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その30



2005.1.9

あけましておめでとうございます。

今年は暖冬だ、といわれていたはずで
雪だってそうは降らないとたかをくくっていたのだが
筆者の住む県もふくめ
中部地方の県の少なからぬ地域が
年末から年始にかけて雪にたたられた。

ここのところ暖冬の影響もあって
お客さんの入りが悪くて大変だった
スキー場も一息ついたことだろう。

それにしても
雪が降ると生活にいろいろな影響は出て
難儀することになる。

普段は雪などめったに降らない地域の人々は
大変だろう。

特に外出することが仕事に関係している場合には
雪が降っても仕事をしないわけにいかないから
とても大変だ。

とりあえず雪にはなれている筆者も
やはり状況によっては難儀する。

今年は忘年会などにもかさなったから
とりあえずそれなりにおしゃれな靴を履いて
いこうと思ったが
今年は道が雪ですべることもあって
トレーニングシューズみたいな
雪に強い靴を履いていかざるを得なかった。

まあ、しょうがない、と思いつつ

とりあえず底が真平らなおしゃれな靴でも
底に滑り止めを貼るようなことで
滑らないようにすることができたら良いと思った。

仕事中でももし雪が降ってきたり
雪のあるようなところに
いかなくてはならない場合に
コンビニストアなどで
滑り止めの張り付くフィルムなどが
販売されていると便利だと思う。

それと、、

もともと防寒具の
ジャンバーとかオーバーとかコートなんかは
寒さに耐えるためにできているわけで

降ってくる雪をよけるようにはできていない。
雨と雪もそれをよけるためには
傘などが必要になる。

しかし冬の外出に片手がふさがる傘を持つことは
大変であるし
コートの上にあらためてカッパを羽織るのも
大変である。

であるなら
コートの上に、それも肩の上だけに乗っけて
雪を下におとしてしまうような
当然デザインもうまくされているような
簡易カッパがあると良いと思う。

だいたい雪で一番困るのは
肩と頭のうえに雪が積もることなのだ。

本当は昔の「防空頭巾」のような形状が
一番良いだろうと思うが
まさかそのままではあまりに格好が悪いから
コートやジャンパーに
うまく組み合わせることができる
格好の良いウェアがあれば良いと思うのだ。

雪が止んだら小さくして
ポケットに入るくらいになれば
なお良い、と思う。

雪が降るのはそう毎日のことではないけれど
いったん降ってしまうと
困ることはたくさんある。
そのわりに「対策」はされていないようにも思う。

人だけでなく
例えば車や家の雪対策もできたら良いなあ、と
思うようなことはたくさんある。

寒い冬ではあるけれど
そんなアイディアをいろいろ考えてみるのも
面白いと思うのだけれどなあ、

追伸
この話を友人にしたら
先日東急ハンズに行ったら
靴の底に貼り付ける滑り止めのような
機能を果たすものがあったと聞いた。

他にもネット状のようなすべり止め機能がついた
部品を靴に縛り付けれるようなものもあったらしい。

いろいろあるものだ。

で、とりあえず
緊急の場合にできる滑り止めのアイディアとして
いらなくなった大き目の靴下の中に砂や砂利を少々いれて
靴のままその靴下を履いてしまう、というのはどうか。

もっと簡単なアイディアとしては
いらなくなった手ぬぐいやタオルを
靴のつま先の部分を中心にして
上から縛るというのも有効そうだ。

どちらにしてもなんとなく効力がありそうな気が
するということで実際はわからない、ので
実際にやってみる場合は慎重にね。


2005.1.16

先日の工業系新聞に
工作機械メーカーが
大阪大学と組んで
工作機械の筐体を構成する素材の開発を
行っていくという話が載っていた。

金属素材なのだがそのなかに
ハスのレンコンのように
方向性のある穴が開いている素材だという。

半年ほど前のある雑誌に
そこそこ詳しく写真などが
載っていたのをみたが
レンコンというよりは
もっと小さく長い独立気泡が
たくさんあいているという感じだ。

制振性や吸音性や放熱性や
強度が重量にくらべて高い点や
などなどから
工作機械に使うということらしいが、
その他にも
人工骨や人工歯根など
あるいはヒートシンクや
水に浮かべる用途、なども
考えているらしい。

最近は金属にもいろいろな特性を
実現する研究が進んでいて
なかなか面白いと思う。

金属についてはまあ、そんなことだろうと思う一方で

このレンコン型金属を見ていると
面白いことに気が付く

当然ながら
金属の方向によって
強度も異なるだろうし
曲がり方なども異なるだろう。

金属の性質に方向性を持たせる、というか、
そんなことも昔から
繊維を含ませた金属だとか
金属機能に異なる性格をじょじょに
持たせた「傾斜機能素材」だとかいったもので
実現がはじまっている。

もともと金属に限らず
素材に方向性を持たせる、というのは
結果的にそうなったのか
目的をもって作ったのかは別として
なかなか面白い可能性はあると思う。

例えば新聞紙も破れ方に方向性があるが
スクラップブックを作るために
破りとったりする場合に
あの破れ易さの方向性は役にたったりする。
まあ、新聞記事の載っている場所によっては
破れにくい場合もあるけれど、、。

破れ易さということでは
かに風味のかまぼこや
縦に裂けるチーズ、のようなものも
方向によって機能に違いを持たせたものだとも
いえる。

ほかにもいろいろ機能に方向性がある素材が
いろいろ出てきたらいいと思う。

ゴムでも方向によって曲がりやすさに違いがあるゴム
なんてのもいろいろに利用方法がありそうだ。

あるいはゴムなんかは
織り方で伸びやすさに違いを生むやり方が
あたりまえになっているが
ゴムそのものに
伸びやすさの方向性を持たせられたらいい。

髪の毛は
表面にキューティクルがあることで
髪の「滑りやすさ」に方向性がある。

布のなかにも表面に細かな毛が植毛されていて
その生え方に方向性があることから
布の機能、例えば滑りかたなどの方向性も
あるものもある。




熱を伝える方向に違いがある金属や塗装、というのは
どこかで聞いたが、

電波の放射方向に違いがあるというのもあれば便利だろう。

あるいは金属ではなく布とか繊維とかでも面白い。
例えば布団をかける方向、表にするか裏にするかで
温度管理ができるようになっても面白い。

見る方向によって色が変わって見える塗装、というのも
最近有名だし、

偏向板のように光の通る方向に
違いがあるものもあるのだから
もっといろんな方向によっての違いもあると思う。

この色や光などはそれらの「組み合わせ」によって
もっと複雑な表現ができる可能性もある。

で、これらの方向性だが
直交方向に機能の違いを持たせるというのが
一般的だろうが
任意の方向に機能を変化させる、というのが
最後には一番重要になるだろう。
いまあげた機能がすべて任意の方向に
コントロールできたら
使って便利なことも
いろいろ出てくるに違いない。

ちょっと機能に方向性を持たせるというのとは
異なるが
紙に曲げやすさや癖の付けやすい性質をもつものが
あれば便利だ。

本を読んでいてどうしても中綴じの真中は
紙の閉じようとする癖から読みにくいものだが
あれがちゃんと開く癖がつけば読書は便利になる。


2005.1.23

先週最後のほうに書いた
書籍を広げると
どうしても閉じようとする癖が
本自体にあるから
閉じないようにするために
紙や本自体に癖がつけば良いと書いたが、

偶然だが
今週、新聞を読んでいたら
ある企業が
背表紙の形状や
背を止める接着剤の工夫によって
閉じずにちゃんと開いた状態になる
製本の技術で特許をとったところがあると
書いてあった。
今後、需要が増えることを見越して
工場も増築するのだという。

たった、本が閉じる癖を無くす
本を開いた状態にできるアイディアを
形にしただけで、
でもそれに気が付いて実現する方法を
編み出すだけで
もしかしたら新たな創業にも
結びつく良い例だと思う。

もともと本を読んでいて
手で広げていないと
自然に閉じてしまうかページが
動いてしまうのが普通だから

そういうこと自身が「面倒」とか
「わずらわしい」とか
だれもが経験しているはずなわけで
そんなちょっとの経験から
アイディアとかビジネスとかは
生まれていくのだと思う。

いずれにしても
古来から行われている「読書」という
行為のなかにも
もっと工夫があっても良いということだ。

ところで
本を読んでいるときでも
仕事をしているときでも
ペンで紙に書き付ける、という行為は
日常的に行われる行為だ。

で、である。

自分が書いた文字や絵やちょっとしたコメントや
そんなものがいつ書かれたものなのか、
それを知ることはなかなか大変な作業だ。

机の上に散乱する自分が書いたメモが一体いつ
書いたものなのかを
振り返ることは
まず不可能といって良い。

メモ用紙に日付が入っていたり
メモに必ず日付を書く癖を持っている人なら
いつ書いたものかを知ることはできるだろうが
これをしている人はそうはいないだろうし
すべてのメモや紙に日付が書かれているわけでもない。

であればいっそのこと
ペンのインクに日付を意味する情報が
ふくまれていたらどうだろう。

そんなことできるわけはない、とは言わない。

以前ここで書いたこともあるかもしれないが、
今日本のベンチャー企業で行っている技術に
複数の染料の成分の割合を任意に配合し
プラスティックに混ぜ混むことによって
プラスティックの材質を「色」情報に
持たせる、という技術開発が行われている。

たとえば
○材質
染料A50%
染料B30%
染料C20%

△材質
染料A30%
染料B50%
染料C20%

てな感じになる。
もちろん材質の種類は結構多くできる。

こんな感じで
365日の一日づつ異なる分量で
インクを合成して書けるペンがあれば

その色をなんらかの方法で
分析できる方法があれば
それを書いた日が特定できる可能性はある。

ペンに限らず
例えばこれはプリンターの世界でも
使えるかもしれない。
いや合成するのであれば
むしろプリンターのほうが簡単だろう。

以前、ビデオやカセットなどのテープのような
磁性体を印刷する紙の一部に吹き付けて
そこにデジタルでもアナログでも
情報を書き込むことができれば
いったん紙にしてしまった
不可逆的になった情報でも
実はその情報が書き込まれているから
OCRなどで読み込むのではなく
デジタル的に取り出そうと思えば
できるはずである、と書いたことがある。

それをもっと進めて、というか
印刷のインクを合成して
インクの成分に情報をもたせることは
できるはずだ。

さすがに紙に書かれた文字など多量の情報の
すべてをインクの成分に持たせることは
不可能に近いだろうが
日時くらいの情報はもたせることが
できるだろう。

まあ、そこまでするんだったら
文字情報で欄外に日時や印刷者の名前を
書き込む設定をすることができれば
それで充分ではあるのだが
インクに情報を「しのばせる」という場合や
シュチュエーションもないこともないだろう。

ともかく、、

デジタル化の時代とはいえ
紙の媒体はむしろ今後も
重要ではあると思う。

であれば
紙媒体とデジタル機器との
つながりをスムーズに行う技術は
たぶん今後重要になっていく。

RFIDの利用もきっとそのなかに
位置づいてくるだろう。

もともと前述の磁性体を吹き付けて
それに情報をもたせる、なんていうのも
RFIDの一つといえないこともない。

で、案外、紙などになったものと
デジタル情報の連携などは
難しい技術で解決する、というよりは
簡単にこれまでの技術や
アイディアで解決できそうな感じもある。

ところで
消しゴムも昔からあるアイテムだが
あの消しゴムの高度利用や
発展版なんかも
考えてみたら面白そうだが
いかがだろうか。


2005.1.30

バーチャルキーボード、
実際にキーボードがあるのではなく
テーブルの向こうに立った
小さなプロジェクターから
キーボードの「絵」が机の上に
投射されて
その絵のキーボードにタッチするだけで
字が打てたりする
バーチャルキーボードだが
だいぶ以前にそんなものがあったら
面白いのになあ、と
ここに書いたことがあった。
その後それが本当に実現した、ということも
ここに書いた。

最近は雑誌なんかに紹介もされていて
今後きっと、もっと高度に精密になって
似たようなものもいろいろ出てくるだろう。


パソコンが人々の手元に届いて久しいが、
基本的な仕組みは
そうは変わってはいない。

机の前に座って仕事をするというやり方が
基本的な「ビジネス」の作法になっているような
仕事は
それがパソコンを使うようになっても
やはり同じような仕事のしかたに
なっていく、ということなのかもしれない。

室外で行うような仕事は
当然通常のように
パソコンをそのまま使う、というやり方だけでは
役に立たないのだろうから
最近は携帯端末や携帯電話を使った
ビジネスの作法がだいぶ提案されるように
なってきたように思う。

無線LANなどが
結構使われるようになってきたから
今後はもっと様々な使い方が
提案されてくるだろう。

先日新聞に出ていたのは

フィンランドのベンチャーが開発した
携帯電話の技術だ。

携帯電話で受け取ったメールなどを
読む場合、キーを操作して上下左右に
画面をスクロールさせるのが普通だが、
そのベンチャーが考えたのは
携帯電話に内臓されている
加速度センサーが
携帯電話の傾きを読み取って
その傾きにしたがって
画面をスクロールさせる、というものだ。

昔あった
手元の板のなかに迷路が書かれていて
その迷路に置かれたスチールボールを
板を傾けながら
スタート地点から
ゴールにむけて動かしていく
子供用のゲームみたいなものだ。

これとにたようなゲームは多分最近になって
電子化されていると思うし
それを情報端末に応用したのは
3年ほどまえに日本の大手企業の開発部門が作って
発表したように思う。


で、その「傾き」でスクロールさせるというのは
まあ、一般的な技術なのだが
せっかくそこまでやったなら
傾けさせないでも
左右前後の動きだけでスクロールできるように
するのが今後は必要だというものだろう。

机に置かれた
A4のレポート用紙でも大きな絵でも

それを一度に全体を見ることができることと
詳細に見ることができるようにすることが必要なのだが

詳細に眺める場合、
前述のように機器をナナメにしてスクロールするのではなく
ちょうど机のうえのレポート用紙や絵を
携帯電話の表示装置の大きさの穴をあけたもので
のぞきこむように、
そのものを手にもってレポート用紙の上をなぞっていけば
じょじょに文章を読んでいくことができる、と
いうものであればいい。

大きな壁に書かれた巨大な絵や文章を見るために
懐中電灯の相対的に小さな光の円形で照らし出し
すこしづつ断片的に見て理解していく、と
同じことだ。

携帯端末をナナメにするのではなく
前後左右や上下左右にそのまま手にもった携帯端末を
ずらしていくことになる。

画面の端まできたら
それ以上スクロールしなければいい。

こんな仕組みができたら
結構いろいろほかにも使えそうだ。

前述のようにゲームにももちろん使える。
覗き込む穴に比べて巨大な絵や「場」を設定する。

携帯端末の画面の大きさが十寸であれば
場の大きさは自分のいる部屋の大きさでもいい。

穴の大きさが自動車のヘッドライトの
写しだす大きさくらいと設定すれば
場の大きさは町内や自分の町の大きさでも
いいかもしれない。

自分が手に持つ携帯端末の画面の大きさは
全体の場のごく一部しか写しださないから
その場のなかに隠された宝物や
落し物をさがすには
その携帯端末を必死になって
物理的にずらしていかなければならない。

いずれそのうち部屋のなかに落としてしまった落し物や
自分の町に仮想的に隠された宝物を
探して見つけ出すこともできるだろう。

自分の町に仮想的に隠された宝物を探す、という場合は
自分の街の大きさを自分の部屋の大きさに
縮小して探す、ということになる。

宝た落し物を探す場合、
実際に部屋のなかをうろろしなくてはならないから
それ以上の大きさを設定するのは
ゲームとしては大変だ。
が、広くて実際にうろうろできる場所があれば可能になる。

実際に動くわけだから
自分がどのあたりで探しているかは
わかるはずだ。

携帯端末を傾けてスクロールさせるようなものの場合は
やっているうちに自分がどこにいるのかが
わからなくなってしまう可能性がたぶんある。

この場合には携帯端末に
ナビゲータの機能をつけておく必要があるだろうし
それはそれで面白いかもしれない。

また傾けて探す場合は
椅子に座っているだけでもゲームは可能になるはずだが
ずらして探すやり方は
本当に携帯端末をもったまま
部屋の中をうろうろしなくてはならない。

もちろん、部屋の大きさでなくても
机の大きさのなかで探したりすることも
可能なはずだ。

この場合は携帯端末の表示部分の表示を
狭くするとか方法はある。

と、まあ、ビジネスのために使いやすい
携帯端末を作れたらそれを使って
たぶん携帯端末を使ったあたらしいゲームが
登場するのではないかと思う。

最初に書いたバーチャルキーボードなんかも
そのうちにビジネス用ではなく
なにかおもしろそうなゲームに転用されても
おかしくない。


2005.2.6

先日の新聞に書かれていて興味を持った記事がある。

欧州連合(EU)の欧州委員会は
工業界や加盟国との協議で
2009年ころまでに
交通事故の際に自動的に緊急電話をかけて
事故発生地点を正確に伝えるシステムを
域内で発売される新車に
導入することで合意した、ということだ。

システムはイーコールとよばれ
衝突事故にあった場合社内に取り付けた
発信装置が作動し
運転者が意識を失ったり動けなくても
日本の119番にあたる緊急電話番号に
電話をかける。

EUは年間4万人の交通事故死者を
半減させる目標を持っており
このイーコールでも
年間2000人の人命を救える
としているのだそうだ。

ドイツの高速道路では
緊急事態が起きると
ラジオのスイッチを入れてなくても
緊急放送が自動的に入る仕組みに
なっていると聞いたことがある。

べつに魔法の話ではない。
たぶん積載しているラジオには
たとえスイッチを入れてなくても
特定の電波に反応する自動のスイッチが
取り付けられていて

スイッチを運手者が入れてなくとも
自動的にスイッチを入れて通信を
受信するようになっているだけの話だと思うのだが、

その仕組みを
たぶんは「法」の力で
すべての車に新車時につけて販売する、
という「社会システム」が運営されている、
ということがすごいではないか。

で、今度は
自動的に緊急時に
社外にむけて
運転者が通信しなくても
電話をかけて自分の居所を
発信する、という仕組みを
域内で販売する車に搭載することを
EU内で実施する、ということだ。

そういえば
ドイツはヘリコプタによる
交通事故発生時の
緊急医療チームの即時派遣も
システム化していることでは有名で
日本もようやく重い腰を
あげ始めた、ということらしい。

日本でも車と事故などの緊急時の
バックアップシステムは

どちらかといえば遅れてはいるのだが
たとえば自動車メーカの
サービスとして
緊急通報システムを搭載し
メーカーのサービス部へ連絡を入れる、
というシステムをたしかはじめてはいるはずなのだが、
ドイツやEUはもっと大規模に
社会システムとして実施をめざしている、ということでは
日本も学ぶべきだろうことは論を待たない。


ところで気になるのは
自動車が自動的に
事故のおきた場所を通報するということなのだが
いったいどれくらいの衝撃や事故の程度で
通報をするようになっているのだろうか。

軽度の事故や接触事故の場合、
運転手が気を失うこともないだろうし
ともかく当事者の誰かが警察や病院に
通報すれば良いはずなのだが

たぶんともかく一定の衝撃をうけた場合には
自動的に通信するようにはなっているとは思える。

というのは当事者の判断に任せていては
情報が信頼できないはずで
ともかくも発信はするが
電話があればなお情報の信頼性はあがる、位の
システムになっているはずだろう。
運転者には気が失われていない限りは
電話等で通信に努めるというのは
当然ではある。

さて、そうはいっても
事故のおきた場所だけでなく
事故の程度や衝撃の程度がある程度
予測できればそれにこしたことはない。

これはいろいろな方法で車の状態を
知ることはできるはずだ。

それを情報にしてどこかに送る、ということは
たぶん今度のEUやドイツに限らず
きっと今後重要性を増してくると思える。

事故処理や緊急事故のための
救急車や医師派遣のみならず
保険屋さんにとっても
警察にとっても重要になるはずだ。

で、どんな方法があるか考えてみる。

事故のおきた場所は当然GPSに頼ることになるが

衝撃の程度とか壊れた状態、事故の程度などは
加速度計などを備えておけば
たぶん車に与えられた衝撃の程度は
ある程度予測できるだろう。

ほかにはなにかないか。


今から30年以上も前だが
ドイツの誇る自動車メーカ−の
ポルシェが面白いことをやっていた。

市販車ではないのだが
有名なルマン24時間などに出場するレーシングカーの
シャシーには面白い工夫がなされていた。

当時ポルシェのレーシングカーのシャシーは
今のようなカーボンファイバーのように
軽量で強力な材質の素材がなかったこともあって
昔からこういったものに使われている
金属パイプを使っていた。

これを籠のように細かく溶接して組み合わせていって
レーシングカーのシャシーにする。

自転車のフレームがもっとおおがかりに
立体的になったような感じといえばわかるだろうか。

当時はそれを軽量化してレーシングカー全体の
重量を軽くし戦闘力を向上させるために

パイプの材質を鉄系ではなくアルミやマグネシュームの
ようなものを使うとか
できるだけ薄肉のパイプを使うとか
細かく構成されているパイプの本数を
強度を低下させないまま
少しづつ減らして限界ぎりぎりまで構成パイプを
少なくしたりもしたようだ。

で、当然そこまで行えば
いろいろ問題も起きてくる。
人間がパイプの溶接をするわけだから
いくら職人が行うとはいえ
仕事にむらは避けられず

これが過酷なレースのなかで
溶接のはがれがパイプのひびなど
レースの続行は当然ながら
事故によってドライバーの人命にもかかわる
致命的な問題に結びつく可能性が出てくる。

で、この問題を解決するために
ポルシェは何を考えたかというと
パイプで構成されているわけだから
このパイプのなかに
たぶん不活性のガス、アルゴンガスなんかだったのだろうが
このガスを高圧にしてつめておく。

当然パイプ同士がつながっていて
シャシーを構成しているパイプ全体が
あたかも一つのタンクのようになっているわけで

このタンクになっているシャシーに
圧力メーターをつけておく。

もしパイプにひびが入ったり
溶接がはがれてきたら
当然ガスが出てきて
圧力が下がってくるわけで
ドライバーはシャシーに
なにか問題がおきてきていることを
知ることができるわけだ。

考えてみればしごく単純なことなのだが
これはなかなか有効なやり方だと思う。
ガスならレーシングカーにとっては
重要な要素である重量的の問題でもほぼ無視できる。


話は戻るが
現代の市販車はさすがに製作上面倒なパイプの
溶接などはとられていないのだが
同じようなやり方は
応用できないのだろうか。

たぶんパイプでなくても
似たようなやり方はできると思える。
たとえば、金属ワイヤーなどはどうだろうか。

車のいたるところにテンションをはった
ワイヤーを張っておけば
もし事故などで車がゆがんだ場合には
そのワイヤーも緩んだり
逆にさらに引っ張られたりするはずで
そんなワイヤーを車の中心から
車のそとに向かって何本か張り出し
そのテンションの状況をモニターしておく。
もし、正面のほうからぶつかったりして
車の正面になにかしらのゆがみが生じれば
それはたぶんモニターに認知することが
できるように思える。

で、もっと想像を広げてみる。

こんなワイヤーや電線があったらどうだろう。

一本のまっすぐなワイヤーや電線がある。

これがつながれているモニターには
まっすぐであることが表示されている。
もしそのワイヤーや電線の一部を
人為的にまげてみる。
するとモニターにはその曲がった位置や
曲がり具合が克明にモニターに写しだされる。

一箇所だけでなく
ワイヤーや電線を複雑に折り曲げても
それがすべて克明に細かくモニターできたら
これは車にとりつけてあれば
車のシャシーの衝撃やゆがみが
しっかりとわかる。

当初は曲がった状態でつけられているわけだから
その曲がっている状態で一本のまっすぐな
状態としてモニター上に変異をゼロセットしておけば
事故後の変異はそれとの比較で
わかりやすくもできる。

と、こう考えてくると
当然、車の事故の衝撃やゆがみのセンサーとして
使えるのは当然として
ほかにもいろいろ利用分野は見えてくる。

わかりづらい下水道や
認知しづらい曲がりくねった狭い場所、
それもリアルタイムに変動が捉えることができれば
例えば人体の血管などもそうだと思うが、
例えばカテーテルのような
そんなものへの応用もできるかもしれない。

あるいは線だけでなく
アミのように網込んで平面の布や網状の
ものを作れば
線状の変異だけでなく
平面の変異も捉えることができるはずだ。
そんなものができれば
ほかにも応用はもっといろいろ広がると思う。

立体形状のスキャナーにもなるし
大規模なものにすれば
地すべりや地震などの場合の
地面のゆがみの把握にも使えるかもしれない。

果たしてそんなものができるかどうかだが
案外どこかの大学の研究室あたりで
もうできているような気もする。


2005.2.13

ものづくりのアイディアではないのだが
この間にテレビを文字通りにぎわしている話題を
見ながら考えたことがある。

ライブドアがニッポン放送の株を手に入れた、というニュースだ。

昨年あれだけにぎやかな話題を提供してくれた同社だが
ことはそこで終わらず
今度は放送局という
これまでだれも手にいれようなどと考えもしなかった
ものを入手する、それも新興企業がそれを
行う、というこれまで考えることもなかった
ことを始めてしまった。

同社の目的がどうのとかそれが良いとか悪いとか
そんなことをとやかく言うつもりはない。

しかし、以前誰かがなにかに書いてあったが
ベンチャー企業などというものは

みんなでサッカーゲームに興じていたはずだが
だれかがサッカーボールを手に持って
ゴールに走り出してしまった。

そんなことをいうのであって
人と同じ価値観で動いていてはだめで
ゲームの成り立ちまで自分で
考えて試合にしてしまう、そんなのが
ベンチャー企業だと言っても良い。

それではゲームが成り立たない、というのはその通りで、
実際にサッカーを行うのであれば
手でボールをもって走り始めるなどというのは
許されることではない。
なんでもやっていいから、というゲームは別にして
ルールを無視してはゲームは成り立たない。

しかし、考えてみれば
世のなかに既存のルールはたくさんあっても
そのルールは既存の勢力が
既得の権益を守るために存続されているルールが
いかに多いことか。

たぶん世の多くのルールは
できた当初は新しい仕組みを円滑に進めていくことや
みんなに平等に参入機会を与えることやを
保証するために作られたのだろうが

世のなかに新しいことが生まれなかったり
スピードが遅くなったり
行き詰まってきたりすると
一転して
古い勢力や既得権益を守るために
決められたり使われていったりする。

サッカーボールをゴールに蹴り込むという
ルールも既存の権益を守るためのルールに
なってしまっている場合もある、ということだ。

であれば
世の中が納得できる合理性のあるルールを
自分たちで決めて
ゲームをするようになっても
別段おかしなことだとは思わない。

というか、それが硬直化した日本には
必要なことであるとは思う。

そういうときには
既存の権益にすがって生きているような勢力は
ルール違反だとか、ゲームが成り立たない、とか
あげくは生意気だとか、先輩を敬えとか
わけのわからないことを言い始める。

田舎なんかはそういう旧ルールが
闊歩しているからますます軋轢は深まる。

しかし、いずれ日本も変わらなくてはならない。
こんな問題があっても
合理がある方向に向かわざるを得ない。

ところで
こんな時代には世の中のいたるところで
様々に「組替え」がおきる。

ものの生産や配送においても
世の財の配送が官も民も組替えが始まったり

大手メーカーがメーカーとは名ばかりで
実際には「生産」行為が大手メーカーではないところで
作られるようになっていることや

あるいは
海外で作られるようになっているということも
そういう組替えにあたる。

でもそんなものはごく一部で
すべてのものの見直しが始まっているといって良い。
いたるところで、だ。

たぶん文化や価値観もそれに伴って
がらがらと変わっていくだろう。

前述のライブドアの社長が
「企業社会の常識なんてちょんまげと一緒だ」
といったのはたしかにその通りだと思う。

この産業や社会や個人の価値観であっても
がらがら変わっていくこの時代は
チャンスであるか
既得権益を奪われる困った時代なのか
どっちだと思うかによって
たぶんこれまでの自分の位置も検証できるのかもしれない。

なにより、世の中の
どこに非合理な部分があってどこに合理を見つけるか、
見つけることができるかが
今後21世紀にむけたベンチャーや産業の
登場を占うものになる
それも多くの若者にそれが見えるか、そこにむかって
自身の力を投入できるか、そこに夢や希望を
見出せるかが重要になっていくのだろう。

これからアイディアや知恵や知識や感性がむかうべき
方向はそういう分野だろうと思う。

最近テレビで
怪しげな守旧派と怪しげな若者たちが
なにかにつけて対立しているのを見ると
その裏でなにが対立軸になっているかを
考えるのがある意味では楽しいし、

きっとあれほど大きな分野でなくとも
もっと生活や家庭に近い分野で
そんな対立や競争が始まっていくだろう。
そこにどんな新たな合理を見つけるかが
文字通り「アイディア」の出しどころなのだ。


2005.2.20

日曜夜のテレビ番組は
面白い番組が目白押しである。

7時からは日本テレビによる
ザ鉄腕DASH!がある。
DASH村というどこかにあるテレビの
登場タレントグループしか住まない、
小さな村を自分たちで
運営している話とか
太陽電池を積んだ電気自動車で
日本一周をする話とか
なかなか壮大な取り組みで
楽しめる。

8時からは最近始まった、(と思う)
ワールドレコーズ、という
世界中から
記録的ないろんな記録や話題を
持ち込み紹介するような番組であるのだが
これもなかなか面白い。

中でも一番面白いのが
このなかのコーナーである
二足歩行ロボット同士による「バトル」だ。

この10年ほどホンダのアシモからはじまった
二足歩行ロボットブームだが
その後の二足歩行ロボットの
開発進化は驚くべきものがある。

大学や個人レベルでの二足歩行は
もう当然のことになってしまっている。

二足歩行ロボットによるバトルというものでは
数年まえに始まったロボワンというイベントが有名だが
これなどは始まったばかりのときは
ロボットが二足で立っているのがやっとの状態だった。

向き合ってスタートしてもロボットが
組み合う前に自分から立っていられずに
転んでしまい、それで勝負がついてしまうほどだったのだが
この2〜3年で二足で立つのはもうあたりまえ。

まるで実物のプロレスラーのように
二足歩行ロボットが技を繰り出して戦う状況まできた。

そのテレビ番組を見た人なら
その驚くべき事態は知っていると思う。

それも国が主導するような多量のお金をつぎ込んだ
大規模プロジェクトではなく
大学や企業に勤める個人の研究者が
自費で開発して作り上げた二足歩行ロボットだ。

最近ではこういったロボットが
キットとして販売もはじまり誰でも入手できるとか
そんなことが起きるに及んで
もうこれほど現実が猛烈に進化する事態を目にして
いえることはまさに「事実は小説より奇なり」だ

日本のオタク文化の(ロボット開発者が自分のことを
オタクと呼ばれることを認めるかどうかはわからないが)
奥の深さと凄みはそれほどすごい

漫画やゲームやフィギュアの世界で
このオタク文化が世界から注目されつつあるのは
有名な話でもあるし
これがビジネスになりつつあるのも事実だ。

とりあえず二足歩行ロボットなどは
今後もっと大きなビジネスに膨らんでいく可能性は高い。

今のところ、ビジネスとして栄えているのは
ロボットを構成する部品のメーカーで
こういうメーカーが安価で品質の高いサーボモータなどを
供給してくれるからこそ
それを使って独創的なロボットを手早くそこそこ高性能なものを
つくりあげることができるようになったのだ。

なかにはモーターからボディの重要構成部品まで
自作してしまう猛者も出現しているが、
とりあえずこういう要素部品が
メーカーが供給することは進化の上でも重要だし
なによりビジネスにはなっていくだろう。

あとは制御装置やボディ部まで
製作してくれるメーカーやサービスが
今後重要になっていくだろう。

あるいはそれを作る簡単な工作機械なども重要であり
ビジネスになっていく可能性は高い。

実際、筆者のしっている友人も
簡単なデスクトップ型の小型安価なフライスを作って販売しており
そこそこのビジネスに成長させている。

当然、これからはテレビ番組やロボワンのようなイベントだけでなく
地方の子供たちを巻き込んだようなイベントも
始まるに違いない。

これはNHKなどで放送している
高専のロボット大会や子供たち向けの手作りの簡単な
ロボットの大会などが地方で行われていることが
もっと先鋭的に、同時に多様になっていくということでもある。

きっと、いろんな関連ビジネスが発生していくだろう。

ものづくりを行っている製造業では
そんなものをいろいろ考えてみたらいいと思う。

ところで
前述の「ワールドレコーズ」のロボットによるバトルだが
そのなかに参戦するかわいいロボットがある。

名前を「アフロ」という。

普通の二足歩行ロボットなのだが
頭に毛糸で編んだアフロヘアのかつらをかぶり
Tシャツを着て、
頭の先からシャボン球を噴出して相手を威嚇?する。

二足歩行ロボットの開発者の間では
以前から有名なロボットではあるのだが
この番組でもそのユニークな姿が
番組の構成の影響もあって
人気が高まっている。

たぶん、このキャラクターが
近いうちに
なんらかの形で売れ始めるかもしれない。
すくなくともフィギュアとか
ゲームとかになる可能性は充分ある。
もうすでにビジネス化に動いているかもしれないが、
興味のあるところではある。


2005.2.27

最近、「カドケシ」という消しゴムが
売れているのだそうだ。

どんな消しゴムかというと

別に消しゴムとしての機能が
そう変わっているわけではない。

色も白くて
ゴム質の材料でできていて
鉛筆で紙などに書いた文字や絵を
こすれば鉛筆の黒いいろが消える、ということも
普通の消しゴムなのだが

形状が普通の消しゴムとは異なる。

普通の消しゴムは
ごぞんじのとおり
単純な直方体の形をしている。

この「カドケシ」消しゴムは

全体を大雑把に言えば直方体なのだが
いくつもの小さな四角の消しゴムの
集合体になっていて
その間に間隙があいているから
消しゴムの「カド」がたくさん存在していることになる、

なんといえばいいか、ちょうど
たべものの「オコシ」とでもいえばいいか、
あれほど小さなものが隙間をあけて
つながっているわけではないが
感覚的にはあんな感じだ。

なぜこんな形を作ったのかというと
消しゴムは使っているうちに
どんどんかどが丸くなってしまい
使いづらくなっていく。

普通は
消しゴムが丸くなってしまった形状部分以外の
相対的にカドがたってきた部分を
順に回しながら使っていくことになる。
特にびみょうな大きさの字や絵を消す場合には
消しゴムのとんがった部分を探しては
字や絵に慎重にあわせて動かし消している。
誰でもそんな使いかたをしていると思う。

いつでもトンがった部分が
消しゴムの形状のどこかに表れていれば
そこを使って消せばいい、というわけで

あらかじめカドがたくさん存在している形状を
考え付いて作ってみたものなのだろう。

消しゴムとしての使い方も
便利になったのはもちろんだが
デザインというか見た目も斬新だから
文房具として消しゴムを購入するときには
思わず「カドケシ」を購入する気にもなるのだろう。

で、これが売れているらしい、ということだ。

素材を変えずに
形状に工夫をして
魅力や使い方の便利さを実現したなんて
なかなかいいところに着目したビジネスだと思う。

で、実際に使ったわけではないので
なんともいえないのだが
たしかに便利にはなっているのだろう。

しかし、じつは普通の消しゴムとくらべて
そんなに便利なのか、というと
実はあまり変わりはない、というのが
本当のところではないのか。

じつはこのカドケシが売れているというのは
いままで代わり映えのなかった
消しゴムという製品が
使いやすくなったという新しい形状の提案とともに
実はそのデザインというか見た目の新鮮さに
消費者が飛びついたからではないのか、と思う。

いや、これが
デザインのみ、見た目のみを
変えたものであれば
たぶん支持を得ることができなかったのではないか。

見た目であればなにやらサイケな彩りの消しゴムとか
おもちゃのような機能を持たせた消しゴムとか、
それこそ山のように世の中には存在しているが

機能を形にして、それがシンプルでわかりやすい、というのは
たぶん、消しゴムの世界では過去になかったのではないか。

かといって
実は消しゴムの素材を買えて
「これまでであれば3回こすれば消えたが
この素材は1回で消えます。」と言ったところで
果たしてそれが支持を得られるかというと
たぶん難しい。

「よく消える」という機能が
形としてシンプルに伝わってこないと
残念ながらたぶん支持はされない。


そういう点で今度の「カドケシ」は
消える、使いやすい、という機能が
シンプルな形になって表現されたからだと筆者には
思える。

で、たぶん、そんなに機能に違いがなくても
これまで代わり映えのしなかった消しゴムの世界では
とても刺激があったのではないだろうか。

で、「一応」でもいいから機能をよりたかめ、
それを形で伝える、というやり方は
今後いろんなところに出てくる。
あるいは素材としての機能をそんなにたかめなくても
形を変えることで斬新さをあらわすことはできるだろう。

デザインと機能の関係は
バウハウス以降の世界のものづくりのあり方を考える
少なくともそのいったんを占める
難しい話だから機会を譲るとして

で、最近新聞を読んでいたら
女性の化粧に使う「リップスティック」が
それに近い状況にあるように思える。

いや、近い話ではなくむしろアプローチとしては
逆の話かもしれない。


最近出た化粧用「リップスティック」には
「リップスティック」としてのあの形の入れ物に
ゲル状の素材が入れてあって
「リップスティック」形状の先端から
そのゲル状の素材を押し出し抽出して唇に塗るらしい。

「リップスティック」のあの昔からの形状は
唇にリップを塗るにはたぶんベストな形状なのだろう。

一方、塗るべき素材はこれまでのように
固形のものだけではなく
素材を積極的に選択することや
体温や室温の温度変化を積極的に利用して
粘度などを変えることや、
で、「リップスティック」としての表現力を
高度化することを可能にし、あるいは目指している。

であればいれものや塗るべき方法も
いちから考えなおしてもいいのだろうが

実際には
あのたぶん昔からの「リップスティック」の形状が
女性にとっては「きれいになるために欠かせない記号」
なのだろう。

いくら素材が変わって表現力が進化したり
機能がアップしても
あの形が変わってしまったら
たぶん女性は支持しない。

「自分がきれいになるための信号・記号・サイン」
がそこにはないからだ。

で、話は戻るのだが

消しゴムの「カドケシ」も「おこし」のように
小さい部分の集合体にして機能アップしながら
そうはいってもそれを
まったく違った形にしなかったという点では
「リップスティック」と同じかもしれない。

あくまで消しゴムの一般的な形である「直方体」に
作り込んであるのが大事なことで

あのオコシ状態でありながら
全体の形がまったく消しゴムの予想を
裏切るような形状であったら
支持は得られなかった可能性は高い。

であれば消しゴムの一般的な形状「直方体」でありながら
そのなかに「見えるかたち」で新しい機能を盛り込む、
というのがたぶん正解だ。

素材ではなく、いや、もし素材だとしても
それを見える形で新たな機能を
「直方体」というイメージを擦りこまれた消しゴムに作り込む。

たぶんリップスティックや消しゴムでなくても
同じようなものはたぶんたくさんある。

素材を考えなくてもうまく形に機能を盛り込むことで
それも、昔からのイメージに支配されてきた
価値観にちょっと工夫をくわえることで
市場は刺激されることはたぶんある。

と言いながら
ふと、目の前に置かれている
湯沸しの電気ポッドに気が付く。

そういえば
電気ポッドも魔法瓶も、
コンロの上に置く「やかん」も
似たような機能をそれぞれ持っているし
最近はその機能が互いに「かぶって」いるものが多い。

一応それぞれから出発してきたから
デザインもそれぞれに違っているが
かぶってきたのだから
デザインもかぶってきても良いはずだ。

あるいはまったく新しい機能とデザインが
あってもいいかもしれない。
そろそろ、そんなものがあってもいいし
そのアプローチは
どこから始まってきてもいい。
やかんの方から
電気ポッドのほうから、
あるいは思ってもいないほうから、


ところでかの消しゴムだが
これも「カドケシ」にならって
新しいものが出てきても良い。

ただしこれまでのようにあくまで直方体である、というのは
はずせないのは前述の通りだが

このなかに新たな機能を見えるカタチで作り込む。

考えてみたらいろいろありそうである。

ほかにも
永く、古くからの擦りこまれたイメージに
凝り固まっていたなかに
せっかくだからあくまでそのイメージをいかしながら
ちょっと工夫を加えてみる。

きっといろいろあると思う。


2005.3.6

先週新聞を読んでいて
なるほどと思わされたものがふたつある。

一つはどこかの人が
四葉のクローバーの栽培に成功したという記事だ。

葉がちょっと小ぶりの
でもチャンとした四葉のクローバーなのだが
ミニ鉢植えにビッチリと生えたクローバーのなかに
約1割の四葉のクローバーが
生えている、そんな栽培に成功したのだという。

暖かくなればもっと割合は増えるという。

でも一割も四葉のクローバーが
生えていれば十分だ。

商品としてどれだけ売れるかはわからないが、
でも、それまでは
四葉のクローバーなどというものは
自然界に生えているものは
ほんの気まぐれ程度で

それを一割もの「確立」で栽培するなどということは
普通考えもしなかっただろう。

それもただ、植物の生育率を上げるとか
穀物の収穫率を上げるとかいうのは
よくある話ではあるのだが
四葉のクローバーを栽培する、というところに
目をつけたのはすばらしいと思う。

確立をあげることができるなどということも
素人では考えなかっただろうし
発想もなかった。

こういう発想でみたら面白いビジネスは
いろいろあるのじゃないかと思う。

ただ、一点、ちょっと気になるのは
あまり四葉のクローバーが簡単に手に入ってしまったり
簡単に売っているものを買ってしまうことで
四葉のクローバーのご利益が減っていくような気が
するのは筆者だけではない、と思う。

やはりそんなに生えていないはずの
四葉のクローバーを
一生懸命探しているなかでようやく探し当てた、というのが
四葉のクローバーのありがたみではあるような気はする。


さて、もう一点は
「動くマネキン」というものだ。

これは文字通り、ショーウインドウに飾られている
マネキンがコンピュータ制御によって
動く、というものだ。

全身型と上半身型の二種類があり
全身型は高さ180センチで
肩や腕など八ヶ所に関節で
16自由度の動きが可能だそうだ。

センサーで人の接近を捉えて自動的に動きだすらしい。
当然、遠隔でスケジュールに沿って動かすことも可能だろう。

動きだって、静的な動きを繰り出すだけでなく
動的な動きそのものの演出も可能なのかもしれないし
その動きも有名なタレントやモデルの動きそのものを
真似ることもできるかもしれない。

よくある産業用機械のシリンダーや
サーボモータのように
それぞれが目的とする位置にむけて
ばらばらに動いているようであれば
静的ポーズと静的ポーズの間の動きは
おかしなものになってしまうから

当然、その動きをも制御できるはずだし、
そうであれば任意に調整・再生して
だれかの静的ポーズの再現だけではなく
だれかの動きも再生できる可能性はあるだろうから。

まあ、工作機械であれば「位置決め」だけではなく
「補完」ができる、ということではある。

ロボットデザイン会社と
日本SGIが開発したとのことだが
もともと日本シリコングラフィックスのことで
少し前にはモーションキャプチャー技術などで
一世を風靡した企業だから
こういったものの開発はそう難しいことではないだろうし
もともと動くマネキンというものを想像してみれば
人型ロボットの一種といえないこともない。

が、それにしてもなるほどと思ったのは
それまで動くことがなかったマネキンというものを
動かしてしまおうと考えたことだ。

主には衣料を販売するために使われるマネキンだが
いままでこれを動かしてしまおうなんて
考えた人はたぶんいなかった。

でも考えてみれば
マネキンが動くことで
衣料品のアピール度や注目度が
格段に上がるだろうことは明らかだ。

四葉のクローバーにしても
動くマネキンにしても
それまでその状態があたりまえだと
なんとなく不可能だと思っていたことに
ちょっとアイディアをくわえたりして
たぶん売れたり注目を浴びる商品に
衣替えをすることはできるということだと思った。


例えば動くマネキンにアイディアを得れば
ディスプレイにも必要ないろんなものがありえる。

動きを見せるものや
匂いをかがせるものや
感触を伝えるものや
音を聞かせるもの、なんかは
すぐにでもいろいろ出てきそうではないか。


2005.3.13

そういえば
最近テレビを見ていると
騒音対策のとられている製品の広告が多い。

掃除機もそうだし
最近は
洗濯機も騒音対策をしていることを
売りにしているものも出てきた。

以前書いたことがあると思うが、

掃除機などは
吸引力が強いということも
もちろん掃除機としての
アピールポイントにはなるのだが
実は
都会のアパートのように
隣近所が隣接していて
なおかつ、
働く時間が
人によってまちまちである、
例えば夜仕事をしていて
昼間は家にいる、といった
ことは
珍しいことではない。
で、家の掃除を
真夜中に行わなければならない、といったことも
当然出てくるわけで
そんな家庭では
吸引力が強い、以上に
掃除機に求める機能としては
音が静かである、ということになる。

洗濯機もまったく同じことは言えるわけで、
夜でもいつでも洗濯をする必要にせまられれば
音のできるだけ静かな洗濯機が必要となる。

そういえば話は変わるが
洗濯機なんかは
女性であれば
衣料品を洗って外に干すなどということは
できれば避けたいだろうから
乾燥機付きで静かなものが
必要になるだろう。

さて、そんなわけで掃除機でも洗濯機でも
静かなことが重要になる時代であるが
もちろんそれ以外のものも
騒音が出ない、というのが重要になることは
いうまでもない。

パソコンだってさすがに隣家に聞こえるような
騒音を発するパソコンはないだろうが
自分の家のなかだとしても
うるさくないことにこしたことはない。

ところが
音を発しないと機能が果たせないものもある。
ラジオやテレビがそうだ。
あるいはオーディオ製品もそうだ。

こればかりは
音を発しないことには自分自身の存在価値が
示せない。

だが、大きな音を出せば
隣人や家庭のなかでも
迷惑をかけることになる。

であるのなら
例えば小さなスピーカーが
家中あるいは部屋のいたるところにおいてあって
自分に一番近いところにあるスピーカーだけが
一番強く鳴ればいい。

とはいっても一番近いところのスピーカーだから
そんなに音を大きくする必要はない。
自分にとってのみ最適な音量になるように
鳴るようになっていればいい。

スピーカーからステレオになって聞こえてこない、
という問題もあるが
ラジオやテレビやイージーリスニングは
その程度で十分という人は多いだろう。

スピーカーは
ラジオとテレビとイージーリスニングとを別々に
する必要はない。

オーディオで目を閉じて
クラシック音楽を聞くのでもなければ
普通のイージーリスニングや
ラジオやテレビの音響は
全部一緒のスピーカーから聞こえてきていても
いいはずだし
必要に応じてオーディオかテレビかラジオか、を
選択できればいいはずだ。

ところで
残響音をスピーカーなどから出る音のコントロールを
することで
例えば仮想的に部屋の大きさを大きく「見せる」ことが
できる、というはなしも以前ここで書いた。

自分の左に実際の壁を作り右は広い空間であったとして
その場合に音がどのように聞こえるかを
仮想的に再現できるということで
左右に壁があってもなくても
そういう環境を再現できるということらしい。

そういうことができるのなら
家庭のなかでも便利な利用法もあるに違いない。

あるいは
車のなかとかオフィスとか飲み屋とかでも
利用方法はありそうだ。

それはそうと、
室内で大きな音をたてて
それが外に漏れていうこということは
どういうことなんだろうか。

空気は遮断されているわけなのだから
壁やガラスの振動を通して
それが外部の空気を再び振動させて
騒音として部屋の外まで漏れていくということ
なのだろうが、
もしそうなら
人為的に壁やガラス窓を
振動させてやれば
それも
室内の騒音によって壁やガラス窓が
震えるのであればそれを打ち消すような
振動をくわえてやったら
どうなるのだろうか。

ちょっと前に
自動車の車内で
騒音を感知してそれに位相を違えた
音を積極的に出してやることで
車室内の音を人為的に消す、という
装置を積んだ車があった。
あまり評価されなかったのだろう、
しばらくしてラインアップから
消えてしまったようだが
チャレンジとしては面白いと思った。

位相のずれた音を出すのではなく
室内の音で振動しようとする壁やガラス窓を
人為的に位相をくわえた振動で揺らせてやることで
壁やガラスの振動が消え
結果、外に音が伝わらない、とういうことも
なんだかありそうな気はする。


2005.3.20

最近、一番、「これは一本とられたなあ」と思う製品がある。

テレビを見ていて知ったのだが
組立式のゴルフのパター、というものだ。

なんだそんなものか、という意見がありそうだが
この組立式パター、
全体が三つほどの部品に別れていて
シャフトも何本かに別れている。

ネジで全体をつないでいくと
一本のパターになるというもので、

商品自体は
それにゴルフボールが2個ばかりと
ボールを落とす目標となる
板金でできた仮のカップがついていて
これらが
セカンドバックくらいの大きさに
バッグにすべて収納できるようになっている。

おわかりだと思うが、
このパターは
本気でゴルフに行くときに使う製品ではなく
旅行とか遊びとか
本当のゴルフ以外に使う
いわば仮のゴルフ遊びのための道具だ。

売れているかどうかはわからない。

しかし、本当にゴルフの好きな人、
いつもいつも頭のなかでゴルフのことを
考えているようなアマチュアゴルファーは
暇があれば素振りをしたり
部屋のなかでパットの練習をしたりするくらいだから

もし旅行だとかがあって
しかしゴルフはできないような仕事であったり
別の遊びであったりする場合、

それでもゴルフをしていたい、という人には
この組立式パターは
朗報ではなかったかと筆者は思う。

残念ながらというか
筆者はそんなにゴルフに熱をあげているわけではないから
この組立式パターを欲しいとは思わないが、

例えば子供が旅行に連れられていくときに
昔だったら漫画の本、今であれば
ゲーム機がそれにあたるのではないか。

筆者も昔は仕事中であっても
雪に覆われた斜面を見ると
小型のスキー板でももっていって
すべってみたいと思ったことがある。
(実際やったこともあった。仕事中はさけたけれどね)

そういえばヤフーオークションを見ていたら
ペンシル型の超小型釣り竿というのが売りに出ていた。

出張先でもその気になれば釣りができます、
ていうような触れ込みだったと思うが、

これだって、一時でも釣りのことが忘れられないような
ハマチャンのような「釣りバカ」は、
カバンの片隅に超小型釣竿をいれて
どこかで釣りをする機会があれば
やってみたい、という気持ちはあるだろう。

まだ、ある、

たしか有名な作家だったと思うが、
鉄道模型がムチャクチャ好きで
なんと、アタッシュケースに鉄道模型が
詰まった製品をもって出張に行くのだという。

これも実は製品化されていて
アタッシュケースを開くと
そのなかにのどかな田園風景や雪山のジオラマがあって
そこに敷かれたレールの上を
電池だかトランスで動く小型の鉄道模型が走る、というものだ。

ふたの裏側には風景の写真などが貼られていて
ふたを直角にたてて置けば
そこはちゃんとした鉄道模型とそれに
夢中になっているマニアにとっての
空間に早変わりするのだ。

作家さんだから
長期の出張とかが多いのだろう。
きっと筆が止まった時にでも
鉄道模型に興じるのだろう、
そんな姿が目に浮かぶ。

ゴルフにしても
釣りにしてもスキーにしても
鉄道模型にしても

趣味の空間を仕事の合間や
出張や旅行の時にも楽しみたい、
たぶん本気で楽しむのでもなく、
ともかくもそれに「触れていた」という気持ちは
きっと多くの「趣味人」にはあって、
そこの需要に応えるビジネスというのはあるように思える。

すくなくとも
そんな道具、たぶん超小型で簡便で軽量で、、
を用意してあげるだけで結構喜ばれるのではないかと
思う。

最近はホテルの部屋にインターネットも接続されていることが
当然のようになったし

パソコンを持ち歩くことも増えたから
インターネットに接続してパソコンなんかでゲームを
楽しむ、なんてのも当然あっていいと思うけれど
もっと日ごろの趣味を旅行や出張に持ち歩く、
なんてのもあっていい。

簡単なのはiPODやウォークマンなんかで
音楽を聴く、ということだろうけれど
もっとなにか楽しんでもいいかもしれない。

そういえば筆者は旅行と言えば
出来る限りの書籍をもっていく。

車であればそれも可能なのだが
さすがに電車の出張はつらい。

読みたい本をたくさん持ち歩けるアイディアも
欲しい。



2005.3.27

以前、本のしおりについて書いたことがある。

本を読んでいて
考えたこととか
自分の琴線にふれたこととかを
本に書き込んだり、線を引くなどということは
だれもがきっとやっていることだとは思うのだが

複数のページにまたがった情報と情報とを
つなげたり、そこに自分の考えやコメントを
付け足すには
これまでのような普通のしおりではだめだし
しおりに限らず、なにかいままでにないような
方法を考える必要がある。

以前考えたのは
紐でつながった紙片と紙片を使って
複数のページの情報と情報をつないでやれば
いいのじゃないか、というものだった。
紙片に意見やコメントを書き付ければ
さらに便利でもあるはずだ。

さて、この場合は
本という出来ているものに対し
読み手の自分が
情報や意見などをどうそこに
重ねていくか、ということを
考えたものだった。

しかし、そこまでいかなくても
普通の書籍そのものが
まだいろいろ工夫があっていいのではないかと
筆者は思う。

そうはいっても
紙が順番に重なっていて
そこに情報が
順番にかかれていて

そこにかかれている情報について
一目で理解できる方法は
基本的には
最初のほうの「目次」をめくるか
最後のほうの「索引」で探すしかない。

だが、この情報検索のやり方は
情報そのもののありかや情報と情報が
順番に置かれているのを理解するには
いいのだが

もっと複雑な情報と情報の関係を
知るにはあまりに簡単すぎる。

まあ、普通の小説などであれば
普通に順番にめくっていけばいいのだが

資料集や報告書などの場合、
上から順番に
めくっていけばいいというものではない。

時系列で並べて見る必要もあるし
出来事の内容別にまとめて見る必要もある。

あるいはそこにつながった資料を
参照する必要があるときには
すみやかにその情報につながっていける必要もある。

こう考えてみると
実はこういう文章なり文書なり資料なりを
縦横につなげていける方法は
インターネットで使われているHTMLの
ハイパーテキスト構造そのものであることがわかる。

あるいはその元にもなった
SGMLという言語がもっともその構造を
可能にしている。

文書や文章が
イレコ構造になっていたり
自由につながりを示せたり
資料そのものにむかって
文字からリンクすることさえできる。
HTMLもSGMLも
要はデジタル情報が持つ特性というか
それ自身をうまくつないだり
なにかと関係を持たせたりする
そんな特性がうまく考えられているわけだ。

もともと最近良く出てくる「ユビキタス」という言葉だって
身の周りにある様々なものやことに
情報や意味やIDをもたせるということからはじまった。

ものやことや文章に意味や情報やIDをもたすことができれば
当然それを他のものやことや文章とつなげたりすることは
可能になる。

で、デジタル化したものだけでなく
ものにもRFIDのようなものをつけることで
ほかのものやことや情報などとつなげることが
更に広がって可能になった、ということなのだが、さて
そうならば
もっとユビキタスも広がってもいい。

あるいは
デジタルデータであればソートすることは簡単だ。
が、いったん紙のようなものになってしまうと
なかなか上記のようなやり取りはそう簡単ではない。


書籍だって、
本来あれだけの大きさに
紙というものを使って作ってあるだけのものなのだから
もっとそこに埋め込まれている情報を
ほかのページの情報とつなげたり
時間の順番でつなげたり
別の観点でまとめたり
ほかの情報に簡単につなげられたり
することができてもいいはずだ。

例えばその一つとしては
原始的で物理的なタグの利用も
もっと考えてみてもいいのではないかと思う。

いずれにしても
もうちょっと柔軟な発想で
こういった文書のあり方を考えてみると面白いと思う。

そういえばポストイットだって
たったあれだけのものなのに
今ではあらゆる仕事に欠かせない。

もしかしたら次のポストイットが発想されてもいいころだ。

RFIDを埋め込むとかにすぐ発想が行きそうだが
もっと原始的で使いやすいものはないだろうか。

まあ、携帯電話の利用くらいは考えてもいいかも知れない。

どっちにしても
読み手が使って自分で情報と情報の組み合わせを
自由に行えるものも大事だが

それだけではなく
あくまで出版社とか情報の送り手側の工夫も
もっとあっていいと思う。



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