博愛新聞 平成11年 7月号

使い捨てコンタクトは高い? 安い?

コンタクトの安全な使用期間は、ソフトで1年、ハードで2年と言われております。一般に、半年以上使用できれば、普通のコンタクトの方が、使い捨てレンズより安いです。例えば、普通のコンタクトで一番安いものが2250円(当院価格)です。一方、使い捨てレンズで一番安いものは3ヶ月分で2625円(当院価格)ですから、この普通のコンタクトが3ヶ月で使用不能になっても、使い捨てレンズより安いのです。

しかしレンズを破ったり無くしやすい人は、使い捨てレンズの方が安くなります。実際に、一日目でコンタクトをダメにしてしまう人もいます。また、体質的に、2から4週でレンズが汚れてしまう人がおります。そういう人は、使い捨てがお得といえます。

ハードとソフト、どっちがいいの?

昔は、ハードの方がソフトより安全と言われておりました。ソフトは、目に病気がおきても、レンズを入れると、かえって、痛みがなくなるために、受診が遅れがちになるからです。

しかし、@少しでも異常を感じたらレンズは入れないこと、A異常が起きたら、すぐ、レンズを処方した医師の診察を受けること、B異常がなくても定期検査を受けること、この3点の注意事項をしっかり守れば、実際には、ソフトもハードと同様に安全なのです。いくら、ハードが安全といっても、注意事項を守らなければ、ソフトより危険といえます。

従って、現在は、ハードより装用感の良いソフトが、一般的に、第一選択になっております。それで、乱視があってよく見えなければ、乱視矯正用ソフト(トーリック)を入れます。それでも、よく見えなければ、ハードレンズしかありません。


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