博愛新聞 平成25年  6月号 (第169号)

メガネのお話
 
 若い時は、一つのメガネでほとんど用が足りますが、老眼になってきますと、なかなかそうはいきません。遠近両用メガネは近くも遠くも、それなりに、かなりよく見えますが、多焦点のためピントが鮮明には合わず、クラクラしたりボヤケが残ります。近くだけ見るなら、単焦点の近用専用メガネのほうが良く見えますし、遠方をしっかり見るには、遠方にピントを合わせた遠用専用メガネのほうがよく見えます。目の病気やその後遺症で矯正視力不良や視野狭窄があれば、一層その傾向が強くなります。長時間の車の運転や映画・演劇鑑賞などは、遠用専用メガネが最適です。30分以上続けて読書する時は、近用専用メガネにかけかえたほうが目も体も楽になります。
 老眼になれば三つのメガネを使い分けることが理想です。しかし、生活環境に応じて、色々な変化が可能です。ほとんど車を運転しない方ならば、遠用専用メガネは必要ありません。読書や近方作業もあまりしない方ならば、近用専用メガネも必要ありません。この場合、遠近両用メガネ一つで済みますが、これが具合悪ければ、1~2mの何処かに焦点を合わした単焦点の中間用メガネが一つという選択もでき、それで結構近くも遠くも見えます。
 遠近両用メガネには、二重焦点レンズ累進焦点レンズがあります。前者はレンズに境目の線があります。後者は境目がなく外見上普通のレンズと見分けがつかないので人気がありますが、一般に二重焦点レンズよりさらにクラクラしやすく、視力が安定しません。また、遠近両用レンズには、遠方重視型近方重視型中間距離重視型(中近レンズという)がありますので、生活環境に応じた選択が可能です。また最近では、近近レンズといって80~30cm位までの累進焦点レンズがあり、デスクワーク中心の方に向いております。最後に、メガネの値段と性能について話します。価格が2~3倍になっても性能はせいぜい20~30%増しくらいです。高額なメガネが一つというよりは、安くても三つのメガネ(近用、遠用、遠近両用)を持つことをお勧めします。

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つれづれ思うこと ナース     依田 真琴 

 日々忙しく、仕事、子育て、家事、ママさんバレー、学校の役員の仕事、支部の行事…。週末になると、子供の部活の送り迎え…気づけば体力の限界で眠くなってしまう。そんな毎日で、あっという間に過ぎてしまいます。何だか愚痴に聞こえるかも知れませんが、これで結構充実していて、楽しいと感じています。でも、少し前までは、毎日が忙しく時間に余裕がないと、精神的に追い詰められている気がする時もありました。最近では、楽しくやろう!今を頑張ろう!と考えています。勿論、辛い時や大変な時はありますが、少しの間の辛抱かなと考えます。最近の楽しみと言ったら、ママさんバレーのリーグ戦が始まり、毎週、バレーボールの試合ができることと、中学生になった子供が、私のバレーボールをやっている姿に感化され、バレー部に入部し頑張っていて、毎週末、大会や練習試合の為に遠方への送迎・応援をすることです。私の時間が空けば一緒にボールを打って楽しんでいます。大変だと思うと全てが大変、だったら楽しくやろう!と考えて結構楽しんでいます。簡単なことに感じますが、性格上難しい所もありました。何年か前に、そう思わせてくれる人達に出会ったこと、大げさに言えば私の人生の転機と勝手に思っています、感謝です。

院長のひとこと それはよかったですね。仕事も含めて何でも楽しくやることが大切です。忙しすぎると問題ですが、適度な忙しさは悩んだり不安になる暇を与えませんね。