようやく終了。最後はちち様と針ノ木大雪渓に行ってきた。

扇沢の駐車場を6時過ぎに出発。まずは雪渓手前の大沢小屋まで登山道+砂防ダムの作業道を歩く。思ったより早く、大沢小屋に到着。有名な「人想えば山恋し・・・」の碑はドコだ?


大沢小屋

雪渓には先行パーティーが5人ほど登っているのが見える。とりあえず小休止。


雪渓にて

さあ、ここから2時間半の登りだ。今回は軽量化を図ってオガサカの135cmのファンスキーにしたため、シール歩行をせず、つぼ足で登る。今朝は氷点下になったらしく、雪面はしっかりしていて歩きやすい。あっと言う間にちち様を千切り、先行パーティーに追いつく。振り向けば爺ヶ岳がドドンだった。


爺ヶ岳


先行パーティー

ちょうどこの辺りはデブリが溜まったところで、モコモコしていて歩きづらい。こりゃ、帰りが思いやられる。その先で沢は左手に巻いていき、ようやく目指す針ノ木峠が見えた。あまりちち様から離れるのも何だし、しばらく休憩。バナナを食べる。

ちち様が登ってきた。見ればアイゼン着けていた。そういやボクのアイゼンは一年前に買って以来一度も使ってないや。マヤクボ沢の出合でアイゼンを装着。


マヤクボ沢出合より針ノ木峠


マヤクボ沢

アイゼン歩行は思っていたより足が軽く、足が滑らないので全然疲労せずにサクサク登れた。前回の飯豊石転び沢でも使っていりゃよかったわ。シーズン終了時に気づく。


峠左手には美味しそうなバーンが

9時半過ぎ、峠到着。てっきり黒部湖が見えるのか思ったら、針ノ木岳に登らないと見えないそうだ。目の前には槍・穂高がニョッキニョキ。


槍・穂高方面

ちち様も上がってきたので、ビールで乾杯。昼飯にはまだ早いので、つまみにピーナツを食ってしばし休憩。


ちち様と

さあ、シーズンを締めくくる滑りを始めよう! 久々に履くオガサカはなんとも頼りないけど、峠直下の雪質はバッチリだったので、いざドロップイン!


ドロップイン

最初の数ターンは板の感触になれず、イマイチ。でもすぐに感覚が甦り、気持ちよ〜く、シュプールを描く。快感♪ 下からぞくぞく上がってきた人たちを縫って、サクサク降りていく。


ソリャー発見


ちち様

ちち様はフリートレックなので足がすぐにパンパンなっちゃてるみたい。2〜3ターンしては休憩をして、降りてくる。ボクは軽量化のしたおかげで足は元気元気♪ オガサカも若干跳ねるものの、ゲレンデのコブ斜面の要領でデブリ地帯もクリアし、あっというまに大沢小屋の下についてしまった。


これにてスキーシーズン終了!