博愛新聞 平成27年  2月号 (第189号)

糖尿病網膜症で失明しないために

 糖尿病網膜症は、網膜出血、網膜浮腫、網膜白斑、網膜毛細血管瘤、網膜新生血管、黄斑浮腫、硝子体出血等の多彩な病変で構成され、最後は網膜剥離や緑内障や網膜動脈閉塞を併発し、最悪、失明する疾患です。現在、成人の失明原因の第二位を占めています(第一位は緑内障)。
 では糖尿病で失明しないためには、どうすれば良いのでしょうか。第一に、健診等で一度でも糖尿病の疑いと言われたら直ぐに内科を受診してください。第二に、糖尿病と診断されたら勝手に内科治療を中断しないでください。第三に、糖尿病と診断されたら直ぐに眼科も受診してください。糖尿病と診断された時点で、良く見えていても糖尿病網膜症になっていることがかなりあります。眼科初診時の網膜症が重症であるほど治療しても失明しやすくなります。第四に、眼科医の指示を守って、けして自己判断で受診を中断しないでください。軽症網膜症であれば内科治療が主なために、眼科を受診しなくなる方がいます。内科治療が良好であっても網膜症は悪化することがあり、たとえ悪化しても見え方等の自覚症状は、すぐには悪くなりません。見え方が明らかに悪くなった時には、通常、大幅に網膜症が悪化してしまった場合で、手遅れに近いことがかなりあります。
 血糖値が高く不安定なほど網膜症は進行しやすいですので、良好で安定した血糖値は必要不可欠ですが、網膜症が進行すればするほど血糖を良好にしても網膜症が悪化しやすくなります。ある程度以上網膜症が進行すると血糖値を良好にするだけでは無効で、網膜光凝固硝子体注射硝子体手術が必要になります。理想的な治療は、網膜光凝固をしながら視力低下に応じて硝子体注射を繰り返し、時に必要に応じて硝子体手術を行うことです。網膜光凝固はその効果が出るのに最短二週間は必要で、半年以上かかることもあります。効果発現には通常複数回の光凝固が必要ですが、網膜光凝固が完成されていると、より安全に硝子体手術ができます。しかし、受診が遅れて硝子体出血が強くかなり進行してしまった網膜症では、網膜光凝固がほとんどできませんので、いきなり硝子体手術を行うしかなく、その分、失明のリスクが高くなります。糖尿病網膜症は早期発見・適宜治療が何より重要なのです。
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つれづれ思うこと 事務長   I.E.   
 

 「スケートに行きたい!」子供達の希望で休日に家族で出かけることになりました。当日、小学生の頃は田んぼスケートだったことや、子供から「下駄スケートで滑っていたの?」と聞かれ、「それはじいちゃん達の時代だよ。」などと話をしながら軽井沢のスケート場へ向かいました。
 到着し受付を済ましてリンクへ向かいました。当初、私は見学だけでと思っていたのですが(実はスケート苦手です)、子供達の「一緒に!」との声におされ、思い切って滑ることにしました。私達親は約30年ぶり、子供達は初めてのスケートです。あっという間に2時間がたち、滑れるようになった子供達は「もっと滑りたい。」と言いましたが、私達の体力がついていかず「また来ようね。」と約束をして帰路につきました。
 もうやることはないと思っていたスケートですが、子供達のおかげで思いがけず楽しむことができました。ありがとう。それと共に私達親は日頃の運動不足を痛感したのでした。これを期に少しずつ運動をしていきたいと思いました。次は頑張るからね。

院長のひとこと 子供が小さい時の家族そろってのスケートはいい思い出ですね。私もスケートが苦手で困りましたが楽しかったです。