博愛新聞 平成23年 2月号 (第141号)
OCT(オーシーティ)検査について
OCT(optical coherence tomography)は、日本語で光干渉断層計(ひかりかんしょうだんそうけい)といいますが、眼科の臨床現場では、簡単に、オーシーティ検査というのが一般的です。
最近、この検査は、急速に普及してきております。当院でも去年の3月から導入いたしました。この検査が急速に普及した理由は、眼底の網膜の断面などを短時間に痛くなく計測できるからです。2~3秒まばたきせず、目を動かさなければ検査終了です。検査中、赤い光が見えますが、まぶしくはありません。原理は、赤外線を目の中に当て、その反射を測定することによって目の中の色々な組織の断面を計測します。その断面図から病気の種類・程度・進行度を客観的に判定できます。
図1は、眼底の中央の正常図です。シマ模様のようにみえるのが網膜の断面で、その中央が凹んでいますが、これが正常所見です。図2は、網膜が一部分厚くなり、シマ模様がくずれてマダラ模様になっております。この部分が網膜浮腫です。これが厚くなればなるほど、浮腫が高度になっていることを示します。図3は、網膜剥離の断面図です。眼底から、網膜が浮いているのがわかります。網膜自体は厚くなっておらず、シマ模様もきれいで、中央の凹みも保たれております。
この検査の欠点は、赤外線の光が眼底に良く届かなければ検査できないことです。角膜混濁・白内障・硝子体出血・硝子体混濁がかなり強いと測定できません。

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誕生日には年の数だけ花束をと綺麗なバラの花を頂けた20代、子供から似顔絵やメッセージカードをもらった30代、年齢の事は敢えて聞かぬが最高のプレゼントと思われるようになった二度目の成人式を迎えた昨年、確実に加齢現象を感じる今日この頃、機敏な動きができると思い込んでいる脳とついていかれぬ体の動き、少々の無理を重ねた翌日から一週間、元来の動きさえきつく感じる体に相当な焦りを覚え、中年期に突入したことを実感せざるを得ぬ日々を送る毎日です。
体調にも変化が…昨年胃痛がしばらく続き初めて胃カメラをのみました。今まで数日で回復した胃の不調も、今回は食欲不振、食前食後の胃の痛みは胃薬も効かず、最悪な結果を想像しさらに気が滅入り、不安な気持ちで内科受診しました。最初は薬で様子をみましょうと話す先生、ふと年齢を確認すると胃カメラを勧められ、当日は正にまな板の鯉、15分程の検査が永遠に感じられ、不安や胃痛はどこへやら、巧みに操作し、チェックしていく冷静な先生の顔を横目で見るだけでした。結果は何事もなく足取り軽く帰宅しました。
世知辛い世の中、苦難だらけの人生、暗く下をみればきりがなく、折り返し地点に?立った今、小さな喜びと笑顔で人生の山を登っていこうと思います。
まずは健康第一、今年も胃カメラはのんでおこうと思う今日この頃です。
| 院長のひとこと |
無病息災が理想ですが、なかなかそうはいきません。一病息災、いや多病息災でもよいのです。まずは健康第一と思うことが大切ですね。 |