博愛新聞 平成24年 2月号 (第153号)

飛蚊症が出たら、すぐ眼科受診してください

 飛蚊症とは、視野の中に暗い斑点(はんてん)のようなものが見え、目を動かすとそれも一緒に視野の中で動いて見える症状です。明るい所で自覚しやすく、白いもの(画面・紙面・壁)や青空を見た時に強く症状が出ます。墨を流したような形のものや、黒いシミのようなもの、髪の毛のようなもの、水玉や半透明の膜のようなものが見える場合もあります。この場合、形が問題ではなく、 目を動かすと浮遊して見えることと、明るい所で自覚しやすく暗い所では症状が出づらいことがポイントです。目の前を蚊が飛び回っているようにも見えるため、飛蚊症と名づけられました。
 飛蚊症が初めて出た時と急に増えた時は、 網膜剥離・網膜裂孔(円孔)・硝子体出血・硝子体混濁・ぶどう膜炎・眼底出血などの悪い目の病気が起きてきている可能性がずっと高くなりますので、必ずすぐに眼科を受診してください。また少しずつでも、ずっと増え続けている場合も、眼科を受診してください。検査の結果、これらの病気がなくても、しばらくは網膜剥離などが後になって起きてくる可能性が高いですので、医師の指示どおりに受診してください。
 飛蚊症があっても、網膜剥離・網膜裂孔(円孔)・硝子体出血・硝子体混濁・ぶどう膜炎・眼底出血を起こさなければ、この飛蚊症は生理的で無害なものと考えられ、生理的飛蚊症と言うようになります。生理的飛蚊症に有効な薬はありませんが、半年以内に50%は自然に消失いたします。半年を越えても残る飛蚊症は、その後も一生、見えることが多いですが、同じように見えるなら心配ありません。半年以上、同じように見える飛蚊症で、眼底が正常であるなら、もう、放置してもよいといえます。
 ただし、ここで重要なことは、生理的飛蚊症であっても急に増えた場合や、急に見え方の異常(視野が狭くなる・視力低下・歪み・かすみ等)が出現したら、必ずすぐに眼科受診してください。たとえ、 3~4日後が受診予定日であったとしても、すぐに受診してください。なぜなら、目の中に新たな病気がおこってきている可能性がかなり高いからです。
     

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つれづれ思うこと 技師長       清水しげ子 

 「れい子さん、ちゃんと食べていますか?」「寝れてますか?」「主人が若年性アルツハイマーと診断され、受け入れることがやっとできたの。」と連絡をもらってから三ヶ月、「しげ子さん、主人が亡くなりました。」と突然の訃報・・・言葉を失った状態でした。「私 喪主 務まるかしら?」「務まるかしらではなくて、務めなければいけないのよ。」と私。そして、すべてとどこおりなく終わった後、「人の命ってこんなにもはかなくて、あっけないものなんだね。でも、主人にとっても私にとっても、これが一番良かったと思ってる。主人もこれ以上症状が悪化すると苦しくなるばかりだし、私もそういう主人を見ているのはつらさが増すばかりだから。神様がこの時が一番だと、用意してくれたんだと思う様にしているの。」と。どんなにつらくても、苦しくても、私達は生かされているのだから、今を生きなければいけませんね。つらい時、泣きたい時はいつでも、何時でもいいから連絡くださいね。
 今頃はまた降り積もる新潟の地で雪かきをしているでしょうか?今年こそは、新潟まで、会いにいきますね。新しい年も何事もなかったかの様にスタートしました。さあ前を向いて力のある限り、足を地につけて、貪欲に生きましょう。

院長のひとこと 親友っていいですね。真のやさしさがあります。さすが、清水さんですね。