博愛新聞 平成23年1月号 (第140号)
博 愛 眼 科 の 誓 い
新年、あけましておめでとうございます

@ すべての患者さんに対しても、お客様ではなく、
自分の大切な友人や家族と思って接すること
A 患者さんに対して、公平に接すること
B 医療ミスを防ぐシステムを確立すること
C 医療ミスをしたら、公表すること
D 患者さんの言動を、すべて善意に解釈すること
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つれづれ思うこと 院長 多田博行
昨年、TPP(環太平洋経済協定)が話題となりましたが、これは参加国の工業製品や農産物等の全品目の関税をゼロにする協定です。現在、米国への自動車輸入関税は2.5%ですが、他国がTPPに入り日本が入らなければ、他国の関税のみゼロになるため、日本車の米国での販売価格が割高となり、日本の自動車産業には痛手となります。マスコミによると、TPPに入り外国の農産物がさらに安くなると日本の農業は大打撃を受けますが、工業製品の輸出促進により貿易収支は全体として黒字となり、日本にとってTPPに入るほうが得という論調でした。
でも、ちょっと待ってください。貿易収支が黒字になったら円高が進むはずです。今は1ドル=80円位ですが1ドル=75円位になってしまったら、それだけで米国での日本の自動車価格は5%以上高くなる計算ですので、TPPに入った恩恵はゼロとなり、日本農業の壊滅だけが残ります。今必要なのは、TPPに入るよりも円安になるような政策誘導なのです。
戦後日本の奇跡の経済成長は先輩達の大変な努力によるものです。しかし、戦前に1ドル=2円位だったものが、敗戦で円が暴落し1ドル=360円となったことも、その奇跡に寄与していることも確かです。それで安い工業製品を大量に輸出することが可能となりました。しかし、円安のために外国食料品が高く(バナナは高価で贅沢品)、食糧に不自由しました。
食料が自給できていれば、円高より円安が良いのです。円高を起こす輸出偏重ではなく、食料自給率の改善、文化や交通の発展、教育・福祉・医療の充実に、お金を使い、内需を喚起することが必要です。結果として、円高を起こさず、景気が良くなります。
米国はここ十数年ずっと貿易赤字ですが、ほぼ年率3%の経済成長(国内総生産の増加)を続けてきました。日本は、その間ずっと貿易黒字ですが、ほとんど経済成長していません。輸出増加政策で景気を一時的に良くしても、それで円高になり、また不景気になる悪循環です。
ア イ バ ン ク 募 金 あ り が と う ご ざ い ま し た
アイバンクからの依頼で待合室に募金箱を置いています。去年一年で10091円集まりました。