博愛新聞 平成27年 11月号 (第198号)

老眼について

 老眼は目の調節作用が加齢に伴って弱くなる現象で、誰でもほぼ同じように起こります。目の調節作用とは、網膜の後方にピントを結ぶ光が目に入ってきた時に、自動的に直ちに水晶体(目のレンズ)が厚くなって網膜にピントを合わせ、物をはっきり見るメカニズムです。目からの距離が近いほど、遠視が強いほど又は近視が弱いほど、近くからの光が網膜の後方でピントを結ぶため、網膜にピントを合わすには、より強い調節作用が必要です。従って、老眼が進むと近いものから順に裸眼でぼやけていき、遠視が強いほど早く、近視が強いほど遅くなります。
 老眼が進行するにつれ、近くを見た後すぐ遠くを見るとぼやける、近くを見続けていると近くがぼやけてくる、最初から近くがぼやけるというようになります。40歳を超えると調節作用の力は急激に弱くなり70歳を超えるとほぼゼロになりますので、それ以上老眼は進行しません。それまでは、老眼の進行につれて2~3年に一度くらい、老眼鏡を強くする必要があります。
 老眼では、近くのぼやけの他に、目や体の症状が付随することや先行することがあります。目の症状として、近くを見ていると、眼精疲労、眼痛、目の乾燥感(ドライアイ)、結膜炎様症状(流涙・充血・メヤニ)などが起きます。老眼の体の症状として、頭痛、めまい、肩こり、疲労などがあります。時に、近用作業後3~24時間してから、これらの症状が出てくることがあります。この場合で、目の症状があまりないと、脳病変、慢性疲労症候群、心身症、更年期障害と間違われることがあります。脳外科で精密検査をしても異常がなく、結局は老眼だったということも稀ではありません。ですから、40歳以上位でこれらの目や体の症状があれば、近くがよく見えていても老眼になっていることがありますので、眼科を受診してください。老眼鏡をかけるだけで、これらの症状がすっかりなくなってしまうことがあります。

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つれづれ思うこと 主任   M.H.   

 実りの秋というように、栗、きのこ、お米、さつまいもなど、美味しい食べ物が収穫できる季節になりました。その中で去年は失敗してしまったさつまいも、今年はうまくできるかなと再度挑戦しました。最初は、普通に蒸かして食べました。去年よりは少し甘くできました。あとは収穫してから少し時間をおくと甘くなるとのことなので、すぐに食べず間をおきました。
 そして先日、実家の畑に穴を掘り、火をおこし、おき火の状態にして、その中に水で濡らした新聞紙でくるみ、アルミホイルで包んださつまいもを入れて1時間ほど待ちました。柔らかくなったのを確認してからまず割ってみると中が黄色くて密があり見た目は美味しそうでした。一口食べると思った以上に甘くてホクホクしてとても美味しかったです。
 小学校以来の外での焼きいも、とても懐かしくてのんびりといい時間を過ごすことができました。焼きいもができるまでの間に子供は畑で泥遊びをし、大人はイスに座って山の木を眺める、忙しい中にもこうして家族で一緒に何かをすることが大事なことだと実感しました。
 もちろん、その季節ごとに採れたての美味しい物が食べられるのは、収穫できるまで虫がつかないようにしたり、こうしたら実が大きくなるなど色々考えて作業をしてくれる家族のお蔭だと改めて思いました。“いつもありがとう”とこれからはしっかり伝えていきたいです。

院長のひとこと さつまいも、以前からうまくできません。今度コツを教えてくださいね。私でもうまくできるのは、じゃがいもとミニトマトくらいかな。