博愛新聞 平成31年1月号 (第212号)

博 愛 眼 科 の 誓 い




@  すべての患者さんに対して、お客様ではなく、
    自分の大切な友人や家族と思って接すること

A  患者さんに対して、公平に接すること

B  医療ミスを防ぐシステムを確立すること

C  医療ミスをしたら、公表すること

D  患者さんの言動を、すべて善意に解釈すること


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   つれづれ思うこと                                             多田博行  

 

 人類を全滅できる量の核兵器が配備されてから半世紀という歳月が流れましたが、賢い人類であるから、これからも核抑止が働き続けると考えてよいのでしょうか。しかし、昨今の政治状況をみると、これでは後100年、核と人類が共存できるとはとても思えません。
 今、二つの大きな流れがあると思います。一つは、国籍に関わらず、高度な技能において優秀な人材を登用し、単純な労働においては、より安い賃金で働ける人材を採用していく。それが、より良い物をより安く消費者が購入できる道であると企業は信じ邁進する。最近まで先進国に生まれれば最低限度の生活は営めましたが、どの国に生まれたかではなく、いかに優秀であるか努力するかが問われる国際社会となりました。この流れに対抗して、トランプ大統領に代表される自国第一主義が台頭してきたように思います。移民(白人)で米国人になれば、豊かな生活を享受できたものが、後からきた移民によって仕事を奪われ続けてきたという“被害者意識”です。国民国家である以上、まず元からいる国民を大事にせよという“思い”であります。これも十分理解できますが、自国第一主義の行きつく先は戦争と紙一重であり、核戦争への道となりかねません。
 人類皆平等という考えに立ち、みんなで豊かになりませんか。人類が末永く繁栄する道は、どの国も同じ物価、同じ最低保障の賃金・商品価格、AIを活用した労働改善・社会保障強化しかないように思います。人は誰でも生まれ育った国(地域)で豊かに生活できれば移動しようとはあまり思いません。どの国も同じ物価水準で同じ最低保障賃金が貰えれば、異国に行こうとは思わないはずです。同じ最低保障賃金にするには商品価格の最低額を世界中同じにする必要があります。例えば新品32型カラーテレビは5万円以上で販売しなければならないと決めます。同じ5万円なら品質・性能やアフターケアの違いで消費者は購入する商品を決めることになります。それらが良ければ8万円でも選んでもらえます。これは難しい制度のように思われますが、保険診療での医療費は日本中同一であります。この仕組を主要な商品価格に適用し全世界へ広めていければ実現可能です。
 AIの発展で、我々の労働を楽しくし、すべての人の収入を増やす仕組が大切ではないでしょうか。AIが将棋名人を負かした時、将棋は終わったと私は思いましたが、AIで勉強した藤井聡太七段が大活躍し、将棋の新たな可能性がわかり、ブーム再来となっています。AIロボットが仕事をすることで国に収入が入れば、仕事をしなくても国から等しく報酬を受ける社会制度(ベーシックインカム)も可能となるでしょう。勿論、AIの発展は核戦争への近道ともなりえますが・・・。