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その14



2000.12.3

JAFが刊行している雑誌で
「JAFMETE」というのがあって
そんなにめったに中味を読むわけではないのだが
たまに読んでいて
なるほどなあ、と思ったことがある。

「情報バラエティーMOTOWN」という
コーナーにのっていた記事なのだが

最近の車には計器のところに
「燃料タンクの給油口の付いている側を表すマーク」が
付いているというのだ。

装備と言えるほどのものでもないが
その記事のライターも含め、結構重宝しているんじゃないか
ということだった。

実は筆者も仕事の関係でいろいろ車に乗るのだが
ガソリンスタンドに行くときに
どちらに給油口があったかわからず困ることがある。

いつもいくガソリンスタンドの直前の道中に
鏡というか商店のディスプレーがあって
そこを通りがかった瞬間に車の給油口の有無を
鏡のなかに確かめる。

以前ガソリンスタンドの入り口に鏡があるだけでも
重宝するだろうになあ、と考えたことがあったが、
なるほどメーカーで出荷する車の
計器のところに給油口マークがはじめから
付いていればこれはありがたい。
まあ、すべての車がそうなってくれれば
なんらかの原因で普段乗らない車に
乗らなくてはならなくなった時は
ガソリンを入れようとした時だけはありがたい。


ところでこういうことって結構あることに気がつく。

姿見をという鏡があるが
これも自分の全身を見るということのために
あるのだが
考えてみれば自分の全身はこういうものでもないと
見ることができない。

まして自分の後ろ姿や頭のてっぺんとかは
自分では見ることができない。

普通は自分の目線でしかみることができないから
当然といえば当然だ。
だから人に見てもらうか、
鏡を二つ使って見る、なんてことをする。

自分の全身なんてのはある程度の距離がないと
見ることができないから
これは半身づつ見ているのじゃないか、、。

というわけで

普通自分じゃみることができないような視線を可能にする
ことができないだろうか。

これは案外簡単だ。カメラを使えば簡単にできる。

最近のCCDカメラも高解像度になってきたし
ディスプレーもきれいに写るから
これを組み合わせれば簡単に自分の後ろ姿や
頭の上からの姿を見ることができる。

動画だって撮れるから
自分の「振る舞い」だって撮って見ることもできる。


ところで車の話題に戻るが、
車を運転していて
思うことは給油口のことも同じことだが
自分の車の外見的な状況がつかめないことだ。

例えば、駐車しようと車のおける場所を見ても
そこに自分の車がおけるかどうかを
瞬時に判断することは結構難しい。

駐車する行為の最中でもどんなスペースが
周囲に生まれているかを
確認することが結構難しい。


横に駐車するのも、あるいは縦列駐車でも
やはり難しい。

教習所ではこんな感じでスペースがあれば
おける、とかやったと思ったが、
実際に置かれている状況は複雑なので
結構駐車する行為は難しい。

あまり難しそうな状況ではもともと駐車することを
あきらめた方が良いが、
そうでもない限り
ちゃんと周囲の状況がつかめれば良い。
で、やはりCCDカメラを使って
リアルタイムに自分の車の状況がつかめれば便利だ。

特に女性で運転が苦手な人向けの車はこういう機能が
オプションでもいいから付けられれば良いと思う。

あ、それともう一つ、、

駐車したはいいが
結構隣の車とのスペースが狭くて困ることがある。

乗り降りが大変なのは車の設計や
そもそも車の大きさの選定があるのだから文句も言えないが
とりあえず隣の車にドアをぶつけないようにする方法は
あっても良いと思う。

だいたいどんな車も段階的にドアをあけられるようになっているが
坂道に駐車したり隣の車とのスペースが狭い場合は
ドアが急に開いたりして
それも注意していても開いてしまいあせることがある。

相手の車のドアにプロテクターが付いていても
そことは関係のないところに
ぶつかってしまう可能性がある。

で、ここまで車に積載されているギミックが豊富なのだから
ドアをぶつけないための方法があってもいいだろう。

方法はいろいろある。
ドアにセンサーをつけておいて隣の車にあたりそうになったら
ドアの開閉部分に自動的にブレーキをかけるようにするとか
柔らかいものが出てきて相手をプロテクトしてくれるとか
そんなこともあると思う。



2000.12.10

先ごろ横浜で行われたロボットの展示会「ROBODEX2000」は
とてもたくさんの人達が来て
大盛況だったようだ。

かく言う筆者も実は行ってきた、、行ってきたのだが
あまりの混み具合に(なんと三時間待ち!)
くじけてしまい、隣の会場で行われていた
「ハーレーダビットソンのカスタマイズフェア」みたいな
イベントで我慢して帰ってきた。
我慢といってもバイクは好きだから
むしろこれ幸いと喜んで見てきた。

「量産生産品のカスタマイズ」については
これはこれで面白い話しはいくらでもあるから
これはまた別の機会に書いてみたい。

さて、「ROBODEX2000」の件だが
これはマスコミなどで盛んに報道された通り
面白いロボットがたくさん展示されていた。

特にビックリしたのは
ご存知の「ソニーの二足歩行ロボット」の登場だ。

ホンダも例の二足歩行ロボットを更に進めて
ASIMOなるロボットを登場させていた。
3年まえに登場して世間をアッと言わせた
P2P3に続く「更に進化した二足歩行ロボット」だ。

両方ともさすがにこういうことの開発では
世界のトップを走るメーカーだから
すばらしくできている。

テレビでみた限りでは
人間の動きに「まったく同じ」と言っていいほど
よく似た動きができている。

特にソニーのロボットは小型軽量にできているためだろうか
いろんな動きがす早く出来ることに、非常に驚かされた。

両方とも人間によく似た外見、形状だから
どうしても人間の身体能力と重ねて考えてしまうが
あれはあれで「独立したなんらかの能力を持った機械」
として考えてみると非常に面白い可能性があると思えてくる。

うがった見かただが
あまり人間と近い形で何ができるかを考えていくと
いずれ倫理とまでいかないにしても
感情的にどこかに「わだかまり」が
生じる可能性もあるかもしれない。

まあ、それはそのうちに考えるとして
とりあえずどんな可能性があるかだけ考えてみる。

人間のかたちがなぜこのような人間らしい形になったのか
を考えてみると
これほど多様な行動や活動に適した形はないのだろうなあ、と思える。

歩くこともできるし走ることもできる。
泳ぐこともできるし、座って飯を食べたり本を読んだり
作業をしたりすることもできる。
いろんなことができる。
このいろんなことを実現するにはたぶん人間の形が
一番適した形なんだろうな、と思う。

だからロボットも人間の形に似せて作ると
多様な作業に従事させるには一番良いということにも
なるのかもしれない。

逆に、専門的で最適化した動きをさせるには
専用機のような機械で良いことになる。

で、人間の形をしたロボットには
人間のできることはなんでもさせることができるのだが
ここで普通の人間との違いを考えてみると
ロボットの動作は、たぶん、きっと、
コンピューターの作り出す
デジタル化された命令で動くことになるわけだから
例えば左右の腕を連関させたり同期を取って動かすことができる。
非常に複雑で難しい動きをさせることができるはずだ。

あるいは外部からの指令やセンサーからの情報を
自分の動きにすぐに反映させることができうる。

これは簡単に考えがちだが
非常に重要なことだと思う。

人間と同じ種類の作業ができるうえに
コンピューターの指令で非常に複雑で高度な作業も
できることは、これはもしかして
社会や産業の在り方まで大きな影響を与える可能性がある。


例えば、
工場のなかで動いているような工作機械は
最近はNC工作機械が多いのだが
こういうものはいずれ人間型ロボットで
操作することになりはしないか、、、
もしかして工作機械に限らず
様々な機械設備や設備なども
人間型ロボットで操作することも考えられる。

最近、問題になっていることに
工場設備や設備などが高価でありながら
稼働率が低いということがある。

量産部品などはそうはいっても稼働率は
下げるわけにはいかないのだが
少量や単品部品の加工などは
工程ごとの機械設備が必要になっていて
稼働率が上がらないという問題がある。

機械の機械部分はもちろんそれぞれの機能を実現するために
それぞれに特化した形になっていて
兼用にすることは難しいだろうが
工作機械で言えば「NC工作機械」に積み込まれている
制御装置はどれもみな同じようなもので、
案外「兼用化」もできような気もする。

それをもっと発展させて考えると
制御装置だけでなくモーターのようなものまで
兼用化できる可能性もありはしないか。
もしかしたらボールネジやガイド部分や
あるいはスピンドルなどの部分まで
兼用化ができる可能性もありはしないか。

いやいや、もっと可能性だけを考えれば
人間型ロボットがそのまま工作機械や工場設備や
社会設備になる可能性もある。

多様化を実現するために仕事をする最後の接点、
機械で言えばスピンドルに工具を付けたり
チャックで製品を把握したり
そういったものが「アタッチメント」として
人間型ロボットに装着されて
多様な作業をこなす可能性もある。

ま、剛性とかも関係してくるから
とりあえずは、汎用の工作機械のところに
人間型ロボットが立って
制御装置とそれに直結したモーターなどの代りに
ロボットが機械のその部分を担うことはできるだろう。

そうなった場合の工作機械の価格は当然、安くなっていくだろうから
そういう分野のための設備としては
案外可能性があるかもしれない。

もちろん、量産部品などを大量に生産している工場では
いつも機械が可動している必要があるわけだから
こういったやり方にはならないだろうが
あまり最近はいわれなくなったけれど
「DNC」という概念もあったっけ、、。
制御部分だけどこかでまとめてやってしまうやり方だって
ありえるではないか。


人間とそっくりな動き方をしている
人間型ロボットを見ていると
工場のなかで汎用機械のハンドルを握って
任意形状の加工をやっていたり
やすりを持ってやすりをかけていたり
ボール盤のところで穴あけ作業をやっている姿が
人間の姿のダブってくる。

これが良いことなのかどうなのか、、わからない。
しかし「可能性」で考えれば
あながちありえないことでもないわけで

ともかく重要なことは、こういうロボットのようなものが
どんどん生まれてくると
既存の機械や設備のようなものまで変わって行かざるを
得ないということに気がつくべきなのだろうと思う。

遠隔操作の飛行機やトラックや乗用車や
そういうもののテストや試験なども
そんなやり方でこなすということもでてくるに違いない。

人間が行っていることをそのままロボットの行動の上に
「重ねあわせる」ということはそんなに先の話しではない。




2000.12.17

ロボットについて考えると
これからビジネスになったり
実現すれば便利だろうと思ったり
必ず必要になるだろうなあ、と思われることはまだまだある。


ちょっと考えると
例えば「ロボット」に動きを「教える」にはどうすればいいんだろうか。

これは今、すでに産業用として使われている
直交座標や極座標タイプの溶接や組み立てやバリトリ用の
ロボットなんかでも問題になっていて
どうやって簡単に作業を教えてやるのかを
それぞれのメーカーがいろいろ考えているようではある。

これは結構難しい問題があって
ロボットがまわりの状況、環境を
どう確認するかも重要な問題になってくる。

今のところは様々なセンサーなどを使って、行うのが
方向ではあるのだが

こういうものと連携しながら
どうやってロボットの動きをつくっていくのか、、

産業用ロボットなんかは
ゲーム用の操縦ハンドルみたいなものを使って
「ティーチング」していくというのが
いまのところは多い。

いちいち、三次元空間上の位置の座標値を
プログラムして入れ込んでいくというのは結構大変な作業ではある。

それ以外に以前から研究室レベルであるのは
人間の体や腕は手などに
センサーがたくさん取り付けられた手袋のようなものや
人間の動きをモニターするものがついていて
それで人間の動きをそのままロボットに反映する、というものだ。

それをデジタルデータとして残しておけば
何回でも同じ動きは再現できる。
まあ、このあたりの話しはもう珍しくもない。


このあたりの話しで一番これから可能性があるだろうなあ、、と
思われるのは
モーションキャプチャー技術だ。
これはもうここでは何度も書いたし、
結構いろんなところで紹介されているから
知っている人は増えているだろうが
CCDカメラなどを使って画像を撮り、
そこに撮られた人間や物の細かな動きの画像を
コンピューターで三次元空間上の位置座標に
置き換えていくという技術だ。

コンピューターゲームや映画などで盛んに使われている。

こういう技術で取られた人間の動きを
ロボットの動きに埋め込んでいくというのは
そう難しい話しではないだろう。

CGなんかで作られた動きというのは
どうも非人間的で、それも「重さ」や「質量」が
考えられていないことが多いから
動きが不自然だったりする。
こういう問題もモーションキャプチャー技術を使えば
人間の動きそのものだから
社会や人に接し易くなるだろうと思う。


ところでモーションキャプチャー技術で思い出したが
以前、携帯電話がもっと進んでいけば
きっと「プロジェクター」が付いてくるんじゃないか
と書いたことがあるが
さすがこれは実現していない。

まあ、きっといずれ携帯電話というより携帯端末の一種として
実現されると思うが、

この場合でもキーボードは問題になる。
最近の携帯端末でも後づけタイプの小さなキーボードを
後から買ったりすることができるものが出てきているが
もっといいものがないだろうか。
これもいろいろ考えたが
やはりこれもモーションキャプチャー技術
みたいなものだろうなあ、と思う。
キーボードの上を動きまわる指をすべてモーションキャプチャー技術で
どこのキーが押されたかを知ることができれば良い。
この場合、指の種類や動きは考える必要はない、、、というか
ともかくもどのキーがどういう順番で
押されたかどうかを知ることが出来ればそれで良い。

まあ、ともかく、人間や物の動きを知ること、、、
それをデジタルデータに変換すること、、
についてはこれからもっと面白いアイディアが
必要になるだろうと思う。




2000.12.24

2000年もあと一週間だ。
20世紀もいよいよ終わり21世紀になる。

「世紀末」ということばも
しばらくはつかわれなくなるだろう。
これからは「新世紀」だ。

別に世紀を超えたからといって
空気の色が変るわけでもないし
どこかの原理原則が変るわけでもない。

しかし、そうはいっても
世紀が変るというのは
人間の意識や気持ちにとって大きな意味を持つ。
まして今回はミレニアムでもあるのだ。

われわれがどんな意識でこの世紀を終わり
新たな世紀に向っていくべきか、、
その心の座標を考えておくことは
無意味なことではないだろう。


それにしてもこの20世紀の間に起きたことは
人類史の上でもスゴイことだったのだろうと今更ながらに思う。

猿から人間になれたのも
数万年の脈々たる「ものづくり」や「科学の発達」が
あったからこそだと思っているが
それにしてもその「ものづくり」や「科学の発達」というものを
自然に対する人間の影響を広げ知を掘り下げていく試みとするならば
この100年で行ってきたことは
あまりに急激で力強く、時に破壊的な力さえ持っていたとさえいえる。


あまりに急激に発展した「ものづくり」や「科学の発達」だから
21世紀はこれほどの発展はしないだろう、という意見もあるが、
いったん、ここで踊り場に差し掛かっていくのか
あるいはいままで以上に急激なカーブを描いて
科学や技術が発展していくのか、、これはだれもわからない。

しかし、点から線へ、そして面への広がりを見せていくように
きっとこれからの科学も技術もさらなる発展をしていくことは
たぶん間違いないことだろうと思うが、
「面の広がり」を見せていくのか、
まだ「線のように一直線に高度な部分」を目指していくのか、
それはまだわからない。
たぶん、そのどちらも、、だろうとは思うが、、。


しかし、、
ミレニアムに立ち会うということもそうだが、
「ものづくり」に携わっている人々にとっては
これほど「科学や技術の発達」を目の前にしながら
「ものづくりがい」のある時代に生まれてきたことは
偶然とはいえ、すばらしい偶然じゃないかと思う。



来る21世紀に何が生まれてくるのだろうか、、。

ワクワクするようなことがおきるだろう。

今の我々には想像もつかないものでもあるだろう。

現在の社会や産業や家庭や個々の人々が持つ
様々な問題の解決に向けて
いままで以上の努力がなされるだろう。

20世紀が生み出してしまった問題や矛盾に
向けられると同時に
いままで実現されていなかったような
問題や欲望にも向けられる。

もっと遠くへ、早く、確実に、という欲望も
長寿に対する欲望も絶えることのない課題として
引き続き実現への努力がなされるだろう。

新たなエネルギー源を求めていく動きもあるだろう。

ほかにも衣食住や様々な分野でそういう課題は
引き続き提案され実現に向って動き続ける。

そのなかでは生命レベルや原子レベルでの
人間の自然への認識を広げていくことになる。

人間の、自然への問いかけはとどまらない。


そしてそういう行動自身が人間が人間であろうことを可能にし、
人間としての成り立ちを深めることを可能にしていく。

で、あればこそ、我々は次の時代に向けて
希望と夢のある新たなスタートをしたいと強く思う。




2001.1.8

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

今日のコラムにも書いたが
年末年始はもっぱら生物学の本を買ってきて読んでいた。

詳しくはまた、そちらを読んでいただくとして
面白いと思うのは
文化や文明と体の関係が人間の進化に
はたす役割は大きいという話しだ。


正月そうそうに重い雪が降って
過酷な雪かきを強いられた。

人間の体というのは多様な作業に適応できように
なっているから
とりあえずの「ゆきかき道具」があれば
ひととおりの仕事はできる。

でも「ゆきかき道具」が自分の体にあっているかといえば
そうとも言えない。

基本的には右利き用があれば便利だとは思う。
もちろん左利きの人は左利き用があれば良い。


ユニバーサルデザインということばも最近はあって
どんな人にも適応するデザインのことを言うらしいが
本来、ひとは一人一人の大きさとか能力とかが違っていて
当然なのだから
どんな人にも適応するデザインというのは
逆に言えばどこかに無理のあるデザインと言えないだろうか。

公共的な場所や複数の人々が集まる場所では
そういうデザインが必要になることはもちろんわかるのだが、、、


話しを戻すが、、そういう、社会がいままで当然としてきた
定数みたいなものって人間のシンポにも
影響を持っていたのじゃないかと思えてくる。


例えばいろんなものをみていると
右利きの人のためのものが圧倒的に多いのだが

そういう右利きの人が住みやすい形になっているから
左利きの人はそういうなかで
本来左のほうが生きやすいにもかからわず
右で生きることを強いられてきた。

これって、結構、人間の進歩ということからすると
重要なことなんじゃないかと思う。

いや、左利きの人がチャンスを逃してきた、というんじゃなくて
むしろ左も使えるし右も強制的に使えるように
なったし、で、
両方が結果的に使えるようになっている。
左利きの人が結構優秀な人が多い?と言われるのもあながち
うそではなく、こんなところに関係しているのかもしれない。

進化は必要に迫られておきる、、のであれば
なにも便利一辺倒になっていかなくてもいいのかもしれない
とも思う。

人間の能力開発をするために
あえて、不便ではあっても
使いこなすことでいろんな能力を開花できるような
そんな道具もあっていいのかもしれない。

雪かきを右利きでも左利きでもできるように左右共用できるように
すると右でやってしまうから
あえて左利きでしか使えない形状も右と同様に作ってみる。
ただ、これは両方を買わないとイカンからあまり現実的ではない。

しかしそう考えると左利きの人は
右で作業することを強いられてきたといえなくもない。

ここはひとつ、右利きの人も不便ではあっても
左利き用をあえて買って使う、という文化もあっていいのかもしれない。


必要に迫られて、ではなく
意識的に不便な生活や行動をしてみる、、、というのも
これからは案外「あり」、かも。



2001.1.14

アメリカの景気後退が話題に登ることが増えてきて
そのなかで代表的に扱われることになってきたのが
自動車産業の話しだ。

ここ何年かはアメリカの自動車産業は
コストの低減と生産性の上昇によって
利益をあげることができて
そして、その要因も
情報技術の利用によるものだと言われてきたのだが

ここにきて、、特にアメリカで最近行われている
「モーターショウ」で、あまり新車や革新的な技術が
アメリカの自動車メーカーからは
登場してきていないことが取上げられて

「いったいアメリカの自動車メーカーは
この間に何をやってきたんだ」、という批判めいたものが
アメリカの識者のなかから盛んに言われはじめている。


たしかに、アメリカの最近の乗用の自動車は
ボディーデザインはレトロちっくなデザインで
新味性を表しているが
エンジンやシャシーや基本的な性能の開発については
そう革新的な技術が生まれているわけではない。

ここしばらくの新聞などに紹介される
アメリカの識者の
アメリカ自身の自動車産業に対する批判や反省の弁を
聞いていれば

たしかに情報技術などによる生産性のアップや
コストの低下のメリットは生まれていたし、
それに伴う利益の最大化も実現できたんだろうが、
一方で技術の進化や魅力ある車作りを
おろそかにしていたんじゃないかという
意見が見られる。
たしかに今、アメリカ国内では
日本の開発した車が売れている一方で
アメリカ製の車が売れていないという「問題」も
現実になってきているようだ。

ただ、こういう分析は
実はもうだいぶ前から「日本の学者」は
分析していて

日本の得意なきめこまかな自動車作りや
技術やアイディアをてんこもりにしたような
「擦り合わせ型車作り」に対し、

アメリカの得意なトラックなどに現れる
比較的、要素間、部品間の擦り合わせや精度の甘い
「組み立て型車づくり」

、、では
確かにアメリカのような車つくりでは短期的に
利益はあげられるけれど
日本はそれに追随するべきではなく
たしかにそういうやり方も勉強しながら
「擦り合わせ型車作り」を忘れず進めていくべきだという
意見を言っていた。

これは代表的には東大の藤本先生が言っていた意見で
いろんな新聞や雑誌なんかにも盛んに紹介されていたから
目に触れた機会もあるだろうと思う。

まあ、この話しというのは非常に重要な話しで
日本のものづくりの今後を話しするうえでも
考えていかなければいけない観点だと思う。

まして、全部とは言わないまでも
日本のものづくりの重要性を忘れずに足元を
しっかり見つめてものづくりに励んできた
景気が悪いと言われる日本のなかの自動車メーカーが
空前の利益をあげていることなど
現実が
藤本先生が言っていた通りになってきたところをみれば

なぜ自動車の世界がこんなことになってきているかを
分析して日本の産業界に生かすことは必要なことだろうと思う。
が、この話しは今日はここまでにして


最近興味深く考えたのは
日本の車や一部海外の車に使われだした
新しい技術についてだ。

特に、最近は自動車の運行に
「コンピューターによるバーチャル体験」や
「コンピューターによる人工知能化」を
利用したものが現れてきているのが目につく。


外国の車のなかには
ナイトビジョンといって
赤外線で車の前方を探知し
人工的に作り出した映像を前方のフロントガラスに
重ねて映し出す、というものが最近出てきた。

夜や雨の日などに前方が分かりづらい時などは
赤外線で前方を探知することにより
目に見えないものを探知して
認知することができる、というものだ。

実際に見たことはないからどれほどのものかはわからないが、
たしかに夜中や雨の日は前方が見えづらく
それをおぎなってくれる仕組みがあれば
これは便利だろうとは思う。

それと、つい最近販売された国産の高級車は
高速道路を走っていてレーンから車が
なんらかの原因ではずれそうになった時
自動的に車自身がレーンをキープするのだそうだ。

ハンドルを握っていてレーンが外れそうになった時に
ハンドルを自動車自身が修正するらしい。
これはドライバーにとっては結構ビックリする体験になるだろう。

前述のナイトビジョンだってドライバー自身の直接的な
体験ではないものが投影されるのだから
やはりちょっとびっくりするような
経験になるだろうと思う。

これ以外にも車の運転時における
「コンピューターによるバーチャル体験」や
「コンピューターによる人工知能化」は
どんどん進んでいる。

急ブレーキをふんでも
ロックしないための仕組みだって
「コンピューターによる人工知能化」だし

GPSを利用したナビゲーションの仕組みなんて
「コンピューターによるバーチャル体験」の
一種みたいなものだ。


こういった
「コンピューターによる人工知能化」
「コンピューターによるバーチャル体験」
が
はたして実際の運転やあるいは社会生活のなかで
どれほどの影響が今後もたらされるかは
まだ不明ではある。

確実であればたしかに安全だったり便利だったりも
するんだろうし、開発にあたっては
それなりの研究結果も踏まえているんだろうが、
結構、一方に問題も抱えているような気もしないでもない。

短期的に考えれば、人間の行動を補佐したり助けてくれ
安全だったり便利だったりするために
積極的に
「コンピューターによる人工知能化」や
「コンピューターによるバーチャル体験」を
利用していうことは
うまくやればとりあえず「良いこと」だろうとは思う。

しかし、長期的には、、これはきっと
人間の存在の仕方や進化にもきっと影響はあるだろうと思う。

コンピューターゲームと子供の成長が
たぶん非常に大きな関連がある、ということは
間違いないことのようだから

それと同じことで、
車の運転とコンピューターの「支援」の関係は
あるいは日常的な生活とコンピューターの「支援」の関係は
大きく重要な問題をはらんでいると思える。


できれば稚拙にそういうことに進んでいくのではなく
人間の成長や進化と
コンピューターとの関係や仮想体験や人工知能化との関係を
もっと慎重に構築していく必要もあるだろうと思う。

直接的に関わってくるのではなく
間接的継続的に関係してくる、そんなやり方のほうが
望ましいのではないかとも思う。

もっと言えば


夜や雨の日に視界が良い(ように見える)ことや
レーンキープを自動的にやってくれることを
コンピューターに期待する前に
人間自身の行動として安全に運転ができるような
「仕組み」が欲しい、と思う。


ナビゲーションやブレーキのアシストはそういう技術として
評価できると思うし

最近の日産の車に搭載されている
「エクストロイドCVT」なんてのは
まさにそういう技術として評価できると思う。

ハイブリッドや電気自動車もそうだ。

日本のものづくりには前述のように
まだまだ、やれることはたくさんあり
やらなくちゃならないこともたくさんある。

身体に障害がある人達のために
安全に、使いやすく車を構成することなんかは
法律の縛りでなかなか実現が難しかったりするが
そんなところにこそ
力を注ぐべきだろうとも思う。

人間社会のありようまで掘り下げて
これからの社会とものづくりの関係を考えていかないと
似て非なる、、とんでもないものまで行き着いてしまうことにも
なりかねない。

ナイトビジョンや自動レーンキープの仕組みがそうだとは言わないが、
策に溺れたようなものづくりや
消費者を○○にしたようなものづくりには
未来はないと思う。

結果的に人間の本性や成長や進化を傷つけてしまうような
ものづくりは、これは避けなければならないだろうと思う。



肝心な「アイディア」だけれど
Aピラーが視界の邪魔になる、というのは
これはなんとかしたいと思う。

それも含めてAピラーの使い方って
もうちょっといろいろありそうな気がする、、、
と言っていたら友人が教えてくれた。

スペインのセアトという車の最近発表された車(これが結構格好良い)
にはAピラーにワイパーが収納されていて
動くときだけそこから出てくるらしい。

昔なつかし、三角窓もなくなって久しいが、
あの機能をAピラーに取り付けることはできないかと思う時がある。

三角窓から入ってくる風は、あれはあれでなかなかよかった。

そういえば
最近ガソリンスタンドの宣伝でサニーのトラックが出てくる
コマーシャルがあるが
三角窓をオープンにして、Tシャツを腕まくって着て
運転している若い人のサニーのトラックなんて
今見てもどっきりするほど格好良い。

なんか、もっと運転すること自身が
ワクワクしてくような自動車ってないだろうかと思う。

現代版のサニトラ、欲しい。



2001.1.21

前回は長かったので今日は短く、、

寝相が悪いせいか
朝起きてみると
髪に寝癖が付きぼさぼさになっていて
困る。

お湯を使って寝癖を直すことになるんだが
もうちょっとなにか良いアイディアはないだろうか。

タオルをそのたびにお湯に浸すなんて
面倒だし、、

かといって、コンビニなんかで売っている
寝癖直しのスプレーみたいなものも
そんなことでお金をかけるのも何かいやだし
髪にいろいろつけるのもいやだ。

寝癖直し専用ブラシ、みたいなものがあれば重宝
すると思う。

電気なんかでやるんじゃなくて
ブラシの背中のほうにお湯をいれる部分があって
そこにお湯をいれると
ブラシの毛が生えている面からお湯が染み出してきて
なんどかブラシで
髪をこすっていると
自然に寝癖が直る、、というのはどうだろうか。

ブラシの毛そのものからお湯が染み出してくるというのも
良いかもしれない。
そんな材料なんかだったらたぶんあると思う。


ブラシといえば
最近「フリース素材」のウェアが流行っている。
ユニクロなんかが火付け役か。

筆者も良く利用しているが
実はフリースのウェアというのにひとつだけ
注文があるとすれば
なんどか着ているうちに
表面にできる「毛だま」がなんとかならないか、
ということだ。

セーターなんかの毛玉とちょっと
感じが違うから
一時流行ったシェーバーのような形の
「毛玉とり」では使えない。

筆者は細かなブラシでなんどかこすってみたが
ちょっとはきれいな感じになる。
つまり毛玉状態の小さな固まりが
ブラシでこすられて平面に戻る、

が、新品のようにはとうていならない。
たぶんそれにむいたブラシ状のものがあるんだろうと思う。
腰が強くてきめこまかなブラシみたいなものだったら
いいのじゃないかと思えた.

いくら安価で重宝するフリース素材のウェアだとはいっても
なんども着るわけだし
そうなればできるだけ新品に近い状態で着たいとは思う。




2001.1.28

先週から記録的な大雪が続いていて
日本列島全体が雪とその影響で
覆われてしまっているかのようだ。

筆者も先週から雪かきに追われていて
もともと持っていた腰痛だが
最近は暖冬のためかやらなくてもよかったのに
今回の結構きつい雪かきのため腰痛を悪化させてしまった。

5年ほど前に購入した
ホンダのエンジン式雪かき機「ゆき丸」君も
この数年は惰眠をむさぼっていて
もう使うこともないのかもなあ、、
と思っていたら今年はフル出場だ。


さすがに動力式だから
人力で雪を持ち上げて遠くに放り投げる
ことに比べれば
人体に対する負担ははるかに少ないのだが
「ゆき丸」君について歩くだけでも結構疲れる。

理由の一つは
ハンドルの位置だ。
自分にはちょっと低すぎて
中腰になっての作業を強いられるから
それが腰への負担になった。
良くみたらハンドル位置を上下することも
できるようになっているのだが
ボルトを数本はずしての作業になるから
面倒臭くてやらなかった。
あれはもっと簡単に上下できるようにしてもらえたら良い。

もう一つの理由は
今回の雪の降り方が半端じゃなかったせいなんだけれど
ゆるゆるした雪の上を走らせると
車体が浮きあがりキャタピラが
空転してしまって進めなくなる。
特にバックさせるとそういう傾向が顕著で、
人力で方向を変えたり、引っ張ったりすることで
なんとかすすませるのだけれど
あれもなんとかならないか。


それと、雪の放出する方向を
変えることのできる「射出孔」だけれど
ここについているハンドルにもうちょっと工夫が欲しい。

ハンドルが短いから手を前方に伸ばして方向を変える場合に
苦労することが多い。
これはパイプでできた直線状のハンドルではなく
上から見たら「パイプでできた半月状」のハンドルに
なっていれば良いと思う。

本当は車体の方向が変わっても
いつも一定の方向をむいてくれていれば一番いいんだけれど、、
これは今のことだからそんなに難しいことでもないだろう。
電波や赤外線やジャイロを使えば
できないわけじゃないだろうし、
雪を落とす場所にポイントをおいて
そこから雪かき機までワイヤーでも張って
いつも「射出孔」が
そこを向くようにすることもできるだろう。


まあ、いずれにしても
良くできているエンジン雪かき機ではあるが
腰痛持ちの筆者にはもっと優しくしてくれれば
もっとうれしい。
それと女性にももっと使いやすければ良いと思う。

ああ、そうそう、
エンジンの音もちょっとうるさい。

雪は夜中に降り積もる場合が多いから
朝から雪かきにかかる場合が多い。
が、となり近所のてまえもあるから
朝とはいえ、できるだけ静かに雪かきをしたい。
マフラーのことだけの問題だろうから
そんなに難しい話しじゃないだろう。

まあ、こうやってどんどん注文をつけていくと
どんどん高いものになってしまうから
メーカーとしてはそうも言っていられないだろうけれど
そこはなんとかできないだろうか。


そう言えば、
雪の上を移動する場合は「キャタピラ」が
いまのところ重宝しているが、
これもなにか新たなアイディアはないだろうか。
雪かきのような仕事には「キャタピラ」が一番良いとは思うが
とりあえず高速で移動する場合はもっとなにかありそうな気がする。

特に「ふかふか」した雪の場合は
「キャタピラ」のようなものじゃなくて
ちょうど水に舟が浮かぶような
推進力もスクリュウのようなものはないだろうか。

で、考えたのは
床屋のカンバンのような感じの
スクリューのようなものだ。
要は長くて大きなねじれたスクリューのようなものを
舟というかボードのような浮遊できるものの両側につける。
これを動力で回せばきっと推進力になる。
船体というか浮遊できるものと
スクリューのようなものの
位置関係は可変できるようにして
ふかふかの雪であればスクリューのようなものは雪のなかに
潜らせて進むことになるし
固めの雪ならば船体とスクリューで請け負う重さを
折半していけば良い。
これだったら水の上も走ることができるはずだ。
ただ、この乗り物の場合は
コンクリートなどの上は難しいだろうな。



2001.2.4

単純な幾何学的な模様を
いろいろに組み合わせてみると
思わずいろんな発見があって楽しいと思う時がある。

サインカーブとでもいうか、
波板形状の断面を持つ板、昔でいう
波板トタンの板を
例えば90度ごとにひねりながら
何枚も重ねていけば
薄い板であるにもかかわらず
結構な高さに積みあがっていく。
強度的にも非常に強いから
これはこれでなにかスペーサーや
物を置く台のようなものにもなる。

まあ、もともとそういう形状は
ダンボールが同じような形状で
ダンボールだって90度ごとにひねりながら
積みかさねていけば
結構強度を持った構造物になる。

ただダンボールの場合はその間あいだに
平板というか平らなボール紙が挟まることになるから
一度作ったものをまたまとめてしまういたい場合は
ちょっと難しい。

トタン板みたいなもので
直接並波板と波板をひねりながら積み重ねていくのなら
ひねりを戻していけば
また元の大きさというか、高さに戻る。
これは結構使えるものではないかと思う。


さてこうやって形状をいろいろ考えていくと
面白いことはまだある。
特に積み重ねてみると面白いことが出てくる。

この前やっていて面白いと思ったのは
柔らかい樹脂でできた板
断面形状は櫛のような

_|_|_|_|_|_|_|_|_|_

のような形になっている。
片面は板になっていてもう片面は壁のように
薄い板がその平板から生えているような感じだ。

これを二枚用意して一枚をひっくり返す。
一緒にかさねるとちょうどこんな感じになる。


   ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄
_|_|_|_|_|_|_|_|_|_

密着させればこんな感じだ。
二U二U二U二U二U二U二U二U二U

ちょっとうまくかけないが、
言わば、
平たい板に挟まれた空間が壁に挟まれてできている感じだ。

実際には二枚の板からできているからその二枚の板は
若干ずらすことができる。

こんな感じだ。

(1)、上方の板を左にずらす。
  ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄←
_|_|_|_|_|_|_|_|_|_

(2)、上方の板を右にずらす。
→  ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄
_|_|_|_|_|_|_|_|_|_

つまり、中にできた空間が
ちょっと面白いことになる。

この空間の状況はこれはこれでいろいろに使えると思うのだが、

筆者はこの組み合わせた構造そのものが
面白い動きになると思った。

組み合わせた
二U二U二U二U二U二U二U二U二Uのような板が

力をかけることによって
当然、上方や下方に曲がろうとするのだが

(1)のように組み合わせた場合は
下方には曲がりやすく上方には曲がりにくい

(2)のように組み合わせた場合は逆に
上方には曲がりやすく下方には曲がりにくい

曲がりにくいというよりは
曲がらないといったほうが良いくらい曲がらない。
だが、逆に力をかければ簡単に曲がってしまう。

で、
当然ながらこの二枚の板はそれぞれに若干ずらすことができるから
それを積極的に行えば
曲がりやすく、あるいは曲がりにくくする方向を
二枚の板をずらすことで制御できることにならないか。

逆止弁やなんらかの「流れ」の制御に使えるかもしれない。
形状記憶合金みたいなものと組み合わせても良いかもしれないし
電動で制御ももちろん良い。
アクチュエーターのようなものにもなる可能性もあるし
あるいはそういった一連の「ユニット」を積み重ねていくことで
いろんな動きができる可能性もある。

簡単に考えただけでも
二つのセットを組み合わせれば
上(下)あるいは右(左)に倒れ易い構造と
下(上)あるいは左(右)に倒れ易い構造と
どちらにも倒れない剛体と
三種類の動きを実現できる。

あるいは「空間」を空圧や真空で制御することで
板やあるいはアームのようにしたものを
積極的に曲げることもできるだろう。

あるいはそれと同時に「ずれ」をメカ的に制御することで
空圧や真空で板やアームのコントロールをすると同時に
「ロック」する機能を持たせることも可能かもしれない。

おもしろそうだと思った人はぜひ実験してみてください。

とりあえず、do it yourselfの店に行って
プラスティックでできた「プラスティックダンボール」というか
「ダンプラ」というか、製品名でいうと
「ダンプレート」というものがあるんだけれど
これがその形を作るには使えそうだ。

 ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄
_|_|_|_|_|_|_|_|_|_

こういう形をしているから
一面だけカッターではがしてしまい
こういう形にする。

 ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄

これを組み合わせれば良い。
ほかにもこういうアイディアはいろいろありそうだ。





2001.2.11

大雪で翻弄された時期がすぎて
ようやく、町にも普通の日常が戻ってきたようにも見える。

道沿いに積まれた雪も
ようやく片づけが終わりかけてもきた。

まだ、トラックとショベルカーで雪の片づけが
終わらない道もあって
そういうところでは渋滞が始って
まあ、これくらいはしかたがないだろうと
改めて雪が高く積まれたトラックを遠目に眺めながら
車が流れ始めるのを待つ。

まだまだ寒い日がつづくが
こころなしか昼の日差しも
2月に入って強くなってきたようにも思える。


こうなってくると冬の間に
目につきづらかったものが
改めて見えてくるから面白い。

色彩の色どりというのもきっと春になるにしたがって
目につきやすくなるのだろう。


そんなことを考えながら走っていたら
カーブミラーがとても汚れているのが目についた。

三叉路のところにあるミラーもとても汚れている。

、から道から出ていくのがとても難儀する。

たぶんしばらくすれば行政やそこに頼まれた
業者が出てきてミラーをふくのだろうけれど
どうやってやっているんだろうと
思わずにはいられない。


ミラーだから道からも結構な高さのところにあるし
また道に沿って置いてあるから
きっと作業は大変だろうな、と
思って見ている。

考えてみれば
あれに例の光触媒のコーティングをすれば良いのではないか。
結構汚れが防げるだろうし
もともと光に当たればあたるほど
汚れがとれるというものらしいから
道のよこに設置してある年がら年中光にあたる
ミラーなんかは最適ではないか。


あとはミラーにワイパーをつけて
自動的に汚れを拭き取ることができれば良いだろう。
湾曲しているとはいえ
そんなに難しいかたちじゃないし
、というか○なんだから
汚れを取るワイパーだったらそんなに難しくもないだろう。

できれば日本中にある丸いミラーに「後づけ」できる
ワイパーを考えてとりつければいいかもしれない。



、、てなことを考えながらまた走っていると
お店のカンバンが目についた。
普通のカンバンなんだけれど
布でできていて
そこに塗料でマークが書かれている。

だが、よく見ると
布が黄色で塗料で書かれたマークが黒だから
逆に書かれたマークが裏にまで透けて見えて
マークの意匠がやくわからない。

結局、布が透けてしまっているからなのだが。
こういうことって結構多い。
ほかにも
布が透けることによってこまっていることは結構あるのだが
しかし、それを積極的に解決しようと
いうアイディアはあまり聞いたことがない。

最近は透けない布や
あるいはなにかほかのものをはさんで透けないように
するやり方があると思うが、
もっと簡単に易く安くできるやり方はないだろうか。

布のように薄く柔らかく伸縮性があり安価であるという
ものはいろいろに応用が効いていいのだが
結構その良いところ、が
逆に困る種になることもある。

うまく使えば面白い使い方だって出てくる。
伸縮性がある布ならば
伸縮性を止めるコーティングや塗装を
自在に絵や写真や文字にして塗り
伸縮をコントロールして文字や絵を浮き出させることができる、、
とかそんなこともできりだろう。
あるいはそれを使って発色を制御できるかもしれないし
光の透過性を制御することもできるだろう。

いろんな「布」が世のなかにはあると思うが、
「布」そのものの改良だけでなく
ぜんぜんほかのものと組み合わせて使ったり
力学的な仕組みや工学的な仕組みなんかと一緒にすることで
面白いことが実現できるようにも思う。



2001.2.18

携帯電話の用途がいろいろ広がってきて
話題になる。

ビジネス用や個人的な使用方法も
含めていろいろ考えられているようだ。

最近発売された「Iモード」が
JAVAに対応したとかで
これによって用途も更に広がるといわれ
ますます様々なアプリケーションがh広がっていくに
違いない。

忘れてはならないのは
こういう用途がソフトやアプリケーションの
開発の進展によって
広がっていく、、
、、最近では「Iモード」に対応した
「Iアプリ」なんかも素人でも比較的
簡単にできるらしいが、、、
そういう広がりは
一方で電話そのものの物理的な機能をも
拡大させていくだろうということだ。

携帯電話につける物理的機能、、
、、、いままでだったら
ワイヤーによって
外づけでつけて携帯電話でネットワークに
接続していたようなものが
これからは携帯電話にはじめから
付いた状態で販売されるか
あるいは小さなカードなどの接続端子が付いて
それが直接様々な機器とつながるようになるだろう。

最近ではカメラユニットが着きはじめたが
GPSユニットやそんなものも近いうちには付くようになる。

ちょうど、携帯端末PDAに装着しているものは
近いうちに携帯電話にも付くようになると思ったほうが良い。

もともと最近のPDAと携帯電話、特に中折れ式の携帯電話は
大きさの点では非常に似てきていて
いずれそんなに違いはないくらいになってしまうように思える。
もちろん、小型化の要求はあるだろうから
小さく軽量な携帯電話もどんどん出てくるとも思うし
PDAももっとでかくなっていって
小型のノートパソコンと遜色ないまでに
なっていくのもある。

いずれにしても
こういう「持って歩いて使う情報端末道具」は
そとで行う作業がデジタル化されていけばいくほど
あるいはネットワークつながればつながるほど
それに見合った情報端末に装着する機器、、
がいろいろ必要になってくる。
これは間違いない。

それはビジネスだけに限らない。
個人的な生活のなかでもいろいろ考えることができる。

この前、外出先で薬をのんでいる人を見て
考えた。

いずれ携帯電話は財布にもなる、、とう話しは
盛んだが、例えば薬入れにもなる。

小さな薬の入った入れ物が
携帯電話と接続し、くくりつけられている。
中に必要な薬を入れておいて
タイマーのセットによって飲まなければならない時間には
音や振動で教えてくれる。

、、まあ、ここまでだったらなにも携帯につながなくても良い。
タイマー付きの入れ物に薬を入れておいて
時間になったら教えてくれて飲むようにすれば良い。

でも携帯電話につながっていれば
薬を定時に飲んだかどうかはたぶんサーバー側で
確認もとれるだろうし
今のことだから薬をのまなくちゃいけない人の
その今いる場所も確認できる。

非常に重要な薬を飲まなければならない人にとっては
重要な使いかたにもなるんじゃないだろうか。

そう言えば携帯電話に人の血圧などの体の調子を
モニターするものは開発されているという話しを
聞いたことがある。
そんなものとも情報がつながっていけばさらに便利にもなる。


ともかく、、
携帯電話に何がつながる可能性があるかを
一杯考えてみれば良い。
すくなくとも
「外で行う行動や仕事」を携帯電話とつながれば
どういうことができるか、、
想像してみるだけでも良い。

情報のやり取りをするだけじゃなくて
そこで「物理的」な行動をする必要があった場合に
そのための「道具」が必要になる場合が必ずあると思う。




2001.2.25

最近、いろんなところに出張する機会が多い。
以前は自動車で行くことが多かった。

自動車の運転が好きだし、
荷物の運搬にも自動車のほうが楽だからだ。

が、最近は電車で移動することが多くなった。
遠くに行く場合は特に、電車に乗るようになった。
電車のほうが早いからだ。

途中に新幹線に乗る場所がある場合は
時間的な節約には特にメリットがある。

寝ていくこともできるし
帰りに時間によっては飲んで帰ることだってできる。

ただ、電車でいく場合に
ひとつデメリットがあるとすれば
電車のなかではプライバシーがない、ということか。

居眠りしているときに
いびきをかいている可能性があるのだが
だれも止めてくれない。
これには時々ハッとする時がある。

いびき防止の道具なだがいろいろあるようだから
使えれば結構重宝すると思うのだが
まさか鼻のあたりにわけのわからないものを
ぶら下げて寝ているわけにもいかないだろうから
もっと目につかずにいびきが防止できるものがあれば良いと思う。

いびきの音を探知したら
自動的に体をゆすってくれたり
振動を与えてくれるだけでもいい。



プライバシーという点ではこういうこともある。
お手洗いや携帯電話に出るために
椅子のあるところから
デッキに出ていく必要があるのだが
こういう時、私物のカバンやバックを持っている人は
どうしているんだろう。

網棚にカバンなどを乗せている人は
あまり気にもとめている様子もないし

こんでいるときはむしろカバンを椅子に乗せて
椅子を取られないようにしているひともいる。

こんでいるときはほかの人が見ているから
きっとカバンなど私物から自分の目線を
はずしていてもたぶん問題ないと
誰もが思っている。

しかし、ビジネス帰りや帰省客のような人達が多い
夜の電車は終着駅に近づくにつれて
客数も減ってきて
私物に対する他の人の目線もぐっと少なくなるだろう。

というわけでとりあえず
カバンのようなものを席を離れた時だけ
持っていかれないように
(日本ほど安心できる国もないというが
   最近はそうでもないし)
する「機構」があれば良いと思う。
機構といってもそんなに難しいものじゃない。

カバンそのものに鍵は付いているのはあるから
カバンとどこか車内の一部を括り付けられれば良い。
カバンからワイヤーが引き出せて
それでどこかに結わえることができればそれでもいいし

あるいは車内の椅子の近くに
固定のフックが備えつけてあればそれだけでも良い。
これはぜひJRにはお願いしたい。
簡単なフックでいい。
あくまで鍵やワイヤーやチェーンなどは
個人のカバンの側で用意しておけばいい。


ほかにも電車のなかでプライバシーをいかに守るか
という点を考えると
例えば
できるだけ横に人が座ってほしくない、という意識は
持ってしまうことがある。
ゆっくり休んでいきたい時やつかれている時など
できれば一人で椅子に座って休みたい。
通常の席の隣との距離は
あれは他人と保てる距離としては
限界を超えている。
間になにか壁なり障害物があるだけで
距離は離れたような気がすることもある。
腕を乗せるアームレストが引き出せる席では
あれを間にいれただけで
なんとなく緊張感が解けるような気にもなる。

グリーン車にのれば良いということもそうなんだけれど
もっと個人的な知恵でなんとかならないか。
そう言えば「ウォークマン」を聞いている若者がいたっけな。
自分の世界に入りこんで心地よさそうだった。

あれは考えてみれば良い発想かもしれない。

物理的なものでなくても
ああいったものでも
人と距離をおくことはできるということかもしれない。

人からみれば恐そうでも
サングラスとウォークマンはこれから電車のなかでは
必携かもしれない。




2001.3.4

たばこを止めて20年になる。
それまでは一日3箱目まで手が出るヘビースモーカーだった。

止めてから当然ながら
まったくたばこを買うということもなくなったから

最近はたばこがいったいいくらするのかを
まったく知らない。

自動販売機で売られているのを
まじまじと見たこともないし
たばこ屋にも行かない。
種類がどんなものがあるのかも
さすが日本のコマーシャルは力があって
いくらかづつはテレビで強制的に覚えさせられてしまっているが
(これ自身は恐いというかなんというか)
基本的には知らない。

で、だから、たばこの好きな人に言わせれば
そんなことはない、と言われてしまうかもしれないが
こんなことをふと考えた。

先日、コンビニエンスストアで買い物をしていたら
レジの横にたばこが置いてあるのに気がついた。
普段気にもしたことはなかったのだが
その日はなんとなく目に入ってきた。

カートンに入って売られているたばこだ。

ヘビーなたばこ吸いなら誰でもカートンで買っておく。

で、そのカートンが積まれているのを見て
あれ、と思った。

カートンに何か縛り付けてある。
良く見たらなんのことはない
「100円ライター」だった。

たばこ吸いはよほどこだわりがなければ
あの「100円ライター」を使うことが多い。
一張羅でどこかフォーマルな場へお出かけのときであれば
高級ライターでも持っていくのだが
普段の生活のなかではほぼみんなが「100円ライター」で
たばこに火をつける。

あれも登場したのは
この30年くらいだと思うが、安くなったものだ。
いや、価格は300円くらいからすぐ100円になって
そのままずっと100円だから安くなったわけではないが
相対的には安くなったと言っていいと思う。

あれだけ安く安定して供給できるとよほどのことがないと
これから先にも
たばこに火をつけるのは「100円ライター」であることは
変わらないと思える。
たばこそのものがなくならないかぎりは、、。

で、その100円ライターだが
たぶん原価はある程度安くできているんだろう。
カートンの単位で売られているたばこには
その「100円ライター」が景品として
付いてくることが多い。

おまけのように付いてくるわけで
けして有料ではないから
誰も「いらない」とは言わないし
あっても結局は邪魔にはならないから
当然、もらっておくことになる。


だが、よくよく考えてみると
「100円ライター」がそのたびに
必要なものであるとは思えない。

カートンのたばこを吸い終わると同時に
ライターのガスもなくなる、ということも
まずない。

むしろガスがなくなる前にライターそのものを
なくすほうが多いと思う。
で、結局、ライターを景品のようにつけてもらっているわけだが
だったら、ライター以外のものを景品につけてもらいたい、と
いう気持ちをもつのはだめだろうか。

いや、べつにねだるわけじゃない。
そうではなくて

景品としてのライター以外に
ほかの景品を考えてみたらいいということだ。

「100円ライター」の原価がいくらかはしらないし
それなりに安価であろうことは容易に想像はつくが、
もしそれと同じくらいの金額かそれ以下で
ちがった製品がおまけになればそれはそれでいいのではないかと思える。

もちろんライターのメーカーとしては痛手かもしれないが
むしろそれを上回る景品を考え出すことさえできれば
それでもいのじゃないか。

そう一種類に限ることはないわけで
いろんな種類があっていい。

たばこというものは無理矢理買って吸う人はいない、
景品が欲しいがために買いだめすることもまずない。
ま、そうであってもいい。

ともかく、有用なおまけを考え出して
景品として供給する。
供給先はどこになるんだろう。
たばこメーカーか、たばこ屋さんか、

いずれにしても現在でも
ライターはおまけになっているんだから
それに代わるものが流通する可能性はあるんと思う。

携帯灰皿?
パイポ?

そういったものもいいが、
例えば
清涼飲料水についているような「おまけ」もいいだろう。

あるいは香水や口臭を取る液体のようなものの
試供品でもいいかもしれない。
たばこに関連したそういうものであれば
試供品が気にいればちゃんとした製品を買うことにも
なるかもしれない。
いやいや、そう考えてみると
たばこに関連したものでもなくてもいいかもしれない。
せっかく日本中のたばこ屋さんに置かれて
配られるはずのものなんだから

たばこに関係しなくても
これから売りたい製品の試供品や数を少なくした製品版みたいな
ものをおまけにしてつけてもらえばいい。
だったら「なんでもいい」ということになる。

まあ、ともかくとりあえずは数十円でできる
たばこ吸いに配って喜ばれる、
そんなものを発想してつくってみる、、
結構面白い商売ができる可能性はあるんじゃないか。



2001.3.11

朝、ひげをそったはずなのに
昼間になってなにかの拍子に
鏡を見て
剃り残したひげを発見することがある。

結構念入りにひげを剃ったはずなのに
なぜか剃り残してある。

良く考えてみると
顔の両横の部分とか
あごの下とか
良く見えない部分のひげを剃り残していることが多い。

筆者は近眼なので
眼鏡をはずしていると
特に顔の横のひげを発見しづらいということはある。
でも、それにしても
普通の近眼程度であれば良く見ようと思えば
ひげを発見することはできないことはない。


それにしても
あごの下のひげはなぜ剃り残しが多いのだろう。

この前ひげを剃りながらよくよく考えてみて
わかったことがある。

普通、朝、ひげを剃るのは洗面台の前で
洗顔をしたり歯を磨いたりする行為と一緒に行うことが多い。

当然ながら洗面台は人の前に水をためる流しがあるから
ある程度の場所がそれで占有されている。
この場所が結構ばかにならないほどの面積を占める。
特に前後の幅は結構なスペースを占めている。

で、顔を洗ったり上半身を眺めて
身だしなみを整えたりするためには
その洗面台をはさんだある程度の距離を置いて向こうにある
大きな鏡は必要なのだが

ひげを剃ったりする時に
その距離が邪魔になる。

流し台の向こうにある鏡に顔を近づけると
上半身が前かがみになるので
あごの下が見えづらくなる。

ひげを剃り残すわけは
実はこんなことが関係している。
顔の横のひげを剃り残してしまうのも
距離が鏡から離れているので
見えづらいためだと思う。


洗面台のなかには鏡のなかに
拡大して写すたけの「拡大鏡」が
組み込まれているものがあるが
それでなくてもいいから

もう一つ、顔のすぐそばまで持ってこれる鏡があれば
それだけでも重宝するはずだ。

洗面台のすぐわきでもいいし
あるいは洗面台からアーム状のもので
支えた小さな鏡を顔の近くまで伸ばして
くることができればそれだけでもいい。

ひげの剃り残しをしないためにはそれくらいで
有効なはずだ。

ところで
洗面台の機能にはもっといろいろ
あってもいいだろうなあ、と思われることがたくさんある。

以前、書いたこともあると思うが、
歯ブラシや歯磨き粉や顔や髪につけるいろんな用品や
そんなものを管理したりするための
やり方にはもっと工夫があっていいし

家族が一個所にあつまる、、というよりも
あつまならなくてはならない場所なのに

そのわりに今盛んに言われるような「ユニバーサル」な発想に
欠けていると思う。
少なくとも
鏡や洗面台の流しの高さは
家族みんなにあっているとは思えない。

筆者はたまに腰痛になる時もあるのだが
腰痛に見まわれた時の洗顔は非常につらい。
考えてみれば
普通の健康な人だって中間的な姿勢をすることは結構苦しいことだ。

あれで上半身を支えてくれるものが簡単にどこからか出てきて
支えてくれうだけでも
腰痛防止にもなるし、すでに鳴ってしまった人には非常に
有効なものになるはずだ。


なんにしても
ものを作る時に通常簡単に考えられる以上の
「シュチュエーション」というものはある。

近眼の人が髭剃りをする、とか
腰痛の人が顔を洗うとか

すべての人が健康であるわけもなく
また、生活パターンや家族の構成や
身長体重、そんなものも非常に多様であるはずだ。
人それぞれに非常に多様な状況を
持っているはずだ。

公共的なもの、それは公的な場所に限らない、、
家庭のなかにだって「公共的」なものや場所というのはあるのだ。

そういう家庭のなかに「ユニバーサル」な発想の
ものをもっともっと供給していく必要もこれからはある。




2001.3.18

ここのところ自分の顔写真を何度か撮る必要に
迫られて難儀した。

デジタルカメラでお茶を濁そうかと思ったが、
あれだと鮮明に写らないのであきらめた。
今の最新のデジタルカメラならば
結構鮮明にうつるんだろうが
二年前のデジカメだと写真にして資料などに
つけると普通に銀鉛写真で撮ったものと
比べるとさすがに画質が見劣りして苦しい。

結局、普通のカメラで撮って現像・焼き付けにだして
慌てて郵送でおくる、というようなはなはだ
前近代的なやり方で乗り切った。


最新のデジカメを使って最新のプリンターで
印刷すれば結構な写真が撮れるのだろうが
それにしても
デジカメで撮った写真は銀鉛写真に比べると
まだまだ質感など見劣りがするように思う。

最近はデジタルカメラ専用の雑誌なども出ていて
それらを見ていると
結構鮮明な写真も写せるということなのだが、
良く見ればやはりデジタルカメラで撮ったものは
判然とする。


もともとデジタルカメラのいいところは
デジタルデータにして遠方の人まで写真を
リアルタイムに送ることができるというもので
あると思うのだが
はたしてそれだけだろうか。
例え、それがデジタルカメラのいいところだとしても
実際にそういう要求ではなく
鮮明な写真を撮りたい、という要求はやはり存在すると思える。

であればやはりこれからも銀鉛写真は無くならないと思うのだが
ただこれの欠点はやはりすぐ現像と焼き付けができないと
いうことだろう。
ポラロイド写真という手もあるが
できれば今ある銀鉛カメラ、を使いたい、、、
いろいろ種類があるし
なじんだ趣味的なそれを使いたいという要求もあるからだ。

だとすればどうすればいいか、
たしかに今、まちの写真屋さんにフィルムを持っていけば
早ければ1時間もすれば現像と焼き付けができてしまう。
しかし、
もし現像焼き付けが家庭で早くできたらどうだろうか。

そんなの無理だし
それをやったらとてつもない高価な現像焼き付けマシンが
必要になるという意見があると思う。

たしかに今、町の現像焼き付け屋さんにあるミニラボは
素人が手をだせうようなものではもちろんない。


しかしあえてそれを考えてみたらどうだろうか。
考えてみれば昔、写真やカメラの趣味を持つ人は自分で
現像と焼き付けをやっていた。たぶん、今でもやって
いるんだろうと思う。

あの仕組みをもっと簡単に安価にできるようにならないか。
きっとできると思う。


ただ、もう一つ問題はある。

通常の銀鉛カメラで写す場合は
フィルムは筒状のカセットになっているわけで
あれに入っている限り全部撮ってしまわなければならない。
最近のAPSはいろいろ凝ったこともできるようだが
現像と焼き付けまではフィルム一本を
一気にやってしまうことになるだろう。

なにか、いい方法はないだろうか、、。

考えてみればカセット式になっていなくても
35ミリであっても一枚一枚別々に
撮れて現像と焼き付けできてもいいのじゃないか。

そんなフィルム交換が一枚一枚できて
小さなカメラでなおかつ性能のいいものが
あってもいいような気がする。

そこで撮ったフィルムを
なんらかの手元の安価な現像と焼き付けマシンで
処理し非常に鮮明でいい写真ができればいいと思う。

なんかまったく新しいカメラの概念が
できそうな気もしてくるのだがどうだろうか。

そう言えば最近の銀鉛カメラで
デジタルカメラの一部機能ももっていて
写した画像をデジタルで即、見ることができる
というカメラがある。
あくまで写真そのものは銀鉛写真である。
これだって、それなりに重宝すると思う。

すくなくとも
フィルムで写した一瞬を例えば目を閉じてしまっていたようだから
もう一度撮り直す、とかはできる、ただし目を閉じた写真そのものは
リセットはできない。
一枚一枚確認しながら撮れる、というのはそれなりに重宝はすると思う。

だが、そうではなく
もっと簡単に一枚一枚「良い写真」を撮り
現像と焼き付けを行って
すばやく手にいれる方法があっても良い。


2001.3.25

先日、ローカルテレビの放送の中で
慶応大学の村井純さんの話しを聞く機会があった。

複数のパネリストによる番組で
野中ともよ氏が司会で
長野県知事の田中康夫氏、と
マイクロソフトの古川副社長と
長野県から出ている国会議員と
慶応大学の村井純さんの4人がパネリストである。

テーマはITによって長野県はどうなっていくべきか
みたいな内容だった。

それなりの人達が集まった番組だから
それなりに聞きごたえはあった。

一番、これからのことやこれまでのことで
洞察に優れていたのはさすが村井純氏だと思った。
詳しい内容はまたにするとして
そのなかで面白いアイディアを言っていた。

「車のワイパーに情報発信する機能が
ついていたらどうなるのか、、、
きっと全国の天気情報が車のワイパーの
動作の状況によってリアルタイムに
集めることができるはずだ」

村井氏は昔からこのアイディアを
いろんなところで話ししていたらしいが
一笑にふされていたんだという。
ようやく最近になって
そんなような実験をしようという
動きがあるんだとか、。

それにしてもこのアイディアは
面白いと思う。

どこかの自動車メーカーに
GPSだか携帯電話などの端末を搭載しておいて
道路が混んでいるとかいった情報を
集めるという話しは以前から聞いたことだある。

それと同じで、いやもっと情報を積極的に
集める気になれば
こういうアイディアというのはいろいろ
出てくるんではないかと思う。

特に家や職場のなかだけでなく
自動車や電車や自転車やあるいは歩いて移動している時にでも
その状態からそこにいる人々が
自分で積極的に、
あるいはまったく無意識のうちに、
あるいはなんらかの作業をする必要があったとき
その「対応」をしたこと自身がそのまま「情報」になっていく
ようなことはあるわけで
これはいろいろなことが考えられると思う。

当然ながら
携帯電話や情報端末やGPSなどネットワークに
つながっていることが重要になっていくわけだけれど
それさえつながっていればいろんなことが
できる可能性がある。

情報の集まり方には
情報をまったく自動的に集めるか
あるいは何らかのインセンティブがあって
集まってくるものにするか
あるいは公的な目標を持って
ボランタリーに集まるものにするのか、、、いろいろ
あると思う。

また前にも書いたが
無意識のうちに情報が集まってくる可能性もあるし
意識的に情報を送ることもあるわけだが


温度計や湿度計が携帯電話や情報端末についていれば
全国の気温や湿度をモニターすることもできるだろうが
ポケットに入れた状態で屋内にいた時には
自動的に情報を取得するわけにはいかない。

これは自分で積極的に
情報を送り出す、ということになる。


やはり発想として面白いと思うのは
自動車のワイパーを動かすことが情報になって
人がある行動をとったことが情報となり
「ネットワーク」で別の価値を生み出すというような
現象がありえることだろう。


そう考えてくると
情報収集のための「機器」はやはり携帯端末や携帯電話になる。
そしてそれから送り出す情報を取得する機械は
車とか様ざまな機器になる。

それは携帯端末や携帯電話が接続された専用機器、、、
例えば雨量の測定器などでも
もちろん良いのだが
それを車のワイパーが動いているかどうかで
判断するというのが面白い。

例えばITSで渋滞情報を集めているのは
どうやってやっているのか知らないが
ある地域の車のブレーキを踏んでいる時間の積算が
通常よる多いかどうかだけでも
その地域の車が渋滞ぎみであるかどうかということも
わかるかもしれない。
車のヘッドライトと連動していて
日没の時間も地域ごとにわかる、、はずだが
まあ、これはあまり意味はないかもしれない。

CDドライブとつながっていれば
今どの地域でどんな曲が流行っているかも
リアルタイムで把握できる、かもしれない。



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