博愛新聞 平成26年  7月号 (第182号)

緑内障は特に早期発見が大切

 緑内障の大部分を占める慢性緑内障では、治療はあくまでも今ある視野や視力をできるだけ長持ちさせるものですので、光しか見えない緑内障は完全に手遅れといえます。また、中等度以上の緑内障では、緑内障が進行すればするほど、手術で眼圧が下がっても手術直後に視力や視野が大幅に悪化してしまうリスクが高くなっていきます。ですから、重症緑内障では、手術をしなければ早期に100%失明、手術をすると手術直後に5~6割失明という深刻な事態に直面していきますので、緑内障は早期の軽症のうちに発見することが何より大事なのです。40歳以上になりましたら、年に一度は、人間ドックなどの健康診断を受けられることを強くお勧めいたします。
 また、人間ドックなどで「目の異常や緑内障の疑いがあり眼科受診が必要」と言われても放置する方や、受診して点眼や定検の指示を受けても、その後、放置してしまう方が、本当に多いのです。手遅れに近い緑内障で受診された方のお話をよく聞くと、昔、ドックで緑内障の疑いと言われことがあるとのお話や、以前に緑内障の点眼をしていたがよく見えて何も自覚症状がないので止めてしまったとのお話がかなりありますので、指示どおり受診し続けてください。
 高齢者がどんなメガネをかけても良く見えない時、その原因の7割位は白内障です。白内障だけならどんなに見づらくなっても光がみえれば手術で9割以上は1.0以上の視力を回復します。高齢者は、身近な方でそういうケースを見聞きすることが多いので、自分が見づらくなった時にも白内障と自己診断して、本当に悪くなるまで眼科を全く受診しない方がいらっしゃいます。1人で歩けないほど見づらくなってから眼科を受診して「白内障手術で良く見えるようにしてほしい。」とおっしゃります。しかし、検査をしてみると、白内障ではなく緑内障でもう手遅れに近いという方はけして稀ではありません。少なくとも片方の目でも見づらくなったら、あまり不自由でなくても眼科をすぐに受診することが大切なのです。

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つれづれ思うこと 副主任    I.M.   

 気分転換と健康と体力づくりのために、自宅でできるトレーニングDVDを購入しました。外国人女性トレーナーが指導してくれるもので、何年か前にビリーズブートキャンプというDVDが流行しまいたが、そのような感じでしょうか。体を動かすことは嫌いではないので、わくわくしながらそのDVDを再生しテレビの前でやってみました。家庭で手軽にできるものと思っていましたが甘い考えでした。息を荒くしながら必死にやりましたが、私にとっては厳しい運動で、これは日々の適度な運動というより、運動に慣れた人が体を鍛えるものではないかと思います。やる気は見事に打ち砕かれました。私には無理だと諦め、半分ほど試したところで停止し、そのDVDは二度と再生されることはなくなりました。3日坊主ともいかず、1日も最期まで達成できませんでした。
 私に残された手段は神頼み。ぴんころ地蔵に定期的にお参りに行くしかないのでしょうか。いやいやお参りも大事でしょうが努力もしなければなりません。こんな私ですが、老後も元気で過ごせるように、このままではいけないということを頭では理解しているのです。今回の体力づくりは失敗してしまいましたが、私にもできる簡単な、長く続けられるような方法をみつけて、今度こそ・・・

院長のひとこと ある統計によれば、体を動かすことが好きな人は、それが嫌いな人より元気に長生きできるそうです。でも、いい方法が見つかるとさらによいですね。