博愛新聞 平成28年  2月号 (第201号)

後発医薬品の点眼薬について

 医薬品は、先発医薬品(先発品)と後発医薬品(後発品)に分かれます。先発品は、初めて開発された新薬で、開発メーカーは特許を取得でき、特許期間中(通常20~25年)は独占的に製造販売することが許されている薬です。後発品は、その特許が切れた後に他のメーカーが先発品と同じ有効成分で製造販売する薬です。新薬を開発するには、研究費・臨床試験など多額の費用がかかります。先発品は、その開発費を回収するためとの理由で、開発費のほとんどかからない後発品と比べると、一般的に高価格となっております。中には、2倍以上高額な医薬品もあります。
 医療費削減と患者負担の軽減から、最近、後発品の推奨が叫ばれておりますが、医学的には多少問題があります。他のメーカーが製造するわけですので、完全に同一とはなりません。特に点眼薬の場合、有効成分は同じでも防腐剤などの添加物が必要で、添加物は同じではありません。
 したがって、点眼薬の場合は、先発品で副作用が出ないからと言って、後発品でも必ず出ないとは限りません(その逆もあります)。差し心地も同等ではありません。一般的には、先発品のほうが長年の販売実績がある分、より安全と言えますが、後発品も国が認可しているものなので、一言でいえば安全です。また、万一、予期せぬ重大な副作用が出た場合は、メーカーと共に国にも補償の責任があります。当院の院外処方箋の90%は先発品の指定をしておりませんので、薬剤師の先生と相談され後発品へ変更可能です。佐久市も、医療費削減と患者負担の軽減から、後発品使用促進運動を始めます。その結果、佐久市国保の健康保険料を低く抑えることができれば幸いです。
 ところで、先発品は後発品より、本来、安くなるのが自然ではないでしょうか。先発品は特許期間中に開発費を回収できるような価格に設定され、特許が切れた時には開発費を十分回収し終わっているはずです。先発品の工場では既に製造ラインがあるので、新たに製造ラインを設ける他社の後発品の製造コストよりも、先発品の製造コストは安くなると思います。

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つれづれ思うこと 主任   K.K.   

 先日、近くで大きなバスの事故が起きました。このニュースを見た時はとても驚きました。私も何度も何度も通ったことのある道路で、たとえ初めて通る道路だとしても、かなりのスピードを出す道路ではなく、注意しなくてはならないはずだからでした。若い方達がたくさん・・・ せっかく、楽しみにしていた旅行だったはずなのに・・・ と思うと、切なく、そして悲しくなります。
 私も毎日運転しています。
 今の時期は、雪が降って道路が凍ってしまうこともある。大切な家族、大切な友人を乗せることもある。急いでいる時もある。でも、シートベルトをしっかりと締め、ゆっくり安全運転を心がけていきたいと思います。
 最後に、運転する皆様、事故のないようにこれからも安全運転を心がけていきましょう!!

院長のひとこと 夜行バスで行くスキーツアーでした。走行するバスの中で睡眠し、朝から滑れるので大変便利なのですが、深夜に運転するのはやはり危険です。東京から長野のスキー場まですべて高速を使えば、5時間位あれば十分ですので、夜7時に出発し12時に現地に着いてから、バスの中やスキー場のロビーで睡眠し、朝から滑るほうが安全かと思いました。