生活委員会

 

生活委員会とは

学校生活の秩序を保ち、生活が決まり良くできるようにするとともに、

さらに望ましい校風を作るための奉仕活動をする委員会です。

活動はいたってシンプルで

毎朝の挨拶当番・女子ロッカー室当番、3つの日の仕事の3つを中心に行っています。

その他、現在は、生活ポスターコンクール、服装に関することなどを行っています。

 

〜挨拶〜

さて挨拶当番は委員が毎週行う当番です。

おそらく、生活委員会一番の仕事だと思います。

「挨拶」の、「挨」はおしのける、おす、つめよる、「拶」は近づく、迫る。

それはつまり、

自分の世界を開いて他人の世界に近づくということ・・・。心と心のふれあい・・・。

森副会長は身近な学友会にしたいと話していました。

生活委員会では挨拶当番などを通して

心のふれあいが出来て、よりよい生活が送れる

身近な学友会活動をしていきたいと思います。

 

                 朝の挨拶当番の様子

 

〜時・場・礼〜

この附中には3つの日というものが存在します。

「時を守る日」「場を清める日」「礼を尽くす日」の3つです。

「時を守る日」は2分前着席を心がけるように呼びかけ

「場を清める日」は廊下で走らないなど、廊下歩行に気をつけるように呼びかけています。

また「礼を尽くす日」では委員全員で挨拶をします。

つまり、日々の生活でやるべきことを強化してやっていくために活動します。

挨拶、時間を守ること、場を整える精神を磨いていきましょう。

 

〜企画:生活ポスターコンクール〜

現在、生活ポスターコンクールが行われています。

この活動ではポスターの製作段階において

生活における問題点を考えていくことを1番の目的としました。

しかし、製作段階における成果よりも、展示段階における成果のほうが大きくなりました。

当然ポスターの視覚効果による成果も期待していましたので

その点はよかったと思います。

しかし、PR不足でなかなか活動に力が入りにくくなってしまいました。

この場を借りてお詫びします。

現在のところ、ポスターコンクールは集計中ですが、

このページがでる頃には結果発表・表彰をしていきたいと思います。

このページでも写真は見られるようになっています。↓(写真)

〜特集:Yシャツの裾出しについての経過〜

 

「Yシャツの裾を入れてください」「名札をつけてください」「ボタン留めてください」

何気なく注意しているが、

しかし何故と思った方はいないでしょうか?

当然、社会でのマナー、気品をよくするためなど考えている人もいると思います。

しかし、その基準は人によって変わってくるものであり、

具体的にどのような服装をすべきか

学友全員で考えたことはありませんでした。

学友集会から始まった

この活動は

服装5原則にある「附中生らしさ」「気品」について考え

自分たちの服装について考えていこうという活動です。

ここでは今後についてのことなども併せて

過去の経過について振り返りたいと思います。

 

J学友集会(2002.7.17

(@)パネルディスカッション

・(むれて)暑い・(入れると真面目に見えて)ダサイから出した方がいい。

・しっかりした服装は気分もよくさせ、授業などへの態度をよくできる。式・集会や授業の時は必ず入れなきゃいけないのでは?

・(2つの意見を尊重させたとして)線引きによる、使い分けはどうか?

(A)フロアーの意見

・入れていることがすべてダサいことはない。

Yシャツを出している人を見ると、不快に思う人がいるし、服装でその人のイメージが変わる。

・出している人にいきなり出すなといっても無理だと思う

・自分で決めることだから出していていいと思う。

・出すのは1人1人の自由

     いけないと思う。もしYシャツの裾を出していると、不要物などをやめさせてもあやふやになってしまう。

     裾を出したいなら家でやった方がいいと思う。

・学校のマナーの最低限を理解していれば裾を入れる。

・シャツを出していると校風が変わってしまい、個人の自由はわがままだ。

ただ学校にしたがっているだけで、それこそ社会に出てからやっていけないと思う。

この学校ではまだ授業中Yシャツの裾を出すかどうかなど決定する域には達していないのでここで話し合うことではないと思う。

 

K委員会内(2002.7.18

次のテーマについて話し合ってもらいました。

〈気 品〉

・裾を出すのはだらしない。・授業への取り組みが悪い。・服装5原則を考えるべき

〈校 風〉

学校にあった服装をしなければ乱れるのでは?

〈自 由〉

・裾出しは自由じゃなくわがまま。・集団生活の中で個人の自由は制限されるもの

→・社会に出るときのマナーもある。・線引きはあやふやになる。

・入れようとして入れていくことが大事。

→生活委員会としてはYシャツを出さない方向に提案中

 

L現在

現在は本部で運営している目安箱の方にて

学友の意見を聞けるようにしています。

現在はこの活動についてはこれ以外行っていませんが

もう一度考える場を取りたいと思います。

詳しくはM今後についてをご覧ください。

投書は現在はまだあまり来ていません。多くの投書をお待ちしています。

新着の投書については、随時放送にて連絡したいと思います。

また、現在は裾は出さないということを、委員会では提案しているので

そのように、してください。

 

M今後について

今後は9月中旬にアンケートを配るか、学級討議を考えています。

そして発表会後に学友集会をもう一度開いていければ・・・と考えています。

また、10月からは服装も冬の服装に替わっていきます。

その為、裾を出すか、出さないかではなく、

服装はどうあるべきかなど、身だしなみ全般や、

気品などについて考えていくことになると思います。

一人一人、しっかりとした考えを持っていきましょう。

 

〜最後に〜

生活委員会とはどのようなものかわかってもらえたでしょうか?

決まりを守らせたり、注意ばっかりする委員会と考えてる人もいたと思います。

実際、呼びかける役だし、憎まれ役であるかもしれません。

しかし、僕が思う生活委員会とはよりよい学校生活を送るためのサポート役です。

そして、社会生活にも役立つことを身につけるためのサポートでもありたいと願います。

上述の「時・場・礼」のことや、気品、社会における多くのマナー、

これがあってこそ、いい学校生活が送れるはずです。

 

「あなたの一言が一日を変える」というキャッチフレーズのポスターがありました。

たった一つの言葉、たった一つの行動で

人の生活にいい影響を与えることが出来ます。

自分の一言で一人でも、一日を清々しく迎えさせられることが出来たなら

それは、とても嬉しいことであり、すばらしいことだと思います。

僕が挨拶当番こそ、生活委員会の1番の仕事だと書いたのはこのためです。

そして、委員自身挨拶を返してもらえたとき、嬉しい気持ちになっていると思います。

 

社会、学校生活における、重要なことはマナーを守ること、

そして、相手の気持ちを考え、互いによくしていけることだと思います。

このことについて学友に考えてもらえれば嬉しいです。

 

 

文責:生活委員会