博愛新聞 平成20年1月号 (第104号)
自分の大切な友人や家族と思って接すること
A 患者さんに対して、公平に接すること
B 医療ミスを防ぐシステムを確立すること
C 医療ミスをしたら、公表すること
D 患者さんの言動を、すべて善意に解釈すること
つれづれ思うこと
院長 多田博行
最近、消費税増税の大合唱となってきています。消費税の福祉目的税化を掲げておりまして、それなりに世論の支持もあるようです。低所得者ほど課税負担が大きくなる消費税増税は何としても避けたいところですが、今は消費税増税なしに社会保障費や医療費の拡充などありえないという雰囲気さえあります。そこで、私の夢を紹介したいと思います。
”安心・幸せ納税”というような名前で、法人や個人として国へ寄付し、所得からほぼ全額控除できる寄付制度を創設します。使い道を、年金・医療費などの社会保障費のみに限定します。”ふるさと納税”として、住民税から全額税控除し、故郷の市町村へ寄付できる制度を国は今検討中ですが、それがヒントになりました。
その際、寄付額の上位100位(全国番付)まで寄付者の同意を得て公表します。公表された企業等は、そのことを広告できる制度にします。企業は寄付が多くなればなるほど高く評価され、信用と尊敬を得ることができます。企業イメージを広告するよりも寄付額を広告するほうが収益が上がるという状況になり、大企業ほど多額の寄付をするようになります。
医療機関といたしましても、収益を寄付すればするほど、それが直接医療費の拡充につながり、患者さんの自己負担率を軽減できます。
消費税を増税する前に、まず第一に、国への社会保障寄付金制度を考えてはいかがでしょうか。そんな善意による制度は成り立ち得ないものなのでしょうか。
アイバンクからの依頼で、待合室に募金箱を置かせていただいております。今年は1227円の募金が集まり、全額を長野県アイバンク協会 に寄付いたしました。なお、医療機関の待合室にある募金箱ですので、院長の判断で一人10円 以下とさせてもらっています。