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その22



2003.1.12

今年もよろしくお願いします。
いままでになかったような
ものや技術やサービスを生み出すことが
日本を豊かにしていくのだと思います。

さて、、

先日ちょっとしたきっかけで知った企業は
とんでもないことを考えたものだと思う。
当然すでに特許もとっているだろうし
最近のベンチャープラザというイベントで発表もされていたり
広範な企業とプロジェクトも始っているようだ。

そんなに新しい会社でもないのだが
よくも考えたと喝采を送りたくなる。

特殊な蛍光材料をプラスティックなどに混ぜ込むのでだが
その蛍光材料がいくつかの成分を混ぜて作られており
その成分比率を光学的にデジタル情報として読み取ることによって
簡単にその材質を判読しようというわけだ。

当然その応用はプラスティック等の材料だけにおわらないはずだ。

RFIDという電子タグが最近もてはされている。
最近はスイカカードとか様々なカードに埋め込まれたり
0.4ミリ角のチップもできたのでイベントの入場券なんかにも
埋め込まれてたりする。

情報量もすでに1000文字位は入るようで
リードライトの書き換えが可能で
いろんな使い方ができる。

RFIDも今後そのアプリケーションの開発が進むと思うけれど
前述の会社のように
「色に情報を持たせる」なんて発想もむちゃくちゃおもしろく
可能性があると思う。

RFIDも蛍光材料の成分に情報を持たせるのも
こういうアイディアからどんな用途やアプリケーションが
生まれてくるか興味はつきない。

そういう部分にこそ日本のきめこまかなビジネス構築の
やり方が役にたつと思う。

例えばユニクロのシャツを着て歩いている人がいて
その色とシャツが素敵だと思ったら
そのシャツの色をデジタルカメラで「そっと」撮って、
パソコンで解析すると
そのなかにユニクロの製品であることと
シャツの品番とインターネットでのその商品の販売ページのあるページの
URLが書かれていてアクセスすれば注文ができる、なんてことも
できるようになる可能性もある。

以前RFIDでそんなことができないかと考えたことがあったけれど
まだ電波を飛ばす距離がまだ数ミリ〜数センチくらいなので
遠くからでも情報を読み取る技術が確立できなくては実行できない。

しかし「色」を使えば遠くからでも可能であると思える。
まあ、夜は確認できない、とか
天気が悪いと確認できないとか問題もあるだろうけれど
そんなものはいずれ解決できるだろう。

人の着ているものを他人がそこから情報を取得する、ということに
対して問題視する人も多いだろうが
それは当人がそれをすることを認めていれば問題はない。

むしろ積極的に自分のもっている情報を開示することで
利便性を得たり、インセンティブが与えられれば
それでよしとする人もいるだろう。

住民基本台帳の例のこともそうだけれど
自分の情報は自分で決めることができるのが本当だと思う。

いずれはどんどん情報を開示しても
利便性やインセンティブが得られるほうが
良いと判断する人が増えてくると思うし
セキュリティーや情報技術のリテラシーの能力も
どんどん上がってくると思うけれど
まだ今の状況では少なくとも、(将来にわたっても)
自分でそれは自分で判断して選べる状況を保証されているべきだとは思う。

着ているものの情報を積極的に開示して
むしろ利便性を高めていこうとすることくらいは
そう遠くないうちに可能になるだろうし
やってみるべきだと思う。

さて、この技術もいわば「ナノテクノロジー」だと思うが
これが進んでいくと
SF映画みたいに人口血液を顕微鏡でみたら
製造会社のロゴと電話番号が書かれているなんてことも
ありえる可能性がこれからは出てくる。

というわけで
もしかしたらそんな「アッ」と驚くようなおもしろい話しは
これからもっと出てくる可能性がある。



2003.1.19

この前、缶詰のサバ缶を食べようとして
缶詰の蓋を切っていた。

その時思ったのだが

最近の缶詰は
底の径と蓋の径が異なる。
蓋のほうが若干くびれたようになっている。

すべての缶詰がそうではないが
メーカーによって
そえもサバ缶に多いように思える。

で、永らく、その訳がわからなかった。

あまり深い意味を考えることもなしにいたのだが
つい最近ようやく意味がわかった。

あれは缶詰を重ねていく時に
それぞれがずれないようにするための
できているのだ。

いわばスタッキングの椅子のようなもので
缶を重ねると蓋のちょっと細くなっているほうが
底のちょっと太くなっているほうの
中側にはまり込んで動かないようになっているのだ。

実際にはメーカーに訳を聞いたわけではないので
本当のところを知ったわけではないので
たぶんそうなんだろうと思ったのだが
まず間違いない、と思う。

たぶん主婦のみなさんなら
買い物に行った時に棚に並んだ缶詰を取り出す時に
なぜあのくびれができているのかが
わかっていたのだろうが

普段買い物に行ったことのない人には
なかなかわからないだろうと思う。

さて、そう考えてくると
ただの缶詰の缶のくびれの話しだけれど
実は
なかなか考えることがあると思えた。

商品というものは通常は
消費者のために考えられて作られているわけだけれど

このくびれは消費者のためにあるのではない。
あるとすれば流通業者やお店の人のためにあるといっても良い。
まあ、お店の棚に並んだ缶詰を
床に落とさないというメリットがあるとすれば
それば消費者というか買い物客のために
役立っているといえば言えるのだが、
やはり直接的には流通やお店のために考えられた
工夫だと言っていい。

で、こういうお客さんのためというわけではなく
流通やお店など
あるいはメーカーのためにある工夫というのが
消費財に色濃く反映されている場合も多い。

加工工程でどうしても必要な
例えばノッチとか位置決めの穴だとか
そんなもの以上に
商品の形状なんかが変わっている場合も多い。

まあ、さすがに缶詰の中味まで変わっているわけではないのだが
缶詰の缶の形は昔からあの円柱形が普通であって
その形を若干とはいえ変えるというのは
結構大胆な発想ではある。


きっとこういう工夫の余地というのは
まだまだたくさんあるのではないかと思う。

缶詰の延長で言うなら
カップヌードルの入れ物の形状にも
もっと工夫があって良いと思う。

缶詰がずれないようにできているなら
カップヌードルも同じように考えたらいい。

それと
カップヌードルのシュリンクフィルムだけれど
あれがなかなかはがし難い。

大き目のカップヌードルは蓋とかに凹みがあるから
そこからフィルムを破くのはやりやすいのだけれど
ああいう凹みがないのはやり難い。

紙材質でできた直方体の飲み物のパックは
外側にストローが貼り付けてある。

あれはたしかに必要だけれど
あれがあることで
せっかくの単純な直方体形状が非常に複雑になっている。

大箱に詰め込んで配送する時でも
あのストローの出っ張りがなければ
箱詰めの体積もだいぶ変わるし
全体のつめ具合も安定すると思う。
ストローの入れてある小さな袋のごみも減る。

そう言えば飲料水の缶のプルトップも
昔のようなものから今のものに変わって
道に落ちていたプルトップのゴミを
見かけることもなくなった。

みんな缶飲料はストロー無しで飲んでいるのだから
紙パックのものも
工夫してストローがなくてもカッコよく飲めるような
形状等の工夫があれば良い。

例えば紙パックの上のほうが
簡単に強度を保ちながら開くことができて
コップのようになればストローもいらない。

うまくいけばストローを貼り付けることもいらないし
それによって得られるメリットもきっとあると思う。

そう言えばユニクロもそうだが
ああいった衣料品は運送はどうやっているのだろう。

近間もそうだが
アジアなんかから衣料品を運んでくる場合の労力は
それなりにかかっているはずだ。

運送時の重量とか体積とかいろいろ流通価格に
影響する因子はあるけれど
小さくして運送するにこしたことはないはずだ。

であれば衣料品をすべてバキュームパックにして送れば良い。
体積は相当小さくなるはずだ。

布とか紙とかでできた製品とか
空洞の大きい製品などは
そんな流通・配送ができる可能性もある。

ペットボトルだっていろんな工夫をすれば
流通にも、あるいは
消費者の買い方や保管のしかたにも
工夫ができて喜んでくれる可能性もないわけじゃない。




2003.1.26

以前に書いた
商品にRFIDを装着して
そこから情報を読み取る、という考え方だが
先日の新聞を読んでいると
ユビキタスの研究でも同じようなことを
どんどんやっているらしい。

アメリカでもそういう研究をやっていて
結構業界標準にむけての産業界の動きも活発らしい。

すでに「何にでも情報をつけて利用する」という
ことはすごい勢いで始っていると思っていい。

商品やモノ、はもちろんだし
空間にさえ情報を付けることは
ナビゲーションの世界でとっくに始っている。

あと、情報が付けられるものがなにかあるかと考えれば
時間、位しかないように思うのだが
これもアメリカのベンチャーだかが
なにかわけのわからないことを
考えている、となにかで読んだ。


ただ、
じつはいろいろ考えてみると
情報の付け方、をよく考えてみると
まだまだ可能性のある分野があるのが見えてくる。

例えば以前書いたように
材料そのものに情報を持たせようとしている企業もあるわけだ。

ナノテクノロジーが進展すれば
こういう可能性はもっと広がる。

あるいはこれもずっと以前に書いたことがあると思うが、
人間の行動そのものを情報化する可能性だってある。

であれば、あとは人間の「考えていること」を
目に見える情報にして何らかの外部の情報なりと
つなぎあわせることもできるかもしれない。


「考えていること」が目に見える、なんて
無理だと思ってもいるだろうが
実はとっくにこんなことは始っていて
例えばネットオークションなりネット販売なりで
そこに訪れた人の振る舞いで
その人の嗜好や考え方なんかは
ある程度把握できてしまう。


これがもっと高度になれば
結構正確な情報をそのなかからつかむこともできるだろう。

あるいは何事にも「因果関係」というのがあるから
例えば「風が吹いたら桶やが儲かる」ように

ある人がこんな振る舞いをした場合は
その人やあるいは社会にはこんな傾向が現れている証左である、、
、、、みたいな話しも出てくるだろう。

たとえば、半年以内にテレビを購入した人は
その半年後には冷蔵庫も買い替える、とか位だったら
わりと簡単につながるかもしれないが
例えば
半年以内にテレビを購入した人は
一週間以内に冷蔵庫も買い替える、というふうに
確度が上がってきたり
あるいは
半年以内にテレビを購入した人は
今年の冬は甘いものが好きになるとか。
半年以内にテレビを購入した人は
体重が増える、とか、
そこまで予想ができたらスゴイではないか。

まあ、ここまで高度情報化?したら
ちょっと恐い気もするが
いずれはそういう方向に進まざるを得ないだろうとは思う。

それが5年後なのか50年後なのか、
それはわからないが、
でもそんななかにもビジネスの種はあるのだろうと思う。




2003.2.2

最近なるほど、と思ったのは
「トイレに流せるおむつ」というものだ。

要は紙おむつの材質が
水や地中で分解する、というものだが、

なるほど、それだけのことで
どんなに便利かわからない。

よく公園とかでイベントなんかがあったあと
ゴミばこのなかに使い終わった紙おむつが
捨てられていて閉口する、という
話しをきいたことがある。

捨てていく人に問題があることは
そのとおりなのだが
たしかにゴミになった紙おむつを
どうすればいいか、と言われれば
ゴミとして処理するしかないのも確かだろう。

こういう話しは結構あって
使う人には便利であっても
それが社会全体から言わせると
まったく便利でもありがたいものでもないもの、と
いうものは多い。

洗剤を使わない洗濯機を開発したメーカーに
洗剤メーカーがクレームをつけた、、
なんてのは
こういうレベルの話しではないのだが

真面目に開発したものが
それが最後まで、使われた最後まで含めて
社会に受入てくれるかどうかは
結構微妙な問題がある場合が結構ある。

が、それにしても
ゴミになる使い終わった紙おむつが
残っている状態が
あたりまえだと思っていたものが

それがなくても当然じゃん、うれしいじゃん、
という発想は大事ではある。

で、そう考えると
使ったものがゴミにならないこと、
もっていても場所をとらないこと、
などを考えてみるだけで
いろいろ便利になることってきっとあるのではないかと
思えてくる。

いつも言うことだが
コンビニ弁当の入れ物とか
あういうものは最後にゴミにならないことが
一番喜ばしいし、

ペットボトルやトレイだって資源として再利用しているが
もともと出ないにこしたことはない。

リサイクル、以外に処理するには
基本的には
ゴミ回収に出してどこかで埋めるか燃やすかしかないのが実際だが、

これ以外であれば
トイレで水に流す、というのがありだと思えてくる。

あとは小さくして自分で保管する、というくらいだが
ゴミではそうもいかない。

トイレで水に流す、、、、
これは結構可能性がある、と思える。
生ゴミはもちろんだが、
プラスティックのようなものでも
いろいろ考えてみれば
水に流す、こともできるかもしれない。

「下流」でなんらかの処理をする工程や設備が増えることもあるだろうが

回収の手間やコストを考えたらそのほうが良い、ということも
あるかもしれない。



ところでそう考えてくると
家庭に「もの」や「サービス」が
入ってくるのと、出ていくのでは
上流のほうはきちんとできているが
下流が整備されていないことに気づく。

「もの」や「サービス」は使う前、買った時には
価値が含まれれていて
お金も回収できやすいのだが

使ったあと、お金を払ってしまった後は
そこにお金をかけようとしないし
おのずと回収のコストがかけられないし
あげくが回収のための「ルート整備」が整備されない。

結局は「リサイクル」「ゴミ回収」くらいだ。

なにかここにいままでとは異なる
「回収」というかあるいはもっと違った
最近でいえば「静脈産業」「静脈ルート」が
考えられるべきだろう。

その場合、コストの回収が大変、ということになるのだが、
それをうまく制度として考えてみる、というのが重要だろう。
溶かして下水道に流してしまう、などという発想も
おもしろいと思う。


2003.2.9

先週に引き続いて
いままでにないものの流通のしかた、について
考えてみる。

考えてみると小口物流の仕組みもこの20年で
すばらしい発展をとげた。

今では誰もが不便とも感じないほど
今の物流の仕組みは洗礼されている。

しかし、ここまでできたものの
わずか20年まえには
ろくに小口物流の仕組みなどなかった。

現在の日本も含め
経済の発展に小口物流の仕組みの発展は
大きく寄与している。

けれど
まだ今の物流の仕組みが
完全に完成されたものだとも思わない。

費用を払えばそれなりに早く相手に
届けることもできるのだが
それなりの費用を必要とするし
スピードと費用は反比例している。

これから小口の物流はますます
重要度を増してくる。

ソフトやデジタルデータは
インターネットなどで送ることができる。

しかし物質的な「もの」は
なんとしても物理的な搬送を必要とする。


さて、
今の小口物流の仕組みは
基本的には個別ユーザーから相手のところまで
ピア  TO  ピア で送ることを前提にしている。

これはこれで便利なことであることは間違いない。

本州の中であれば
ほぼ次の日には荷物は届く

もっと早く届けるためには
赤帽サービスのように
その荷物を誰かが責任をもって
ピア  TO  ピア で届けるサービスもある。

もっとなにかウマイ方法はないだろうか。

例えば
小口物流であれば列車の利用をもっと考えていい。

ピア  TO  ピア で運ぶ必要も状況によっては必要ない。
相手に駅まで取りにきてもらっても構わないではないか。

そう言えば20年前は列車を使い駅から駅にものを移動する
やり方があった。

これからもう一度そのやり方が使えても良い。
であれば一本の電車でつながっている駅と駅の間の物流は
費用も安くなおかつ早くできる。

もっと大胆なことを言うのなら
お客さんに荷物をもって列車に乗ってもらう、というやり方もありだ。

結構大胆な発想だが
ちゃんと信頼がおけている人で
しょっちゅう電車を利用している人を
何でもいつも連絡できるように探しておけば
そういう人に荷物をたくすこともできるだろう。

携帯電話も発達しているので
そんなことも簡単にできるだろう。


これは冗談だが荷物を
電車のボディーに貼り付けたり
あるいは車内においてしまう、というのもありだが
これは違法だろうし薦められない。

ところでちょっと話しは変わるが
ホテルのようなコンシェルジェのような人が駅にもほしい。

オジイチャンオバアチャンの荷物をもってくれたり
道案内をしてくれたり
切符を買ってくれたり
そんなサービスを総合的にしてくれる
コンシェルジェがいても良いと思う。



2003.2.16

たまには現実的なものを、、

筆者は新聞をいくつか複数取っていて
3週間に一度は資源回収にだしてやらないと
えらいことになる。

事務所の裏にダンボールを用意しておいて
そこにまずは入れておいて
溜まってきたら
ひもで縛って資源回収に出すようにしているのだが

たまに忘れていると
ダンボールいっぱいになってしまい、
縛る作業も大変なものになる。


ダンボールや新聞、雑誌など資源回収に出す
「平らなもの」は縛って出すことが多いが、
案外この平らなものを縛る作業というのが
大変であることは多い。

馴れている人ももちろんいるのだろうが
少なくとも筆者は
この新聞縛りや雑誌縛りが
うまくいかない。

特に面倒くさがって
多めに積んで縛ろうとすると
裏というか下の部分の紐がクロスした部分が
しっかりとしてなくて
それの影響だろうか
上の肝心の縛る部分も力が入らず
全体に緩い縛り方で
後で運搬時などに問題になることも多い。
それに多めの雑誌や新聞を紐で縛った場合に
運搬時に手の平に食い込んで痛いこともある。

一時は
ダンボールの箱に
あらかじめ紐を+字に敷いておいて
新聞を入れていってある程度溜まったら
その紐をそのまま縛れば良いように
考えてやってみたのだけど
前述のように
面倒臭がって新聞を積み上げてしまうと
結局それぞれ適量につみ直して縛ることになるから
まめにそういうことができるようでないと
だめだということになり
一度きりであきらめた。

いずれにしても
なにか新聞や雑誌を簡単に縛ってしまう方法が
あればいいといつも思う。


あらかじめ+字に紐を敷いておく、というのは
有効だといまでも思う。

ただ、ためてしまうと問題だから
箱に新聞を入れてためていく時に
上から+字になった専用の紐、というか
ベルト状のものを適量ごとにはさんでいけば良い。

いちいち縛るのは大変だけど
用意しておいた専用紐を適量に溜まった新聞の上に
敷くくらいはできないことはない。

「箱」だけれど
単なる箱ではなく

四方に切り込みが入った箱なら良い。

四方の平面の真ん中に
箱の縁から箱の底にむけて
紐が通るくらいのはばの切り込みを
入れておく。

ダンボールでは弱くなってしまうからだめだけれど
プラスティックのコンテナ箱のようなもので作ってあれば
強度もあるから問題ない。

ここに+字になっている紐かできればベルト形状の
専用紐を置く。
箱と紐の関係はこんな感じになる。

      |
  | ̄| ̄|
 ̄| ̄| ̄| ̄
     ̄| ̄

これを敷いたあと新聞をいれ、適量が溜まったら
再び紐を敷く。これを繰り返す。

箱が新聞でいっぱいになってきたら
上から順番に紐を縛っていく。

専用紐や専用のベルトなら
結わえる専用の部品があって
それで接合できれば良いだろう。

PPベルトとその接合用の部品も市販されているが
あんな感じで良い。

本当は、できればそういうベルトも紐も部品も
紙からできていたら良いとは思う。



2003.2.23

ところで縛ることや結わえることや
接合することは
まだまだ可能性のあるビジネスだと思う。

接着剤はすでにいろんなメーカーがしのぎを削っているが
そういう部分ではなく
(といいつつこの前テレビを見ていたら
上にははがれ易いが横にははがれ難い特殊な接着剤を
開発した話しが紹介されていた。何に使うかと言えば
製品の入ったダンボールを積み重ねて運送する場合
荷崩れがないようにフィルムでぐるぐる巻いて梱包するのが
普通だがこれをこの接着剤を利用することによって梱包費を
圧倒的に安くできるというのだ。
ダンボールの箱の上に接着剤を塗布しながらダンボールを
つみ重ねていく、ただそれだけだ。
運ぶ時の横からの振動や力には問題なく
着いてからダンボール箱を一つ一つにはがすにはダンボールを
上にもちあげれば簡単にダンボール同志ははがれる、というわけだ)

家電や車の部品同志の接合にも
使える話しではある。

通常製品として存在するためにかかる力では
壊れたりせず
ばらす必要がある時は
通常ではかからない力のかけかたや
処理をすればバラバラになる。
そんなことを考えれば良い。


パソコンとかも
資源ごみとして回収された時に
ある温度とかなにかの処理とか外力をくわえたりすると
ばらばらになるような要素が組み込まれていれば
良いということになる。

以前も書いたように
プラスティックのなかに
複数の染料をいれて
その含有した量によって色に情報を持たせ
製品の材質などを捉える方法が現実になっている。

接着剤や材質そのものに
情報だけでなく
いずれ使うべき機能を盛り込んでおいて後に
それをなにかの作業で呼び出して
作業を楽にする、
とか仕事や情報に結び易くする、、
というやり方はあって良いと思う。

そう言えば
19日の日経産業新聞に
東大の教授らがマイクロマシンの部品を
自動組み立てする技術を開発した、という記事が載っていた。

最近よく言われる「自己組織化」という現象を応用利用して
散らばった部品を自然に組み合わせることによって
作業効率を高める、ということらしい。

微少部品の表面に科学物質を塗って
水にはじいたり馴染む性質を持たせ
溶液にそれらの部品を入れると
自然に部品同志がつながったり
離れたりして
特定の部品のつながりを作りだす、、
というわけだ。

「自己組織化」は最近では
微少部品や微細加工の分野、ナノテクノロジーの
世界で盛んに言われる言葉だ。
一時流行った「複雑系」でも言われていた。

わりと新しい言葉だが
社会科学としても自然科学としても
知っていて良い言葉だと思う。

それにしても
部品同志が必要に応じて
自分自身でつながって
一つの部品を形成していくなんて
これはスゴイ話しだと思う。




2003.3.2

すべての「こと」や「もの」は
なんらかの形で互いに連関し、
お互いに影響を与えあい
単独でとどまることはない、と思うのだが

発想を広げていくとどんどん
関連性というのは広まっていく。

例えばここでたまに書く「RFID」のことだが
これがこのまま安価に大量に生産され
すべてのものに付けることが可能になれば
この「連関」も
更に増えていくことになるだろう。

いままで目に見えなかった連関や
関係性まで見えてくることにもなる。

で、この「RFID」だが
これ自身は大量のデータをそのなかに載せるのではなく
とりあえずそのバックに存在している
巨大なネットワーク上の情報への
入り口、という位置づけで良いはずだ。

であれば「RFID」は
インターネットでいえばインターネット上にアドレス
「URL」を覚えているだけで良い。

でそんな話しをしていたら
「URL」の意味は「ユニフォームリソースロケーター」
だけれど
「URI」
「UNIFORM RESOURCE IDENTIFIERS」
という概念もあるのだと聞いた。
なるほどと思う。

すべてのものやことに付帯する情報に
すべてタグをつけたりふったりして識別でき
それをバックグラウンドで
縦横に結び付けたりすることができることに
なっていくだろうと思えてくる。


「RFID」自身に情報量を持たせることも
例えばポイントカードとか
複雑な情報をそのものに持たせることも
重要ではあるだろうが

どちらかと言えば
「RFID」から周囲のものに
どう連絡手段をもたせるか
ということが重要になると思える。

いったんバックグラウンドのなかに情報が入ってしまえば
そこでのやり取りなんてのはどうとでもなるはずだが
周囲から「RFID」に情報を読み込ませたり
「RFID」からバックグラウンドにどう流し込んで
いくか、という部分はまだまだこれからの分野だ。

すでに微細電流のトランシーバとか
ブルーツースとか、いろんなものが
生まれてきているが
例えば先週の色に情報を持たせる、などというのも
同じことで重要な技術になっていく可能性がある。

あるいは音や振動や、そんなものでも
考えることができるだろう。

それと複数で多量の情報が行き来する場合に
その入り口が込むことはあると思うのだが
単純に入り口の数を増やす、以外に
もっと違う処理のやり方、というのもありだと思う。




2003.3.9

3月になって
いよいよ季節も春めいてきた。
日中もたまにフッと温かな空気を感じる時もある。

でもまだ朝夕には寒さに体が縮じむ。
石油ストーブもまだまだ登場していただかなくてはならない。

で、この石油ストーブなのだが、
ずいぶん昔の石油ストーブや
もっと昔の薪や石炭にくらべれば

安全や取り扱いの面で
いろんな開発努力がされていて
使いやすくなったものだとは思う。

でも、まだまだ日常使うものとしては
工夫が欲しい。

カートリッジタンクの場合、
燃料を入れる時の工夫はまだいろいろあって良いと思う。

例えばすでにあるのかとは思うが、
いちいち燃料を入れる時に
タンクをさかさまにして
キャップをとって燃料をいれ
再び元に戻して本体に装着するタイプなんかは
面倒だと思うし、
もともと石油という燃料が
一度皮膚につくと
匂いがついて離れないのだが
これへの工夫はまだまだされていないと思う。

どんなに気をつけて石油を入れているつもりでも
どうしても石油が手についてしまう場合が多い。

タンクから直接ストーブに引き入れるタイプであればいいのだが
全部が全部、そういうわけにもいかないのだから
このあたりはまだ工夫の余地がある。

それと、
石油をカートリッジなどに入れる場合など
問題になるのが石油の漏れ、だ。

これは寒冷地ではよくある話しで
石油タンクからカートリッジなどに
石油を入れている際に
その場をちょっと離れてしまい、
そのまま石油をいれていることを忘れて
石油があふれ出てしまい、
下水などに石油が流出して問題になる、という
よくある話しだ。

この10年ほどは
外に置くタンクのまわりに板金でできた
大きなプール状の防護用ついたて、を設置し
流出を防ぐ、ということにもなっている。

しかし、これはこれで問題があって
外などに設置した場合、水が入ってしまうので
それを抜くために板金プールの水抜きのコックが
開いたままになっている、なんて
本末転倒の話しもあるにはある。

いずれにしても
タンクからカートリッジなどに石油を移すさい
絶対に石油が流出しない方法を
考えればいいわけで
これについては以前より町の発明家によって
石油がカートリッジに一杯になると
自動的にコックが閉るような工夫をしたものだとか
いろいろなものが出てはいる。

そのせいだかどうかはわからないが、
むかしほど石油の流出事故というのも
減ってきたように思うが、
しかし
たぶん外のタンクからカートリッジに石油を
入れている作業そのものが減ったわけではない、と思う。


まあ、タンクとストーブを直接つないで使っている家庭も
増えてはいると思うが、
依然として面倒な作業は行われていて、
きっと夜の寒い家の外に置かれたタンクの横で
カートリッジに一杯に石油が満たされるまで
家に入るわけにもいかず
寒さに震えながら待っている、なんてことも
行われているはずだ。

もともと、引力にまかせて
下で待ち受けているものに流体を入れること自身が
合理的ではあっても
あまり安全な作業とは言えない。

水だって、大量にあふれれば危険であるように
石油のようなエネルギーがあって
火でもつけば危険なものを
大気にさらしながらカートリッジにいれること自身が
あまり良い作業形態だとは思えない。

いっそのことタンクとカートリッジの間に
カプラーとホースで物理的につなげて
適量の石油しか入らないようにしてしまう方法もあるとは思う。


あるいはタンクの一部に
カートリッジと接続させるための
石油流入用の接続ステーション、とでもいうものを
常備つけておく手があると思う。

そこにカートリッジを置いて
簡単な作業をする、かできればしなくても
タンクのほうと接続されて
適当な量の石油が自動的にカートリッジのなかに
入るようになっていれば良い。

石油が入ってしまえばまたカートリッジをもって
ストーブのところにもっていくだけだ。

ストーブのメーカーによって
カートリッジの形状や接続形状が異なるが、
それはメーカーで標準規格を作ってもらうか、

あるいはカートリッジに接続する部分に工夫をして
どんなメーカーのものでも接続できるようになっていれば良い。

異なるものをつなぐ、ということは
カートリッジに限らず
いろんなものにも言えることで

そこがおもしろい考え方でもあれば
それだけで一つのビジネスにもなると思う。



2003.3.16

最近IPテレビ電話で離れた人と連絡を取ったり
話しをする機会がある。

まだ、相手がたくさんあるわけではないから
そう頻繁にやっているわけではないが

一度その便利さを知ってしまうと
これは日常的なことに使えるなあ、と思うし、
使うことによってのメリットはかなりあるなあ、と
思っている。

手元に液晶プロジェクターがある時は
相手を等身大になるくらいまで拡大して
会議を行うのだが、
ここまでするとまさにそこに相手がいるかのごとく
臨場感のある会議を行うことができる。

そこまでしなくても大型のテレビを使うだけで
結構な臨場感が生まれる。

実際に相手の顔を見ながら会議をしたり
物を相手に見せながらものを作って行く作業なんかには
これは本当に便利で、

近いうちにもっと普及してくればその利便性を
得られる人も仕事も急速に拡大していくだろう。

テレビ電話を使って仕事をしたりすると
その可能性や「こんなものや機能があったらいいな」と
思うようなことはわかってくる。

むしろデジタルデータのやり取りをしているので
実際の会議とは違った可能性も実はあるのだということも
わかってきた。

近いうちにはIPテレビ電話用の機能を拡張するものやサービスは
驚くほどの進化をするだろうと思う。


そう言えば携帯電話の静止画を送れるサービスだが
これはいつのまにかメジャーなサービスに
なりつつある。

携帯電話についたカメラの性能も格段にアップしてきているから
デジカメで撮ってインターネットで送信、という作業も
だいぶ簡単になる。

ところでこういうサービスや機能が使える時代になり
これを使ってどんなことができるか、を考えると
おもしろい可能性が見えてくる。

筆者のまわりの仕事の現場でも
この機能を使っている人達が出てきている。

動画を撮る携帯もだいぶ普及してきたようだから
これを仕事なんかに利用することが一般的になるのも
時間の問題だろう。

相手の顔を見て話しができる、というのは超初歩の話しで
もっと他の可能性がいろいろ出てくるはずだ。

あるいはそこに付加する専用の装置みたいなものも
必要になるだろうし
仕事だけではなく遊びに使えるものもたくさんあるだろう。

まさにこれからのビジネスに直結する分野だから
いろいろ考えてみると良いのじゃないかと思う。

着メロなんてちょっと前まで考えてもいなかったビジネスなんだから。




2003.3.23

なんらかのものを「つなぐ」ということだが
ものにもいろいろあって
文字どおり「もの」もあれば
「情報」や「知識」や「電気」や
「人」など、いろんなつながるものはある。

このうち物理的につなげる必要があるのは
「物理的なもの」だ。

今のところ多いのは
ネジであったり接着剤であったりする。

ネジも接着剤もいろんなメーカーが
研究していて
最近はどんなものでもつながってしまうらしい。

ただ、単純につなげるのなら接着剤でも可能だけれど
機能まで連結しようとするには
接着剤というわけにはいかない。
まして情報とかが必要な機能を連結するのならなおさらだ。

IBMの宣伝でなんでもつながるアダプターと
いうのが登場しているが
あんなものが本当にあれば良いと思う。


ところでその接着剤やボルトなど連結したものだが
はがす作業がもっと簡単になれば良いと思う。


以前、新聞に「形状記憶樹脂」というものが載っていた。

形状記憶合金は耳慣れた言葉だが
形状記憶樹脂は聞いたことがない。

温度を設定することによって覚えさせた形状に
戻る機能があるとのことで
実際に新聞に載っていたのは
その樹脂で作った「ボルト」だった。

通常の使用時にはボルトとしての機能を果たすために
文字どおり「ボルト」の形をしているのだが
ボルトをある温度にするとネジ山が消えてしまい
ただの棒のような形状になってしまうのだ。

これはなかなか良い素材ではある。

自動車でも家電でもリサイクルにまわされて
ばらす時にいちいちネジを逆に回して
ばらしていかなくても
温度を変えてやればボルトをいちいちまわさなくても
簡単に外れてしまう、ということだ。

もちろん樹脂だから強度とかの問題も
あるのだろうが、いずれこういう部品が
金属と同じ強度を得ることができたり
金属でも同じようなことができるようになり
普通に使えるようになれば
リサイクル産業などには非常に有効な技術になるだろう。

接着剤だって同じことが言えるだろう。

接着剤で固く接着された家電等の部品や製品を
お湯につけて規定の時間を煮るだけで
部品がばらばらになってしまうとか、

全体を電磁波のある、たとえば電子レンジみたいなものに
いれてチンすればバラバラになるとか、

とりあえず「溶かす」とか「弱くする」とかが
できれば良い。

というわけで
以前自己治癒するセラミックとか塗装とかがあると
書いたことがあるが
逆にバラバラにしてしまったり
自分を壊してしまう技術がもっとあって良い。

そう言えば「縫製」とか「縫う」という作業も
組み立てる作業の一つではあるが
これは最初から「ばらす」や「はがす」ことが
わりと簡単な「技術」ではある。

あるいは「ファスナー」も同じことかもしれない。

ファスナーも普通思い浮かべるファスナーだけではなく
海外では物と物をくっつける部品を広く
ファスナーと呼んだりするが
そういう意味の」「ファスナー」をもっと
いろいろ考えてみても良いはずだ。

繊維やワイヤーや樹脂などでできた「糸」形状や
いろんな形状のファスナーを考えてみたらおもしろいと思う。

例えば
プラスティック部品同志をつなげるために「パチン」ととめる
楔形状、、何というかわすれたがあれもファスナーである。

あれにも前述の形状記憶樹脂を使えば用途は広がる。


ところで話しは変わるけれど
石油資源の枯渇の問題が出てくる時代なので
プラスティックの替りとなる紙や木質のものの再利用を
もっと考えるべきだろうと最近強く思う。

最近はそんなことを考えているベンチャー企業も
出てはきているようだが
もっともっといろんな用途への広がりがあって良い。




2003.3.30

町を歩いていると
不思議だなあ、と思うことがたまにある。

よく目につくのが
町の商店なんかに掲げられている看板だ。

ペンキでかかれたような
昔からあるような簡単な看板だけれど

どうも模様とか字体が変だな、と思ってみると

ペンキの青い色の部分が残っていて
他の色、特に赤色のペンキで書かれていたところが
風化したのだろうか
色が退色してしまい、
青色のペンキで書かれたところしか残っていないのだ。

それで字や絵が赤の部分が消えていて
青ペンキで書かれた部分が残っていて
変な感じに見えるのだ。

当然、これは看板に限らないわけで
いろんなもの
ペンキで書かれていて
屋外の直射日光にさらされているようなもの、
にはすべてそんな現象が見られる。

直射日光と書いたが、たぶん、そうなんだろうと思う。
紫外線あたりがいたずらするんだろうな。

たぶん塗料会社なんかではそんなことは
トックにわかっていて
対策をしたペンキなんかが研究されていたり
市販されているのだろうけれど、

直射日光や紫外線による
経年変化がこういうことを
引き起こすのであれば
もっと違う用途にも利用できるのじゃないかとも思う。

経年というより紫外線の総量でそういう現象が
起きるのなら
まあ、そんなものはたぶんあるのだろうけれど
色の変化というか退色で
紫外線の総受光量をモニターできるわけだし、

一時問題になったスキーブーツの
プラスティックが
突然割れてしまうような現象も
たぶん紫外線との関係もあるのだろうから
そんなモニターにも使うこともできるわけだし、

きっと他にも
こういう現象を使って
なにかできるに違いない。

で、もっと考えるに

経年変化をおこすようなものや
長時間、いや、時間というより
年の変化や積み重ねが起きるもの、
こういうものが
どう変化したか、というだけではなく
どれくらい経年したかを
モニターするものがあっても良いと思う。

製品そのものに作られた日時や
作業が行われた日時が
あらかじめ書き込まれていれば問題はないのだけれど

そうでもないものは
なんらかのものが
付けられていて
その形態や色なおどの変化などでどれくらい経年したか
どれくらい初期から変化したかを
モニターするデバイスがあったらいろんな用途があると思う。

まあ、土器とか遺跡とか化石とかは
炭素なんとか法とかいうので
計測もできるわけだが
それほど長時間ではなく
かといって短い時間でもない、
そんなモニターがあれば良い。

おっと、当然短い時間のモニターもあっても良いな。

一分とか一時間とか
一日とか、一週間とか、
一ヶ月とか、一年とか、
それくらいのスパンであれば
簡単なモニター材があれば良い。

「サビオ」みたいな形をしていて
必要な部分に貼って
反応面についたシールをはがるすと
例えば時間であればあらかじめ調合された
物質の化学反応が始まり色や形状が徐々に変り始める、

あるいは紫外線や空気など外部のものとの反応が
始まり色や形状が徐々に変り始める、

こんな感じのものがあると良いと思う。

食品の賞味期限の表示にも
使えるかもしれない。




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