博愛新聞 平成18年 2月号 (第81号)
今年もまた花粉症の季節となりました。花粉症は花粉(主にスギ)によるアレルギーで、鼻水・くしゃみ・目のカユミ・充血・涙目が主な症状です。鼻水・くしゃみはアレルギー性鼻炎による症状で、目のカユミ・充血・涙目はアレルギー性結膜炎による症状です。鼻の症状が強ければ耳鼻科を、目の症状が強ければ眼科を受診するのが最良です。症状が軽ければ、副作用の少ない抗アレルギー剤の内服・点鼻・点眼をまず処方することが多く、それで半分以上の方は良くなります。
それでもだめなら、一般的にはステロイド剤の処方しかありません。ステロイド剤は非常に良く効きますが、副作用もありますので、必要最小限の使用が原則です。症状の強い時に使用し、良くなれば、抗アレルギー剤のみとします。それで再発すれば、ステロイド剤を少しずつ減らしていく方法を取ります。減らすと再発するようであれば、再発前の量を維持量として当面継続していきます。時々使用する場合も含めてステロイドを使用している間は、定期的に、副作用としての緑内障、白内障、感染症などの合併の有無をチェックする必要がありますので、医師の指示どおりに受診して下さい。医師の指示どおりに使用し、定期検査を守っていれば、ステロイドの副作用は少しもこわくありません。
つれづれ思うこと
ゼネラル マネージャー 多田 知恵
子供の頃、平凡とか何もないとか、毎日が同じようであることによく不満を漏らしたものです。しかし、年齢を重ね、日々何事もなく穏やかにという意味がわかるようになり、そのような毎日に感謝さえ覚えます。
我が家は家族4人とも新聞を読むことが習慣で、朝など忙しい中で取り合うこともあります。院長先生が
両親と過ごしていた若い頃、やはりお父さんと新聞を取り合うような愛新聞親子だったそうです。けんかしない解決策は新聞を3枚ずつとか4枚ずつ分け合うこ
とだったそうです。これは当時の多田家にはすばらしい解決策だったそうで、我が家もこの方法を取り入れようと提案があったのですが、私は新聞のページや
ら、何枚目という記憶で読みたい記事の場所を覚えているので、ばらばらにすると、ちょっとやっかいです。ほかからもこの提案には賛同できないという意見が
あり、逆に、一番最初に読む人はホッチキスで止めるというのが暗黙の了解事項になっています。ページがばらばらになると困る人が多数だからです。
一つの事柄に対して、2つ以上の見方、考え方のよい事例です。単に新聞を読むことのみを優先させるなら、一紙を2枚ずつ3人で分けたり、4人で分けたりすればいいのですが、効率よく、新聞の編集まで楽しみながら読むなら、分割するわけにはいきません。
日々の生活で迷う時、一番に優先させることは何なのかと立ち止まると、案外とるべき道が見えてきたりするものです。欲張らず日々穏やかに過ごせることに感謝して患者さんと過ごしていきたいものです。
院長のひとこと
毎日、患者さんが無事に良くなりますように、お祈りしています。