博愛新聞 平成18年 5月号 (第84号)
一番大切なことは、汚染防止のため、きれいな手で点眼することです。必ず手を洗ってから点眼するようにして下さい。特に、明らかに汚い時は、十分に石鹸でよく洗って下さい。また、点眼ビンの先が、できるだけマツゲに触れないように注意して下さい。
特に指示がないかぎり、点眼は一滴入れば十分です。しかし、入ったかどうか、はっきりしない時は、確実に入るまで、一滴ずつ、点眼を増やして下さい。目からこぼれた点眼薬は、きれいなティッシュペーパーで、軽く当てて吸い取りましょう。ふきとると、マブタがかぶれやすくなります。いっぱい点眼し、あふれた点眼薬をハンカチで強くこするのが、最悪です。1〜2週で、マブタがかぶれてしまいます。
2種類以上の点眼薬をさす時は、薬の効果を十分に出すために、最低5分、
間隔を開けて下さい。また、必ず医師の指示通りの回数で点眼して下さい。少ないと効果が出ず、さしすぎると副作用が強く出ます(特に緑内障の点眼薬やステロイド剤)。
点眼してから、かゆくなったりマブタの腫れや赤みが出てきたり、元の症状が強くなるようなら、すぐに眼科に連絡して下さい。その点眼薬が体質に合わない可能性があります。どんな点眼薬でも、統計的に1〜2%でかえって具合の悪い人が出ています。全く副作用のない点眼薬はありません。
つれづれ思うこと
技師長 清水 しげ子
「〜万緑の叢中 紅一点 人を動かすに春色多くを用いず〜」 (王安石)