博愛新聞 平成27年 9月号 (第196号)

診察時に重要なことをメモすると良いです

 日常診療において、医療側がお話したことと患者さんが理解したこととが一致しないことはよく
あることです。治療の見込みについて、楽観的な方は良い情報しか頭に残りませんし、悲観的な方は悪い情報しか残りません。情報を正確に理解することは意外と難しいことです。そのため、手術の見込みや危険度、大事な注意事項などについては、文章で説明しておりますが、診療のすべてを文章で説明すると大変時間がかかってしまい、多くの患者さんを診ることができませんし、どうしても診療の待ち時間がさらに長くなってしまいます。したがって、患者さん自身が大事と思われたことはメモすることをお勧めします。また、メモすることで理解が深まります。
 診療に支障とならなければ診察中でも構いませんが、診察直後にメモするとよいです。複数で来院された時は、その場で患者さん以外の方がメモをとると診療もスムーズになります。折角、何人かで来院されたのに、診察室には患者さん一人しか入らないことがかなりあります。みんなで診察室に入ればメモが楽にできますし、診察後にみんなで話し合うことにより正確な情報となります。特に子供や認知症ぎみの方の場合、家族の方などが一緒におられると大変ありがたいです。患者さんが分からないことをその場ですぐに付き添いの方に尋ねて確認できますので、より精度の高い診療になります。さしつかえなければ、メモしたら私かその場のスタッフに見せてください。そうすれば、メモの内容から、私達のお話したことが正確に伝わっているかを確認できます。    一方で、今の症状や不安なことや目薬の本数の希望などを紙に書いて持ってこられる方がおられます。こちらとしては大歓迎ですが、紙に書かなくてもお聞きしますので、安心してください。
 メモをとるのではなく、録音でもビデオでも一向にかまいません。

トップページへ
 
つれづれ思うこと 主任   O.M.   
  
 最近の私の楽しみは庭の片隅に植えたミニトマトやゴーヤの成長を見ることです。実家の両親が畑でたくさんの野菜を作っているので、いつも採れたものをもらっていましたが、ミニトマトくらいなら私にもできるかなと思い植えてみました。すくすくと育ち、今は毎日赤くなったトマトを採るのが楽しみです。ゴーヤは緑のカーテンになればとネットをはり植えてみました。つるは徐々に伸びてきたものの、なかなか実が付きません。両親に相談すると、「うちはもう採れてるよ。植えた時期が遅かったからかな。肥料が足りないのかも。」とのこと。追肥をし、何日かたつと小さい実を発見。その実が大きくなってくるころには、ほかにも小さい実がいくつもできてきました。8月お盆明けに、やっと最初のゴーヤを収穫しました。初ゴーヤはシンプルに生で食べたいと思い、うすくスライスし塩昆布と鰹節をあえ、食卓へ。ゴーヤの苦みをいつもよりおいしく感じ食べることができました。
 簡単に育てられるものを少し作ってみただけですが、楽しそうに野菜作りをする両親の気持ちが少しわかったような気がしました。今まであたり前のようにもらっていた野菜も、また違った気持ちで味わえそうです。家庭菜園初心者ですが、両親からアドバイスをもらいながら、違う野菜にもチャレンジし、楽しみたいと思います。

院長のひとこと 私も家庭菜園が趣味で30年位になります。モットーは無農薬と最小限の除草で
す。農薬は体に悪く、植物の成長は雑草も含めて見ていて心がなごみます。