博愛新聞 平成28年 6月号 (第205号)
緑内障の受診間隔の目安
緑内障になっても緑内障が進行しても、一般的に自覚症状の悪化はありません。視野が狭くなったとか視力が低下したとかをしっかり自覚できる段階では、進行してしまって手遅れに近くなってしまった緑内障と考えられます。従って、緑内障は自覚症状が悪くなったら受診では遅すぎます。緑内障治療の基本は、自覚症状に変化がなくてもしっかり点眼し定期受診することです。
受診間隔の目安は、緑内障の重症度と眼圧の状態によって決まります。緑内障が進行すればするほど、視神経が萎縮し視野が狭くなります。眼圧が高ければ高いほど緑内障は進行しやすく、視神経萎縮と視野狭窄が強いほど、より低い眼圧でも緑内障が進行してしまいます。
軽度緑内障であれば、眼圧が25(単位mmHg)位になっても3ヶ月位は明らかな進行はみられません。中等度緑内障では、25位の眼圧が持続すると3ヶ月以内に緑内障が悪化する可能性がでてきます。重症緑内障では、25位の眼圧が持続すると約1ヶ月で緑内障がさらに悪化する可能性が高くなります。従って、重症緑内障では受診後数日で眼圧が上昇する可能性も考慮して、どんなに受診日に眼圧が低くても約1ヶ月半に一度の受診が望ましいです。中等度緑内障では、受診日の眼圧10以下なら3ヶ月に一度、20以上なら1ヶ月半以内に一度の診察が必要と考えます。軽症緑内障では、受診日の眼圧が10以下であれば3ヶ月~半年に1度、20以上なら1ヶ月半から3ヶ月に1度の診察が望ましいです。
両眼の緑内障では常に悪いほうの目の状態を基準に受診間隔を決めます。その他の要因として、しっかり点眼できているか、他に目の病気があればその状態、いままでの進行度の速さなどを考慮して総合的に判断していきます。
トップページへ
長女家族が千葉にキャンプに行って来たと特産品である落花生をお土産に買ってきてくれた。袋に表には「はねだし さや煮 落花生」キズ・中実・ワレ等がございますことをご了承ください、と書いてある。物を大切にしていていいなぁーとあくまで自己流に満足することしばしの時間。―
宮沢賢治の「注文の多い料理店」を思い出し、それと同時に次女がこの本が大好きで毎晩読んでいたなぁーとその頃をしみじみと懐かしんでいると、「いち夜にして顔がしわくちゃになってしまうあの本のどこが良かったんだろうね、次女は。僕にはさっぱり解らない。」と夫。そんな事から派生して色々な作家のあれこれを語り合う。言葉は花火の様にはじける。楽しい時間。
いよいよ落花生とのご対面。大小さまざま、色さまざま、さやが堅すぎて割れないもの、等々。表記通りの落花生が個性豊かに顔を見せてくれた。そう言えば誰か「人生いろいろ」と言っていた人がいたっけなんて我が身を思えばもう高齢者。長いスパンでの人生を考えにくい年齢となってしまった。さて肝心のお味は、これがまた美味。甘くてその上味に深みがある。さすが国産。口と手が止まらない。人だって見た目だけではその人となりが分からないもの。私もこれから深く味のある人にならなければとお土産にもらった落花生からいろいろに考えが膨らんだ一日であった。
| 院長のひとこと |
大根もキュウリも規格外だと捨てられてしまうそうです。食糧難がくるかもしれない時代にもったいないですね。人も人生も、個性があってもなくても、違いがあることを尊ぶ社会でありたいものです。 |