バックナンバー
その12



2000.8.6

ところで駅の階段だけれど
あれももっと改善できないかと思う。
最近は都会では「エスカレーター」が
設備されているところも増えたが、
いまだ大部分のところは階段が多い。

もともと列車という直線に伸びている
(伸びて行かざるを得ない)「サービス」に対して
「直角」に「横」からそのサービスにアクセスするのが
「駅」の役割だ。
だからどうしても「交差」する部分がでてくるから
階段が必要になる。

考えてみれば
例えば田舎の単線の駅は
階段がないところも多い。
あったとしてもホームへ上がる高さだけだ。
これは交差する必要がないからだ。

行き止まりの駅なんかもホームと列車が
同じ高さにあって人間が昇降する必要がないところも多い。

列車のほうが自分で上下したり交差してくれれば
人間は階段を上下しなくていいのだが
それは無理というもので、
やはり階段を上下するか、
エスカレーターしかないんだろうなあ、、。

本当は大きくフラットなホームがあって
人間はそのホームのどこへでもおおきな上下運動なしでいけて
列車のほうがフラットなホームの所定の位置に
どこからともなく現れる、、
まあ、下から登場するのが一般的だろうが、、
方法があれば良い。ジェットコースターのように、、。

たしかに、こうやって考えると
まだまだ人間が必要としていることと
技術が実現できることには
大きな壁があると言っていい。

「そんなことまで必要ないじゃないか」と
いう人もいるんだろが
奇想天外な話し、と言ってしまえばそこまでだ。
人間を中心に考えれば
いろんな「改善」したり「改良」したり
作り出すことが必要なものはいくらでも出てくる。


結局なぜ、こういうことをかんがえなくてはならないのか、と
思うのは
今話題になっているような「ユニバーサルなデザイン」も
あるいは社会全体がそういう発想を必要としているし
こういう発想がこれからは必要になると思うからだ。


バスだって
いままでのバスの設計思想のままでいくならば
いつまでたっても
誰にとっても乗降のしやすいバスは登場してこない、、。
とりあえず「間に合わせの発想」しか出てきていないからだ。

もっと根本から考え方を変えた発想で考えてみたらどうか。

生活のレベル、社会のレベル、で人間が行き交う高さと
通常のバスの床の高さというのは
バスの設計上の基本的な発想が
旧態以前、昔のままだからだ。

人間が行き交う高さとバスの床の高さを
ほぼ一緒にしてしまう、まずそこから発想する。
バスのフレームや補強はどうするんだ、という発想をするのは
そのあとからで良い。

こういうことってこれからすごく重要じゃないかと思うんだが。





2000.8.20

休みボケと暑さボケで
疲れが蓄積して抜けない。
みなさん、イカガデスか。

あまり長い文章も読むのも苦痛でしょうから、
というわけで
アイディアノートも今日はちょっと短め、、、。


「サイズセグリゲーション」「size segregation」
という言葉をご存知だろうか。

「ブラジルナッツ効果」とも言うらしい。

誰でも記憶にあると思うが
ビールのつまみにたべるような
ナッツの缶には
いろんな大きさや重さのナッツが入っていて
ある時缶をあけてみると
大きなものだけが上に出てきていることが多い。
逆に小さいものが底に沈んでいることもある。
重いから沈むというわけではないところが面白い。


形状によっては
縦の振動と横の振動、、、振動の方向性によって
出てくるものが違ってくる、、
そんなこともあるようだ。

この現象、、おもしろいと思う。
「パーツフィーダー」や「選別機」に使えると思う。




2000.8.27

先日、電車に乗った。

長距離の電車だから
当然、みんなが進行方向をむいて座るタイプの
列車で、二人がけの席が順番に並んでいる例の普通の
列車だ。

いつもこういう列車に乗る時は
窓際に座っている。
隣に人が座らずに
目的地までゆっくり座っていくことができれば
こういう電車に乗っている時間は自分の世界に浸れるから
本を読んだり、資料を読み直したり
いろいろ落ち着いてできて
最近は電車にのっている時間というのを
大切にするように心がけている。

先日、電車に乗った時も
そんなような座りかたができて
これは落ち着いて本でも読めるぞと
腰を落ち着けて、、直後だった。
突然、後ろの席から
パチャパチャと何かを叩く音がする。
そう言えば座る直前、後ろの席の人のひざの上には
なにやらパソコンらしきものがのっていた。
音のもとはこのパソコンだったのだ。

まあ、自分自身も3年ほど前までは
電車にパソコンを持ち込んで
文書をつくっていたこともあったし

最近はそんなことも珍しくなくなったんだろうと
思って本をよみはじめたのだが
なかなかキーボードを打つ音が耳について
本に集中できない。

ちょっとくらいの話し声や会話など
別に珍しくもないし耳につくこともないが
なぜかパソコンのキーボードを打つ音は耳につく。

パソコンそのもののキーボードを打つ音なんかは
そう珍しい音でもないし
仕事でも日常的に聞いているはずだし
無視して本に没頭しようとこころみたが
どうもこの場合は耳に付く。

音量の問題もあるかもしれないし
音質の問題もあるのかもしれない。
あるいはその人の打つスピードも関係しているのかもしれない。

しばらく集中しようとこころみたが
結局おきらめて
これまでしたことがない「席の移動」を試みた。

幸いなことにいくつか先の窓際に
あいた座席が見つかって
そこに移動することはできた。

そこでも実は近くにおばさんたちの
話し声が聞こえる環境ではあったのだけれど
これはなぜか耳につかない。

しばらく本を読んだり、資料を読み直したり
そのうち睡眠をとることもできた。

しかしそれにしてもなぜあれほどまでに
パソコンのキーボードを打つ音が
耳についたのだろう。

理由はいくつかあるだろうし
もともと自分自身がもっと集中力があれば
それでも解決したのかもしれない。

しかし、なにより
パソコンのキーボードを打つ音がしなかったり
あるいは音質やリズムが人にとって心地よかったりすれば
それでいいのだろうに、、とも思える。

そう考えると
キーボードの音そのもの、、というのは
あんまり考慮されていないようにも思える。


キーボードを打つ力やその時の「フィール」は
いろいろ研究もされていると思うし
キーボードそのものの耐久性なんかも
研究されているように聞いているが
どうも音色や静音性については
研究されているようにも思えない。
もしかしたらメーカーでは
研究しているというかもしれないが
自分から言わせてもらえば
少なくとも近くにいる人が
集中してなにかしようとしている場合に
それを妨げてしまう音であることは確かだと思う。

できれば音がしない、あるいはそれが無理でも
耳に馴染む、不快感のない音色にチューニングした音を
だせるキーボードをメーカーか
あるいはキーボードの部品をつくっているところには期待したい。


その場合でもフラットで可動しないキーでなくて
押した感触が手に伝わる可動するキーが良いのだが
いろんな素材が登場している時代なのだから
そんなに無理な話しでもないだろう。

ところでこのキーボードにしても
あるいはマウスのクリック音にしても
あまりまわりで聞いている人の気持ちになって作られているとも思えない。

パソコンで作業をしている部屋って
結構キーボードとクリック音に
支配されていることに気がつくのだが
パソコンなんかのデザインはともかく
音くらいなんとかできないものだろうか。

といって、「鈴の音」でもないのだが
少なくとも
「状況によって音を静かにすることもできる」
ことくらいはできても良いだろう。

とりあえず、
公共の場でパソコンを打つことがある人はまわりの迷惑にならないように
考えていただくことは必要ではある。

問題になることの多い「携帯電話」は
「短時間」(長い人もいるが)だが
パソコンでの作業はある程度の時間、継続的に行われることは
気をつけたほうがいいだろう。


筆者が耳についた音を発していた人も
そのあたりは気にしていたとみえ
駅に列車が止まる時だけはパソコンを打つのを止めていたが
直前の席に座っている人にとってはあまり関係はない。
電車が動いている時に頭の後ろから
キーボードを叩く音は結構刺激的な音ではあるのである。



2000.9.3

筆者は基本的に
車とか飛行機とか
船とか、いわゆる「乗り物」が大好きだから
どうしてもそんな乗り物関係のアイディアが多くなる。
が、そこから生まれたアイディアが
生活や家庭に大きく関係してくる可能性もあるんじゃないかと思う。


前にもここで書いたことがあるが
こういった「乗り物」は
空気や水、流体のなかを移動するから
抵抗が大きな障害になる。

これらの抵抗が減らせれば
効率はグンとあがり
燃費もよくなるし
エネルギー問題の解決にも大きな役割を果たすことができる。


で、この流体の抵抗を減らすのには
ツルツルの表面が一番良いのではなくて
いくらかざらざらした、というか
わざと表面を荒らした状態にして
空気や水が流れた時に
その流体と物体の表面の間の境界層に
ちいさな乱流が発生するようにして
積極的にまとわり付く流れをはがしてやったほうが
良いという、話しは以前ここで書いた。

表面をざらざら、だけでもなくて
表面に細かな穴をたくさんあけて
そこから流体を吸い込んでしまったり
逆に吹き出してやることによっても
乱流を使った抵抗の逓減はできるという話しも
書いた。

こういうのを「乱流制御」という。

さて、こういう話しを書くと、
前述のようにどうしても話題が
飛行機や車や船のような「乗り物」の
発想になってしまいがちだ。


だが、よくよく考えてみると
これは「乗り物」の話しだけに終わらないというのは
容易に気がつく。

水や空気などの「流体」と「もの」がふれあって
そこに「流れ」がある現象などは
乗り物以外にもそれこそ山のようにある現象だ。


例えば
掃除機だって
あの吸い込みホースのなかでは
空気という「流体」とホースという「もの」が
高速で流れのなかで
ふれあっている。

あるいは
洗濯機のなかの洗濯槽だって
水と槽というものが高速でふれあっている。


冷蔵庫のなかだって
冷媒という流体がパイプのなかを走り回っているとも言える。

どれも微々たるロスのよう思えるが、
全国全世界でのロスを考えればばかにはできない。

これらの現象のなかで少しでも流体の抵抗を減らすことができれば
これは良いことじゃないか。

特に掃除機のホースは
あまり抵抗ということを考えているようには思えない。
たしかにツルツルのホース内壁よりは
むしろあのジャバラ状のホース内壁は
抵抗が少ないようにも思えるが
たぶんもっと抵抗を減らす表面の状況もありえると思う。


さて、家庭のなかでよりももっと大きな節約場所がある。
それは水道だ。


特に家にひかれている水道もそうだが
町のなかにひかれている上水道は
総延長距離もべらぼうなものになる。

東京都内などでひかれている一番太いものなんて
直系が4mにもなるらしい。
そこから別れている部分も
数mから数十センチの径でひかれていて
結局これが延長数百キロもの長さで延々と
地下にひかれているんだという。

で、上水道というのは
下水道と異なりこのパイプのなかに
水がぎっしりと詰った状態で流れているんだという。

一日都内で使われている水の量が
霞ヶ関ビル何杯分もの量だと聞けば
これはその量を運ぶために使われているエネルギーの量も
半端じゃないことは容易に想像がつく。

ちなみにこれらの水を運ぶやり方は
パイプ網に置かれた「ポンプ」で圧送しているらしい。
だからエネルギーは
このポンプを動かすモーターの電力、ということになる。

この圧送するために使われている電力エネルギーが
少しでも減らすことができたなら
これは良いことだろう。

それも簡単な方法であまりお金をかけずに実現できれば
これは良い。


で、ここで乱流制御を利用した
流体の抵抗を減らす方法を考えてみれば良いと思った。

簡単に言えば
一つには
パイプの内壁に細かなデコボコをつけて
乱流を発生させる方法があると思う。

あるいは
ここでも書いたことがあると思うが、
超親水性の物質と超はっ水性の物質で
作った縞模様で表面を処理する
方法があると思う。

どちらにしても
内壁に直接処理する方法と
フィルム状のものを貼り付ける方法があるだろう。

処理するコストと
抵抗を減らすことで得られる利益と
ニラメッコになることは間違いないが
安く処理する方法さえ考えつけば
これは結構良いアイディアだと思う。




2000.9.10

テレビでやっていたテレビの宣伝コマーシャルを見ていて
思ったことがある。

コマーシャルしていたのは最新の液晶テレビで
薄型で大きな画面を実現したものなのだ。

有名な女優がそのテレビにキャスターがついたものを
押して登場する。

だがなにか違和感を覚えた。
なぜか。
せっかく薄型なのに
キャスタ−のついた脚部分は
前後左右に広く面積をとってあって
テレビを横からみれば
せっかくテレビ本体が薄いのに
テレビ全体でみればけして
薄くはなっていないのだ。

アメリカ並みの大きな部屋で
こういうものを置くのであれば
脚部分が大きくても
さして問題もないが
でもだったらテレビ本体を大きくしたほうがよほど良い。

せっかくテレビ本体が薄くできたのだから
脚そのものも
小さくできたほうが良いにきまってる。

さすがテレビの左右はテレビの画面そのものにも関係するから
左右の大きさを小さくすることはできないし
脚部分の左右を縮めても意味はない。
だけどテレビの薄さについては
どんなにうすくなっても問題はない。
だとすれば
脚部分の前後も小さくまとまってくれればくれるほど
良いはずだ。

ところが、テレビがどんなに薄くなっても
脚部分の大きさを小さくすることは難しい。

左右を小さくする必要はないとしても
前後まで小さくすることは
「安定」させることを考えるとできない。

でもこれではせっかくテレビの厚を小さくすることができても
意味がなくなってしまう。


で、よくよく考えてみると
こういうジレンマに陥っている家電製品というのは結構あるものだ。

パソコンにしてもオーディオ機器にしても
家電ではないが机だってそうだ。

一方的に情報が流れてくるものはできるだけ体積はないほうが良い。
部屋の中に置くのなら壁に仕込まれていたほうが良い。
人間が使うものであれば
使わないときは収納できて使う時だけ
使える大きさに広げることができれば良い。


こうやって考えると
この問題はテレビに限った問題ではないことに気が付く。
で、どうしたらいいのかというと
収納壁というものを思い出した。

ただ、あの場合、
「壁がまずありき」、、で始っている。
もっと柔軟な考え方はできないか。

様々なものを括り付けることができる壁、というのはどうだろうか。

壁を構成する材料がすでにその時点で
質量を支えることができる構成になっていて
たとえば10cm角の大きさで
壁にナットが埋め込まれていて
どんなものでも
壁のナットに専用のボルトで括り付けることができる。

本棚でもテレビでも机でも
様々なものが壁にボルトで括り付けられる。

机は必要によって引き出せるようになっていればいいし
棚は必要によって段数を増やしたり減らしたりできる。

もちろんテレビも専用ボルトで
壁につけることができる。
こうすればせっかくテレビが小さくなったのに
脚部分で場所を取られることもない。

できればその壁を使って「電気の供給」も
簡単にできればなお良い。
壁にそって貼りつけられたレール状のものから
電気の供給ができれば良い。
これは以前も書いたが工場なんかでは同様なものもできているから
すぐに実用になるだろう。

かべにすべて括り付けるという発想をすると
便利になることはまだある。
掃除だ。

最近は掃除ロボットも実際に販売されてもいるようだから
今後はあまり面倒な掃除はしなくても良いことになるかも
しれないが

それにしても
部屋の床に何もない、、というのは掃除することにとって
それが人間でもロボットでも
良いことであることは間違いない。

こういう「フロアフリー」を実現し
「壁に責任分担を持たせる考え方」
は、これからあっていいのではないか。

建物のなかの、ものの置き方、置かれかた、
建物や部屋とものと人間の関係の在り方
なんかもここから案外変わっていくことだって
考えられる。



2000.9.17

たしかキーホルダーかなにかで
こんなようなものがあった記憶がある。
キーがなくなった時に
口笛を吹くとその音に反応してキーホルダーが
音を発する、ので見つけることができる、、というものだ。

それと、
以前こんなアイディアをここで書いたことがあったと思う。
よく探しものをすることがある。
部屋のなかやごく近いところにあるはずなんだけれど
どうしても見つからない。
そういうことはしょっちゅうある。
こういう場合、
なんらかの電波や光に反応する物質を
そもそも「探しものに将来なるであろうもの」に塗っておくと
(実際はそんなものってあるわけないので
そんな可能性のあるものには全部塗っておくことなるだろうが、)
必要なときにその光や電波を発信する発信機を使って
部屋のなかに(たぶん)あるはずの探しものを簡単に
探すことができる。


なくなったものを簡単に探せる、というアイディアがあると
とても良いと思うのだがそうそう簡単なものではない。

これがインターネット上やパソコンの中のファイルや情報を
検索するとかいう話しであれば
一定のディレクトリー構造になっているから比較的簡単だし

ロボットタイプの検索エンジンのようなものであれば
ロボットがすべての情報を自動的に拾ってきて
それを検索しやすいようにならべてくれる。


こういうことが実際のもの探しの上でもできれば良いのだが、、

紙の資料のようなもののばあいは
フォルダーに入れて本棚に格納すればいいし
もともと本などはそういう格納の仕方をして
資料として保管していたし、
もともとコンピューターのファイルの管理は
そんな考え方でできている。

ところが本のようなものではなく
不通に生活している時の生活上のものは
いろんなところで使うためにいろんなところからもってきて使う
わけだから本棚と机のどちらかにあるというものではない。

実際資料のようなものはそのどちらかのなかに
あるから探せばだいたい、出てくるのが普通だ。


いろんなところで使うために
いろんなところからもってきて使う「普通のもの」は
だから、探す時には
普段、置いてある場所と
最後に使った場所のどちらかの周辺と
その間の道順を探すことが多い。

置いてある場所から
最後に使った場所の間の移動の間に
なんらかの別の用事ができて
その「行動」をしている内に
その本来のものがどこかに置かれてしまうことが多いからだ。

だから探す場合、
その道の間でやったらしきことをシュミレーションすると
出てくることが多い。


と、いうわけで、
自分がどこに居たとか
何をやっていたとかが
ある一定の時間でいいから
ふりかえることができたらいいのじゃないか。

ちょうどビデオテープを巻き返して
テレビ番組を見直すことができるような感じで、、、


できれば細かく、
自分の居た場所や行動をこと細かく
再現できればいいのだが
少なくとも
どこにいたということだけでも
知ることができれば便利だと思う。

地理的に離れた場合は
GPSを使って自動的に
プロットしていく方法があると思うが、
自宅や会社などの限られた場所のなかで
細かくプロットするのは
最近のGPSが性能が上がったとはいえ
ちょっと無理がある。

だからそんな方法ではなく
かといって
部屋の中にそれを監視するような仕組みや
第三者的なものがプロットするのは
いくら自分がそれでも良いとしても
すべての部屋なんかにそれをプロットする機器を
つけることにはちょっと無理がある。

だから基本的には
自分の持つなんらかの機器で行動が記録されていくのが良い。
人に見られるわけでもないし
管理されたり監視されたりするわけでもないから
やはり基本は自分だけで記録できる、仕組みが良いだろう。

当然、これは探しものに利用できるなんてものだけではなく
ほかの利用方法はたくさん出てくる。
まあ、アイディアはそれぞれ考えていただくとして、、、

自分の行動を記録するのは
どんな方法がいいんだろうか。

超小型のデジタルカメラを
眼鏡かなにかの縁につけておいて
一定の時間ごとに
自動的にシャッターを切る、という方法もある。

どこにいたかがわかればいいのだから
そんなに解像度の高いカメラである必要はないし
一定の時間も細かく設定すれば正確さも増す。
加速度センサーをつけておいて
動きが多いと時間の間隔を細かく
動きが少ないと間隔をあけるように
自動的に設定するような
仕組みになっていればなお良いだろう。


靴のなかに加速度センサーを仕込んでおいて
どんな動きを靴がしたかを記録しておいて
あとからそれをコンピューターで解析し
どんな行動をとっていたかがわかる、、なんてやりかたも
案外ありかもしれない。
これくらいのやり方になれば
これはもっと違うビジネスの可能性も出てくるだろう。

まあ、この場合、
靴を脱いでいる部屋では使えないことになるが、、。

、、とつらつら考えるとやはりカメラが一番良いような気がする。

デジタルカメラの場合は携帯電話と接続して
情報をどこかにアップロードすることも可能だし
そうすれば
その人が今どこにいて何をやっているかも
リアルタイムに確認できるようになるし
その情報を蓄積していくこともできる。
まあ、あんまり喜ばしいことではないだろうが、、。

でも人間関係が希薄になっていく時代をといわれているから
案外、こんなことさえ商売になっていく気がしないでもない。
「自分のアリバイ」を証明してくれる
第三者商売なんて結構ありそうな時代ではある。

「私はこの時間どこで何をしていたんでしょうか」
という問い合わせに
「あんたはその時間にこれこれにいたよ」
と教えてくれたり証明してくれる商売、、、、。
案外ありそうではないか。


ついでに体の手足の状況までも把握してくれると良いんじゃないの、、。
、、という話しはこの前テレビを見ていて考えた。

なんでも、満員電車のなかで「痴漢」のぬれぎぬを着せられて
困っているサラリーマンが最近多いんだという。

「手足のアリバイ」まで把握してくれていれば
こんな事故は防げるかもしれない。

この場合はネットワーク対応してくれなくていいから
PDAのアプリケーションでできるくらいで良いかも。

手足に付けたセンサーからPDAに手足の位置情報や
手足が接触しているかどうかの情報が蓄積されていく、、。
、、まあ、手足のセンサーをつけて生活しているほうが
よっぽど怪しいか、、。



2000.9.24

最近の家電のコマーシャルを見ていると
結構面白いアイディアが実現されていて
もうアイディアなんて出尽くした感のある
家電の世界でも
まだまだやれば面白いことはあって
それを見つけて形にしてるなんて
家電の世界もまだまだ可能性はあるんだと
思わされる。

例えば
コンセントが自動的に抜ける掃除機とか

声のメモ機能がついた冷蔵庫とか

複数の食品を個別に暖めることができる電子レンジとか、、

まだよく商品をみた訳じゃないから
詳しいことはわからないけれど
アイディアとしては主婦や家庭に
受入られるんじゃないかと思った。

どれもそういう機能がなかった状態で使っていて
みんなそんなに不便を感じたわけじゃないと思うのだが

あればあったで便利な機能だ。

掃除機を使っていて
掃除が終わったあと
コンセントの差し込まれているところまで行って
コンセントを抜いてまた掃除機のところで
巻き取り作業、といってもボタンを押すくらいの作業だろうけれど
、そういう一連の作業を当然のように
これまで繰り返していたんじゃないかと思う。

掃除機そのものの基本的機能、
集塵力とか音とかは
いままでも研究されていて
最近では空気を循環させることによって
音を押さえたり、空気の排出を押さえるとか
いうアイディアも実現されたりしたのだが

そういうこともたしかに大事だとは思うけれど
もっと「使っている人の立場にたった」というか
使っている時の細やかな気持ちや使用感を
掘り下げていくことが重要じゃないかと
「コンセントが自動的に抜ける掃除機」など、
さっきあげたような商品を見ていて思った。


で、そのなかの
「声のメモ機能がついた冷蔵庫」は
これは本当に良いと思った。

まったく冷蔵庫の持つ本来の機能とは別のものなんだけれど
それを冷蔵庫の扉に括り付けた、というのが良い。
機能も絞ってあるのも良い。

最近はインターネット冷蔵庫なんていうのも
開発されていて
いずれノートパソコンが冷蔵庫の扉に
くっついてもくるんだろうし

インターネット電子レンジなんてのは
すでに販売もされていて
これも台所のネットワーク環境のなかの
中心になっていく可能性がある。
じゃ、インターネット冷蔵庫が中心になるのか
インターネット電子レンジが中心になるのか、
と聞かれればちょっとわからない。

案外、台所専用ネットワーク端末なんてのが提案されて
それぞれの家電がBLUETOOTH技術で繋がっていく
なんてことになっていくかもしれない。

だから冷蔵庫や電子レンジに
いろんな機能をやみくもにつければ良いというんものじゃない、
ともいえる。




で、だから、とりあえずは
そんなに機能が一杯ついたものじゃなくて
機能を絞って「声のメモ」くらいを
冷蔵庫につけたくらいで充分だ。

こういうアイディアをちょっとした形にして
製品に魅力や消費者に対するアピールができれば良いと思う。


ただ、これだけ技術が安くたやすく実現できる時代に
「音声メモ」だけではいかにもだ。
ここはやはりCCDカメラなんかを使って
動画を撮ることができるところまで行って欲しい。
「動画メモ」である。



で、ところで、先に書いた
「台所専用ネットワーク端末」なんだけれど
まあ、台所、と言わず、そんな難しいものじゃなくて
いいから
簡単な「伝言記録装置」があれば良いと思う。

これを居間の机とか台所のテーブルの上に置いておく。


別にインターネットとかの電子ネットワークに繋がっていなくても
人間のつながりのなかで起きていることを
記録し保管してみんなに情報が伝わる伝言板に
するだけで充分役にたつことはある。

「メモ」や「伝言」なんかはやはりその典型だし
音や声だけでなくて
動画や静止画が保存できればなお良い。


こういう機器をつくって家庭においておけば良いと思うのだが
これにはちょうど最適なものがある。
PDA携帯情報端末だ。

最近はパームOSを使った機器がたくさん登場して
各メーカーからたくさん発表されている。

なにも携帯という名前がついているからといって
携帯して使うことだけかんがえなくてもいいわけで
会社や家庭のなかで使うことに特化していっても良いはずだ。


特に最近出たものは価格も以前に比べればすごく安価に
なってきていて
専用として使うにはちょっとまだ高価だとしても
いずれ居間の机に一つおいておく、というやり方も考えられないではない。
まして、もし機能をもっと絞って
ほかの機能は無視すればもっと安くなる。

まあ、いまでも音声メモの機器というのが
数千円で買えるからこういうものでもいいし
動画や写真をメモとして記録するというのであれば
デジタルカメラでもいいことになる。
最近は10000円以下の安くて
動画まで取れるデジタルカメラも発売されたようだし
こんなのを利用すればいいんじゃないかと思う。

ただ、この場合は液晶のおおきなものが
付いていなくちゃならないから
その分、価格が少し上がってしまうが、、。


、、、で、思うのは最近の安いデジタルカメラや
PDA携帯端末は
これからGPSとかカメラとか携帯電話とか
それぞれがそれぞれに繋がってくるし
渾然一体になっていくんだろうが

こういうものをうまく組み合わせた
生活に便利なアイディア製品みたいなものが
たくさんできるんじゃないかと思える。

「家庭内スケジュール管理機能」や
「動画メモ機能」のついた
ホワイトボード端末とか、なんてもうあっても良い。





INDUSTRYWEB HOMEに戻る


メールは industry@avis.ne.jp まで