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その9



2000.2.6

最近は身体とコンピューターのあいだの
コミュニケーションというかインターフェイスが
例えば指先に直接センサーのようなものを付けたり
あるいは人間に神経に直接届けるようなものも
考えられるようになってきた。
すでに製品化の一歩手前まできているようでもある。

ただ、筆者としてはそれが医療や福祉のためのもので
あったりすればしかたないとも思うが
あまり体や神経に直接触れてくるものは
なんとなく好きになれない。

ウェラブルコンピューターなんていうものも
最近は開発に向って進展しているようだけれど
最終的には相当小型化したり
軽量コンパクトになってもいくのだろうが
あまり歓迎するようなものでもない。

まあ、人間だから慣れというのもあるんだろうが
めがねや時計あたりが限界じゃないだろうか。
だからあの大きさのなかで
いろんなことが可能になっていけば
受入られる可能性もあるが
そうでもなければ普通は
携帯電話やモバイルくらいの大きさのなかで
いろいろ行える、、くらいがいいんじゃないかと思う。

人と機械のちょうど良い距離というものがやっぱりあるはずだ。


ところで、そうはいっても人と機械のインターフェイスは
もっと多様で多彩でいろんなやり方があってもいいことは間違いない。

音や音声で行うというのは最近いろいろあるが
もっと光を使ったインターフェイスというものは
ないだろうかと最近思う。
画像も光だが、画像の使い方なんかも
もっと多彩であっていいのじゃないか。

最近、パソコン用のプロジェクターを使う機会が多い。
で、あんなに大きなものじゃなくて
テーブルに座ったメンバーや
あるいはもっと小型で自分だけで使える、、
そう、液晶やテレビ風のディスプレーの替わりに
使えるものってもっと簡便なものでないだろうか。

パソコン本体から直接でもいいし
キーボードのうしろからや
あるいはもっと簡単にペンシルやマウスみたいな形をしたものを
机の上に置いて電気をいれると
前面の壁に画面が投影されたらいいんじゃないかと思う。

ついでにいえばキーボードだって
こんなごついものじゃなくて
同じようにペン型の投影機を
机の前に立てて電気をいれると
机の上にキーボードが映しだされて
そこにタイプするとちゃんと仕事になるというのが
あったら良いと思う。

そんなの無理だと言うかもしれないが
案外できそうな気もする。

メディアを入れたパソコン本体だけがあって
あとは人間のインターフェイスはすべて
別のものを使って光で表現して人の感覚とつないでいくなんて
結構かっこいいではないか。






2000.2.13

携帯電話がすでに国民の二人に一人は持っているんだとかで
いずれこれが一人一人の想像もつかないような
情報のやり取りの、もちろん、商取引きから
個人情報のやり取りまで、、の
プラットフォームになっていくことは間違いない。

番号まで特定できているんだから
これが国民総背番号の序曲であることもほぼ間違いない。


で、ここまで携帯電話が発展してくると
携帯電話そのものも
いろんな「形態」が出てきてもおかしくはない。

いまでも「モバイルツール」という形で
形態電話とはちと違う、、電子ノートというか
ザウルスみたいなものは出ていて、それなりに
結構売れてもいるんだろうが
、、じゃ、携帯電話はそれでカバーされると思ったら
それはきっと間違いなんだろう。

結果的に同じようなものになっていく可能性はあるが
きっとモバイルツールとは違う形で
つまりは携帯電話の延長というかたちで
新たな「EXTRA携帯電話」が登場してくるに違いない。

じゃ、いままでの「モバイルツール」と
「EXTRA携帯電話」の最大の違いは
何かといえば、それは「電話」ということになる。
つまり、人と人をつなぐということだ。

人と人をつなぐ、、これはネットワーク社会の
最大の特徴であって
「モバイルツール」がいくら高機能になっていっても
人と人をつなぐ、、つまりはコミュニケーションツールに
ならなければいくら機能が高まっていっても
「モバイルツール」どまりである。


最近は携帯電話用にいろんなサービスやコンテンツが
付加できるようになってきていて
これは今後とんでもない勢いで量と質を高めていくに違いない。


で、「EXTRA携帯電話」に必ず必要になっていく機能は
なんだろうか。

逆に言えば今の携帯電話や「モバイルツール」にはないものは
なにか。


電話が場所と場所をつなぐものであったのだし
携帯電話が人と人をつなぐものになったのだから
「EXTRA携帯電話」はなにかとなにかをつなぐ、
あるいは点と点を結ぶ線から面への広がり、
あるいは点をつなぎながら
次のステップを提示できるものになっていきだろう。


ところで携帯電話には
声を送るという電話としてのやり方と
情報をパケットにして送るという情報のやり取りの仕方の
二つのやり方ができる。
このあたりも次の「EXTRA携帯電話」を想像する上で重要な
ファクターになっていくだろう。


最終的には「つながること」でなにが起きるのかを
考える必要がある。
携帯電話がインターネットとつながることはそれ自身がすでに
「膨大な知識」とつながることを意味している。

個人間がつながり「膨大な知識」ともつながる、、。
そこからなにがおきるのか、、、

今のところそれは主に受け手としての
使い方しか注目されていないが
これからは発信者としての使い方も
重要になっていくだろう。

能動的な発信までしなくとも
ある情報を持っている人間として
そこに情報を置いておきさえすれば
「自動的に情報側からアクセスされて」
集合し、それがなんらかの「力」をはっすることに
なっていくはずだ。

とりあえずは女子高校生なんか向けの
商品のマーケティングにはすぐ使える手法になっていく。

一定の電話料金かなんかを無料か補助してくれる替わりに
商品のマーケティング情報を適時流してもらう。
うまく使えば(いやもうやっているかもね)
クチコミの媒体としても使えるようになっていくだろう。

ところで話しは変るが
携帯電話の形と、こんどソニーから発売された
「スマートメディアウォークマン」が
なかなか似ているように思う。

あそこまでいけばそれぞれがまとまって一つになるのも
時間の問題であるような気がする。



2000.2.20

先週の「EXTRA携帯電話」について

「能動的な発信までしなくとも
ある情報を持っている人間として
そこに情報を置いておきさえすれば
「自動的に情報側からアクセスされて」
集合し、それがなんらかの「力」をはっすることに
なっていくはずだ。」

てなことを書いたのだが、実際にはどんなことだろうかと
聞かれたのでちょっと触れてみたい。

今週のテレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」でも
携帯電話を使って旅行パッケージの商品間発に
携帯電話を使ってアンケートをとっている例が紹介されていた。
先週も

「とりあえずは女子高校生なんか向けの
商品のマーケティングにはすぐ使える手法になっていく。
一定の電話料金かなんかを無料か補助してくれる替わりに
商品のマーケティング情報を適時流してもらう。
うまく使えば(いやもうやっているかもね)
クチコミの媒体としても使えるようになっていくだろう。」

と書いたようにマーケティングにはすぐ有効な手段に
なっていくだろう。

ただし、そんな使い方以上のことができてもいくだろうと思う。

「ホームサーバー」という言葉がある。
いずれ、各家庭にもインターネットに接続されたサーバーがおかれ、
外部と情報のやり取りをするというものだ。
たぶん「家庭用ネット端末」がそういうものにもなっていくのだろう。
最近話題になっている「ドリームキャスト」や「プレイステーション2」
などの「ゲーム端末」が、そういう家庭における
「ネット端末」「ホームサーバー」になっていく可能性は
ここのところの様子を見ていると間違いないだろうと思える。


ただし「ネット端末」「ホームサーバー」以外に
大穴とも言えるのじゃないかと思えるのが
「EXTRA携帯電話」だ。

これは「ホームサーバー」どころか「パーソナルサーバー」に
なりうる可能性さえある。

ネットワーク上から情報を取得したり
仲間とネットワーク上で情報のやり取りをするための
「EXTRA携帯電話型ネット端末」
、、だけではなく、、
「パーソナルサーバー」としての使い方というものがあるんじゃないかと思う。
どんなものか、、。

「コンシューマーウィンドウ」という言葉もある。
あまり一般的にはなっている言葉じゃないが
one to oneマーケティングなんかをウェブ上で語るときには
その道具の一つといってもいい言葉だ。
簡単に言えば
パソコンやインターネット接続料金などを無料や安価に
してもらうことと引き換えに自らの情報を公開し
メーカーや販売店などからのなんらかの
売り込みや情報の流れこみを受け入れることを承諾する、、
そういう個人情報とそこへの売り込みを引き換える仕組み、、
と言ってみればいいか、、。

こういう仕組みをメーカーそのものがはじめるか、
あるいは、中間業者がはじめるか。は定かではないし
、、、すでにこういった仕組みは様々な形で行われはじめてもいる。
  (はしりはあの「ハイパーネット」だったと思う。
    世界に通用するアイディアだったのに
     あんな結果になってしまったのは惜しいことだ。)

で、この「コンシューマーウィンドウ」では
家庭のもつ様々な情報をなんらかの見返りと引き換えに
情報として渡すことになるのだが、
いずれこういうやり方が進化していくと
どんなことが起きてくるのか。

例えば「ホームサーバー」に家庭のもつ様々な情報を載せておく。
どんな情報でも良い。
何人家族か、年はそれぞれいくつか、
年収はいくらか、子供はどんなことやものが好きか、
それぞれの趣味はなにか、最近買った家電はなにか、
次はなにが欲しいか、それはいつ買ったのか、
なんらかの見返りと引き換えにその「ホームサーバー」に
アクセスすることができる企業や中間業者は
そういう情報がたくさん集まったネットワーク上から
自らの製品やサービスを購入してくれそうな家庭に
ダイレクトに商売を持ち掛けることができる。

購入してから三年以上たつ洗濯機を持っていて
次に購入したい家電が洗濯機、、だという家庭にダイレクトに
○○○製の洗濯機を薦めることができる、、というわけだ。
まあ、その時に顧客の欲しいものや「こと」を正しく提案できる
人はたぶんメーカーではなく新しい時代の中間業者たる
「パッケージャー」になっていくのだろうが
まあ、その話しはこんどにするとして

ともかく、そんなことさえできるようになる。
「ホームサーバー」を訪問して情報を取得してくるのは
検索エンジンの訪問ロボットがもっと発展したもの、、
つまりは「エージェント」になっていくのだろう。

さて、しかしここには一つ問題があって
「ホームサーバー」に新鮮で正確な情報を
簡単に載せることができなければならない。
取得する立場から言えば常に「正確で新鮮な情報」が掲載されて
いなければ意味がない。

「ホームサーバー」やあるいはインターネットの技術からすれば
まあ、「情報の取得」はそんなに難しい話しでもないだろうが、
でももっとそれが高度になっていくことができるとすれば
それこそ
「パーソナルサーバー」として機能する
「EXTRA携帯電話」「EXTRA携帯電話型ネット端末」
になるだろう。

「EXTRA携帯電話」に前述のような個人の情報を格納していく。
それを定期的に「エージェント」が取得していく。

取得していった情報によってその個人あてに
メーカーやパッケージャーから製品やサービスの情報がとどく、、、。

いずれはそんなことが起きてくるにちがいない。


今のように「なんらかのメリットの引き換えに情報を流す、、」
のではなく
むしろ積極的に情報を公開することによって
外部からの情報の流れ込みを受けいれ、生活に役立てようと
する考え方も出てくるだろう。
インターネットへの接続費のようなものじゃない形の
「メリット」はどんな形にでも変わって出てくる可能性はある。


個人の情報なんてそんなに簡単に公開できない、、という意見もあるだろうが
ま、たしかにそういうことに神経質になる人も多いだろう。
どちらもありえるしどちらが悪いやり方でもないと思う。
要はそのどちらかを選択する権利は守っていかなければならない。

そういう意味では
携帯電話が普及することは「国民総背番号」時代の幕開けだと先週、書いたが、
情報にアクセスする権利は個人個人がそれぞれに持っているべきものだ、、
ということだけは守られていかなくてはならないだろう。



2000.2.27

知り合いの家は国道沿いにたっているのだが
大型のトラックなんかが昼夜とわず
家の前を猛烈な勢いでたくさん通る。

で、家の隣がこれまたトラックターミナルときているから
トラックがたくさん仮眠のために
駐車している。

そこまではいいのだが
そのトラックターミナルでは
仮眠を取るドライバーは
冬になると自分のトラックのエンジンを動かしたままで
ヒーターをつけて仮眠を取る。

仮眠室というのがあるようなのだが
ドライバーにとっては自分のトラックは
自分の城みたいなものだから
仮眠も自分のトラックのなかで取る、というのが
やはり心理らしい。

で、この仮眠中のエンジンを回しっぱなし、、
ヒーターをかけっぱなし、、というのは
当然のことだが
省エネのためには良い話しではないし
排ガスからくる大気汚染からいってもいいことではない。
もちろん近所の家からしても音や排気ガスの
問題は深刻な問題だ。

かといって、トラックのドライバーからしても
自分の車で仮眠をとりたいという気持ちも
わからないではないし
エンジンを止めればヒーターも効かず
寒いことは当然でもある。

で、ここまで書けばわかると思うが、
こういうトラックドライバーのために
できることやアイディアはいくつもある。

例えば貸し毛布は当然あるアイディアだろうし
それが貸し電気毛布だったら尚のこと良い。

そうすればトラックターミナルの駐車場所に
電気を貸すことができるポストが必要になる。
これももちろんあればいいのだが、


ここまでくればトラックそのものに外部から電気を
供給することのできる「インターフェイス」というか
「コンセント」も必要になるだろう。

だったら、もう一歩進めて
外部電源からヒーターを動かすことができる
エンジンと電気の連動ヒーターもあればいい。
それだったら普通の毛布でいいだろうし
もちろん室内コンセントと外部供給コンセントが
つながっていて電気も入ってくるから
貸し電気毛布も使えれば尚良いではないか。

であれば、室内に置いた電気ポットやテレビやラジカセ(いや今はDVDか)
なんかもエンジンを止めたまま使えるではないか。

ここまでくれば更に夢は広がる。
インターネットや外部の情報とつなげて天気や交通情報も
入るようにすればいいし、
もっとリアルな「予定時間に起すサービス」とか

、、まあ、そんなものはとっくに解決してもいるんだろうが、、、
まあ、そんなことはいろいろ考えられる。





2000.3.5

ここのところ電車に乗る機会が多い。

いままであまり電車にのる機会はなくて
もともと電車に乗ること自身があまり好きじゃなかったから
遠方でも車でいくことが多かった。
でも時間の制約や長距離を移動するということになると
どうしても電車で移動することになる。

で、遠方になればなるほど
あたり前の話しだが「乗り換え」も増える。

あまり電車にのる事もなかったから
時刻表もみる機会なんていままであまりなくて
そんなわけで
ここのところ時刻表を眺める機会がやたらと増えた。

ところがこれがなんと見にくく、わかりにくいことか。

旅さきで時刻表をみたり、電車のなかで時刻表をみたりするのは
結構しんどい作業なのだ。
特にビジネスで電車に乗る場合は
時刻表を眺めて時間のやりとりを考えている暇があれば
自分の仕事を電車のなかで考えたいものだ。


もともと紙媒体に書かれた情報だから
ページとページの間に関連性を
待たせることはたしかに難しいのだが
それにしてももっと情報間に
関連性を持たせることはできないのだろうか。

これがデジタル化されていれば
例えばSGMLやXMLなどのフォーマットで書かれていれば
きっと情報と情報に関連性を持たせることが可能になるだろうと思う。

まあ、きっと、いずれは電子媒体の発展によって
そんなことも可能になっていくのだろうが
とりあえずあの「時刻表」をうまく使う方法はないのだろうか。



例えば「しおり」「マーク」「鉛筆」の使いかた一つで
それもなんとかなるかもしれない。

この電車を使ってここまで行って、
そこでこの電車に乗り換えて、ここまでいく、、。
またそこではこの電車に乗り換えて、、。

そんなことが時刻表を使ってそこにしおりなどをうまく使って
すぐにわかるようにできれば良いと思う。

とりあえずはタックを使ってこの旅に
必要なページをわかるようにして
詳しい情報をそこに書き込んでいくというのが
一番使いやすそうではあるので
時刻表にタックをサービスでつけてくれれば便利なのに、、
と思う。


で、もっと言えば、紙か布か紐でできていて
両端がタックのように粘着性のものが
ついた長い紐状のもので
情報と情報をつなぐというのはどうだろうか。

まさしく「リンク」なのだが、
こういうことは結構「時刻表」以外にも使えるのじゃないか。

もっと発展させれば
長さの決った「タック」状のものではなくて
字を間違った時に修正する「ホワイトリボン」のようなもので
情報の部分と部分をつなげて行けばいい。
鉛筆でその替わりをさせてもいのだが
ページをまたぐときにわかりにくくなるので
できれば物理的な紐とかテープとかで代用できれば良いと思う。
ボールペン状のものの先からタック性のある
テープのようなものが出てきて必要な情報の場所に貼り付ける。
で、ずるずると引き出してきて
またほかのページの情報の場所に
貼り付けて、テープをパチっと切断する。
情報と情報のあいだには紐やテープ状のものが
つながれていくというわけである。

こういうようにいままで紙などに書かれた情報は
なかなか情報に関連性をもたせたりすることで
付加価値を高めていくことが難しかったし
そういうものはデジタル化によってはじめて可能になる、、
みたいに言われていたし
またそんなことも考えてもいなかった。
あったとしてもインクの色で情報に意味を持たせるとか、
そんなものくらいか。

システム手帳とか、フォルダーとか、タックとか
そんなものもあるのだが
もっとうまく情報に関連性や意味づけができる
道具ややり方、というのもあっていいのじゃないかと思う。

で、ここにはまだまだおもしろそうなアイディアは
いろいろでてきそうではある。




2000.3.12


友人からよく笑われるのだが
郊外のレストランのレジに併設された
子供用のおもちゃ売り場や
高速道路の売店なんかで
売られている簡単なおもちゃやアイディア商品みたいなものを
見ているのが筆者は好きである。
どこかの子供達と混じってそんなおもちゃや商品を
奪い合うようにしていじったり見ている筆者は
後ろから見ていると結構あぶなそうな大人に見えるようで
友人たちからの失笑を買っている。


で、特に最近、そんな商品を見ていて思うのは
音や光、特には「音」なのだが
そういうものを扱う「デバイス」が
すばらしく安く、上手に商品の中に使われていることがわかり
感激すらしてしまう。

自分の出す声や音を取り込むことができるデバイスや
あるいはなんらかの音や声が人工的になかに蓄積されている
デバイスを、数百円の商品のなかに使っているのだ。

そのうちには(いやもしかしたらもうあるのかもしれないが)
映像を扱うデバイスも非常の安価で使いやすいものとして
使われはじめるだろうと思う。



で、こういう「安価で高性能なデバイス」、とくに
使う側が自分でなかを書き換えたり情報を入れたりするような
デバイスがますます高度で安価になっていくと
結果的には家電やおもちゃなんかが
どんどん簡単に出来てしまうようになるだろうなあ、と思えてくる。

今でさえ、コンピューター、とくにはデスクトップ型のものは
モジュール部品の組み合わせでだいたいのものは出来てしう。
商品の付加価値をつけるのは
それこそ部品とコンテンツやソフトの「組み合わせの妙」ですることになる。

最近市場に登場する「商品」は
モジュール化した部品、デバイスや標準化した部品、の
「組み合わせ」になっていく。
今後はますますそういう「やり方」になっていくだろう。

そういったものに使う「デバイス」は大手メーカーが
自社の製品なんかに使うために作らざるを得ないだろうし
ちょっと古くなり性能的に一級でなくなったものも
設備等の消却をするために作って販売は続けることになる。

こういったことが起きてくると
ちょっと古いデバイスを使って
おもちゃやアイディア商品やそんな延長の家電なんかを
簡単に自分らで作ってしまおうという動きが出てきても
なんら不思議な話しではない。
個人で作るデスクトップパソコンの延長みたいな感じでだ。

考えてみれば、家電でなくても、
モジュール化や標準化していく部品を組み合わせることによって
例えば「布」「ファスナー」を組み合わせて
一人一人に向けた服もできるわけだし
「壁材」や「規格木材料」「住宅用部材」を組み合わせて
住宅だってできているわけだ。

これからはそういう「ものづくり」のやり方が
可能になっていくに違いない。


郊外型の建材なんかを売っているようなお店が
たくさんあるが
これからは「標準デバイス」を供給するような
お店もどんどん出現してくるに違いない。
どんな町も「ミニ秋葉原」みたいなお店があるものだが
これももっと考え方を進めて
「自分で欲しいものを簡単に作り上げてしまうことができる部品屋さん」に
進化していくことだって考えられる。




2000.3.19

最近は家電も充電式のものが増えてきていて
以前ほどケーブルの取り回しが大変
ということもないと思うが
それでも、圧倒的に家電は電源ケーブルが必要なものが多い。
常にケーブルでつながっているような家電は
いつも使っているということだから
「壁きわ」に置かれていることが多い。
、だから、ケーブルも壁にそって接続されているから
そうは問題ないことが多いが
そんなにしょっちゅう使っているわけではないものは
ケーブルが邪魔になっていくことって多い。


で、その電源ケーブルだけれど
腰が強いと邪魔になることが多い、と思う。
ある程度腰が弱くて床にペタリと沿ってしまうくらい
弱いほうが良いと思う。
90度に曲げてもそのままになっていて
もどってきたり床から持ち上がってこないように
なれば使い易くて重宝すると思うのだけれど
いまのところ電源ケーブルは腰が強いものが
圧倒的に多い。

できれば、引っ張ると腰が強くなって
縮めると腰が弱くなるようなケーブルになっていれば
なおのこと良いと思う。
必要に応じてケーブルを引っ張って腰を強くして
空中をまっすぐ渡すことができたり
逆に、縮めて腰を弱くして壁に沿わせたり90度に曲げたり
、、そんなことができると良いと思った。

で、結局、面白いと思うのは
腰の強さや弱さを調整することができれば
いろんなものに応用がきくのではないかということだ。
紙でも布でも紐でも
あるいはプラスティックでも金属でも
ちょっとひねったり伸ばしたりすることで
硬度、というか、腰の強弱を調整できれば
いろんなものに応用が効く。

プラスティックも金属もそのものは結構硬いものだし
紙でも布でも紐などの繊維もミクロ的にみれば
硬いものであって
それをどう「織る」かで腰の強さも変わってくる。
その織りかたをうまく可変できればきっと
腰の強さも可変できるのじゃないかと思う。
これはきっとプラスティックでも金属でも
同じことが言えると思う。

「織る」といっても本当に布を織る、ということだけじゃなくて
仕組みというか構造的な形の発想でそれは可能になる可能性はある。

例えば「ジャバラ」、に同じようなことが言える。

ホットドックの店なんかで
飲み物を頼むと必ずストローがついてくるが
このストローには途中にジャバラ部がついている。
買った人はこの部分で折り曲げて
好きな方向に飲み口を曲げて飲む、というわけなんだけれど
このジャバラ部分は伸ばしたり縮めたりする
だけで、「腰」の強さを調整できる。
同時に曲げ半径までも変えることができる。

要するにこういう仕組みで強弱を変えたりすることができると
いろんなものに応用ができる。

布だってそんなふうに硬さや柔らかさを
変えることができたらいろんな応用が広がるに違いない。
衣服だって面白いものができるんじゃないかと思う。


ところでそういう「腰の強さ」だけれど
無闇に硬かったり柔らかかったりすると
問題もあるわけで
例えば、柔軟性がありながら
曲げたりしたらその姿勢を保ってくれるようでないと
いけないこともある。
たとえば、ストーブに灯油を注いだりする時、
今はファンストーブが多いからだいたいはタンクを
はずして外の大きなタンクのところへ持っていき、
灯油を入れたりすることが多いのかもしれないが
昔からあるやかんを上に載せたりするタイプのストーブなんかは
20L入りのポリ容器から移しかえることも多い。
ほかにもポリ容器からの移しかえが必要な
作業というのは思いのほか多い。
で、こういう場合、
ポリ容器を抱えて斜めにして
透明なノズルを給油口に差し込んで灯油を
流し込む、、というやり方が多いように思うのだが
この「透明なノズル」の腰の強さが結構問題が多い。
なまじ腰があるからちょっとでも差込口からはずれると
跳ね上がってしまい、あたりは大変なことになる

だからこの透明なノズルの硬度や柔軟性を変えることができれば
良いと思う。

まあ、これは針金を一本、ノズルに括り付けておくだけでも
結構使えるはずなんだが、、。

ところでもう一つ、
その「給油」という行為なんだけれど
「給油」に限らず、いろんな液体を小さな穴に
注ぎ込む、という行為は結構難しいことが多い。
「じょうご」というものもそのためにあるんだろうに
そのわりには使われていないような気もする。
液体の種類がいろいろあったり
飲むことができるものとできないものでは
同じじょうごを使うわけにはいかないのだろうが
とりあえずなんにでも使えるじょうごがあれば良いと思う。
で、じょうごの注ぎ口と上部の径というか
大きさを変えることができれば良いと思う。
特に上部の大きさは
ただむやみに大きく広がっていればいいというものでもないはずで
★型の断面にして自在に径が絞れるようにしたらどうだろう。
また、下の注ぎ込もうとしているものにうまく固定する方法が
ついていれば尚良いし、
あるいは逆に注ごうとする道具側に固定できても良い。




2000.3.26

以前コンビニストアの弁当はたしかに便利ではあるが
すべてがパックされていて
漬物なんかもいっしょに暖まってしまうのは
なんとかならないか、ということを書いた。
さすが調味料なんかは別パックになっていて
それだけはずしてから暖めて
暖めおわったらその調味料をまた袋に入れ直す、という
行為にはなっているんだけれど
そこまでやるんだったら漬物くらいも別の
パックにして暖まらないようにして
あとでいっしょにするくらいのことはできるんじゃないだろうか。

それとも以前書いたように
いつもの弁当パックのなかで
暖まってはこまる部分だけ電子レンジの電磁波が
あたらないようにすればいいわけで
金属箔かなんかでパックされた領域をつくっておけば
いいんじゃないかと思う。

で、これはほかにも同じようなことは言えると思う。
最近感じたのはハンバーガーだ。

せっかく暖まったハンバーガーでも
全部同じように暖まってしまっては困るわけで
得にレタスなんかは暖まってほしくない。
暖まった部分と冷たい部分があっていっしょに
口のなかに入るのがいいわけである。

で、ハンバーガーの場合、
暖めてしまう部分と暖めない部分を別の袋に
パッケージする。
電子レンジで暖める部分だけ暖めて
そのあと、いっしょに積み重ねて食べる。

ただしコンビニの商品だから
積み重ねる時に手が汚れてはいけない。

まあ、これはパッケージのやり方でなんとでもなるだろう。
ちょうど、おにぎりがいろんなパッケージの
やり方で出てきているように。

それともやはり、金属箔のようなもので
包んだ部分は暖まらないようにする方法はある。

すべて積み重ねたハンバーガーではあるのだが
暖まってほしくない部分、レタスとかの
両側は金属箔のようなもので挟んでおく。

電子レンジに入れて暖めてもそこだけは暖まらない
で電子レンジから取り出した後は
金属箔の部分は「引き抜いて」しまう。
最近見かけなくなった「コンビニおにぎり」の
初期バージョン、でそんなのがあった。
お米とのりの間にいれたフィルムが引き抜けるように
なっている、あのタイプだ。

あのおにぎりほどの「引き抜き」作業でなくても
軽く取り除くような感じでその金属箔の部分は
はずすことはできると思う。

ともかく、
これから利便性が高まっていくということは
ある意味では最適化をやめて
最大化や最大公約数を追い求めることになる。
お弁当のパッケージなんてのはその最たるもので
考えてみれば自分の好きなものがすべて細々と
選べるわけではなく
お仕着せのものを少量づつパックしてあるに過ぎない。
たしかにすべてをオーダーメードで選べるように
するわけにもいかないこともたしかなのだが

コンビニのおでん、のようにその場で複数の選択肢を持たせることも
これからは重要なことになっていくだろう。
だれかがこの前言っていたが
一番の「贅沢」は選択肢がいくつもあること、かもしれない。

案外、これからコンビニのお弁当も
ホテルの朝食のバイキングみたいな
基本的な部品がそこにたくさん置かれていて
お客はそこから選ぶ方式、なんてのも
ありえるかもしれない。

町のお惣菜屋さんのあののりである。

コンビニにも少量パックしたお惣菜風の商品も
ないわけじゃない。

あれがもっと少量で魅力ある商品「群」になっていって
なおかつ、暖まったり冷たかったり、
そしてこれが大事だと思うのだが
味付けもあとから自分の好みで変える「選択肢」も
あればこれはうれしい。
そういうものがあれば良いのにと思う。
コンビニのちょっと濃い目の味付けに少々うんざりしているのは
筆者だけか。






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