博愛新聞 平成24年 11月号 (第162号)
網膜裂孔について
網膜は
眼底に張りついた薄い透明な膜ですが、何らかの原因でこの膜に破れ目(写真1)ができることがあり、これを網膜裂孔(もうまくれっこう)といいます。網膜に裂孔ができると、そこを起点にして、網膜が眼底から剥がれていきます。この状態を網膜剥離といいます。剥がれた網膜は機能しませんので、網膜剥離が拡大するにつれ視野が狭くなっていき、すべての網膜が眼底から剥がれてしまえば、失明します。
網膜裂孔だけであれば、時に飛蚊症を伴う他は、ほとんど自覚症状がありません。従って、網膜剥離のない(又は少ない)網膜裂孔を発見できるチャンスは、飛蚊症のため眼科を受診する以外は、人間ドックなどで精密な眼底検査をたまたま受けた場合のみです。
裂孔が大きく新しければ、ほぼ100%網膜剥離になっていきますので、裂孔は発見しだい原則すぐにレーザー治療(網膜光凝固)します。5~10分程の外来治療で、ほとんど痛くありません。レーザー治療(網膜光凝固)は、レーザー光線を網膜に照射して、網膜が眼底から剥がれにくくする治療です。写真2で白く見える所がレーザーを当てた網膜です。2週間位で、その部分が茶色に変化していきます(写真3)。裂孔の周囲にレーザーをかけても網膜剥離になってしまう可能性はゼロではありませんが、レーザーをかけない場合の10分の1以下にできます。網膜が大きく剥がれている場合はレーザー治療はできませんので、入院し1時間以上の手術となり、かなり痛いです。しかも何回手術しても治らず、結局失明してしまう可能性も数%はあります。また治っても視力や視野の障害が残ることが多いのです。
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9月、佐久高原のコスモス園に行きました。広い敷地一面にコスモスが満開。赤、ピンク、白の花が背伸びをする様に太陽に向かって咲き、空の青と山の緑との色合いがさらにコスモスの色を引き立てていました。コスモス園があることは知っていましたが、実際に行ってみたのは初めて。この次はお弁当を持参し、コスモスを見ながら食べるのもいいなと思いました。
10月、だんだんと肌寒くなり、テレビでは紅葉のニュース。早速、八千穂高原に行ってみました。白駒池に向かって坂道を登るにつれ、色づいた木が見えてきました。八千穂高原の白樺林は東洋一と言われているそうで、白い木々は美しく、赤やオレンジの葉と重なり合った風景は本当にきれいなものでした。白駒池ではボートを漕ぐ人の姿も。池の水面には紅葉と青空が映り、絵葉書の様でした。コケが木漏れ日をあびてキラキラと輝き、ひんやりと澄んだ空気を吸うと、なぜか心が洗われるような気持ちになりました。すれ違う人と自然と挨拶を交わし、道を譲り合い、すがすがしい気持ちで一日を過ごしました。白駒池に行ったのは小学生以来。こんなに近くに住んでいたのに今まで来なかったことをもったいなく思いました。
また休みの日には、私の知らない地元の魅力を探してみようと思います。
| 院長のひとこと |
佐久高原も八千穂高原も本当にすばらしいですね。 |