博愛新聞 平成20年 10月号 (第113号)
遠くを見る時、凹レンズのメガネをかけるほうが良く見える場合が近視で、凸レンズのメガネをかけるほうが良く見える場合(見づらくならない時も含む)が遠視です。より良く見えるために、これらのレンズが方向によって強弱をつけなければいけない場合が乱視です。凹レンズの強弱ならば近視性乱視、凸レンズの強弱ならば遠視性乱視といいます。
例えば、凹レンズの縦方向の強さが-4Dで横方向の強さが-2Dなら、その差が2Dですので、2Dの強さの近視性乱視となります。凸レンズの縦方向の強さが+1Dで横方向の強さが+5Dなら、その差が4Dですので、4Dの強さの遠視性乱視です。縦方向が-3Dの凹レンズで横方向が+2Dの凸レンズならば、その差5Dの強さの乱視ですが、
このように凸レンズと凹レンズが合わさったレンズのメガネが一番よく見える場合を混合乱視といいます。D(ディ)は、レンズの強さの単位 diopter(ディオプター)で、凸レンズがプラス表記、凹レンズがマイナス表記です。
一般に、乱視が強くなればなるほど、メガネがクラクラしてかけられなくなり、また、メガネでは視力が出づらくなっていきます。4D以上の強さの乱視では、メガネよりもハードコンタクトレンズのほうが適しているといえます。しかし小児では、コンタクト装用が困難ですし、強い乱視のメガネでもあまりクラクラしませんので、まずメガネの常用を行います。一方で、ソフトコンタクトは乱視には不向きですが、最近はトーリックレンズといって、乱視矯正用ソフトコンタクトも開発されてきました。2D以内の乱視ならば、トーリックレンズでほぼカバーできるようになってきています。
| 私の医療体験 | 主任 片井 美晴 |
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今年春、何年かぶりに扁桃腺炎になってしまいました。熱と強い倦怠感があり、病院を受診しました。車の運転も辛かったのですが、病院の待合室では、待ち時間の10分が30分に感じる程長く感じられ、座っているのがやっとでした。30分程待ち診察になりました。結果、抗生剤の内服で3日間様子をみて、良くならない様だったら入院とのことでした。
幸い、内服を始めて2日目には倦怠感も軽くなり、食事もとれるようになりました。3日後受診した際には入院にはならず、抗生剤の内服を数日間続けるのみで良くなりました。
最初の3日間は、仕事や家事などほとんどできず、寝ている状態でした。その間、夫の協力や子供達のやさしい言葉がけに本当に救われました。今さらながら、自分一人の力で生きているのではなく、周囲に支えられ生活していることのありがたさを痛感いたしました。
「喉元すぎれば熱さ忘れる」 ではなく、自分や家族が健康であることの幸せも忘れない様にしたいです。又、健康であるからこそ、お互いが支え合い助け合って生活できる大切さを感じながら日々過ごしていきたいと思いました。
| 院長の一言 | 家族であれ社会であれ、元気な時に支え助け、元気な人が支え助け、病気(高齢)であれば支えられ助けられる姿が、人間本来の自然な感情ですね。 |
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