博愛新聞 平成13年 11月号
近視は、遠くからの光が網膜の手前でピントがあってしまうため、遠くがぼやけて見えます。目の調節作用は、光が網膜の奥にピントがあう場合のみ、自動的に水晶体(目のレンズ)が厚くなって、その光が網膜表面でピントがあうようにする作用です。それで、光が網膜の手前でピントがあう場合には、調節作用は働きません。遠視のように調節作用を使って物をはっきり見ることはできないのです。
近くから出た光は、目からの距離が近いほど、網膜の奥の方へピントがあっていきますので、近視でも、ごく近い所は、正視や遠視と同じように調節作用を働かせてピントをあわせ、はっきり物を見ているのです。しかし、正視や遠視よりは、働かす調節作用は、少なくて済みます。従って、老眼(調節作用が弱くなること)になっても、裸眼で近くがかなり良く見えるのです。
メガネが必要な場合は、次の1〜3に要約できます。