博愛新聞 平成13年 12月号

眼鏡を作る時は、古い眼鏡を持ってきて下さい

患者さんが「メガネを作りたい」とおっしゃったら、私は必ず「それでは、今持っているメガネをすべて持ってきて下さい」と言います。より良いメガネを作るためには、今のメガネのどこが悪いかを調べる必要があるのです。

メガネ合わせ(眼鏡処方といいます)をするとき、単によく見えるだけでなく、くらくらしないか、歩きづらくないか、目がつかれないかなども考慮して総合的に判断していきます。しかし、そのメガネが本当に合っているかどうかは、患者さんが実際に日常生活で使用してみて初めてわかるものなのです。今使っていて不自由なメガネの度がわかれば、新しいメガネを作る際に、これと同じような度のメガネを作ってはいけないという貴重な情報が得られます。また、古いメガネのレンズにキズがたくさんあったら、キズのせいで見ずらくなったと判断できます。

特に目の病気(白内障、緑内障など)があって視力や視野の障害がある場合古いメガネと実際に比較して、今より明らかによく見えることを確認しなければ、折角、メガネを作っても、前のメガネとほとんど同じということになりかねません。いつメガネを作ることが必要になるかわかりませんので、眼科を受診する際、必ず今使っているメガネを持ってきて下さい。特に新しいメガネを作りたい時は、家にあるメガネをすべて、今は使っていないものでも持ってきて下さい。最高のメガネを作るために、絶対に必要です。


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