環境と健康に関するアンケート・朝陽団地集計結果 (2003.12)
1.調査対象者
@ 性別: 女性 35名、男性 12名、 合計47名
A 居住地等: 北長池 22名、 南長池 18名、木工団地勤務の方 7名
2.健康状況
@ 変わりない:41名
・ よくわからない
・ 大きく健康を害したわけではないが、「たん」がよく出るようになった気がします。気のせいかもしれません。
・ 子どもたちにアレルギー性鼻炎と花粉症に似た症状があるので、不安なことも事実です。
・ 全くないとはいえないが、子どものくしゃみや鼻水がよく出るようになり、なかなか直りません。
A 変わった(健康を害した):2名
・ 家中の鼻炎がひどくなった。特に子どもたち春・秋の花粉症以外に一年中を通して鼻炎がひどくなりました。
・ 少しのどの痛みを感じるときがある。
3.稼働後の環境の変化
@臭い:
異臭を感じる 11名
・ 廃プラ施設以外の近隣から黒煙があがることが多々ある。
・ 一度近くを車で通りかかったときに鼻をつく臭いを感じました。
・ 近くを通るとやはり何か異臭がする。夏の方が良く感じた。
・ 車で通過するとき、変な臭いを感じたことがある。
A騒音:騒音が気になる 4名
・ 施設の近くを通ると「ごーっ」というすごい音が聞こえる。
B鳥や動物などの変化:
9名
・ なんとなくスズメ・ハトなどが減ったような気がします。
・ 毛虫が増えた。
C花や植木の変化:
2名
・ 樹木が枯れかけている。
その他
・ 特別な変化は感じていません。
・ 施設の前のプランター(花)の様子はどうなのでしょうか?
・ いつも車に乗って通り過ぎるため、騒音等に対してもあまり敏感ではありません。
・ 日々の生活に追われる毎日でよくわからず(変化等)すみません。他の方はどんななのか大変興味があります。
4.今後の活動についての希望
@学習会の開催:15名
Aお便りによるで情報伝達:2名 (お便りは毎回読ませていただいています。)
B長野市全体にアピール:28名
Cホームページの充実:2名 (パソコンを開く時間がなく残念)
D他地域の工場見学:2名
・ 木工団地の廃プラ処理工場稼働以前に設立された他地域の同工場においての環境の変化〈周辺住民の健康被害等〉が、起きてないかどうかの情報収集および便りを通じての伝達。
・ 近隣、大豆島地区における同様の施設計画についての動向を知らせて欲しい。
・ なかなか遠くまで出かけていくのは大変なので情報公開の働きかけを今後も続けてぜひ(同工場)の一般公開(見学)ができるようにしてほしい。
その他
・ 今現在では、特に大きな運動やそれに対する住民の協力も難しい状態かもしれないが、何かあった時に、すぐに連携がとれるように、区とよりよい関係を保つ必要があると思う。
・ お便りの内容はできればもっとやさしく誰にでもわかるような書き方をしていただけたら有り難い。そうでないとなかなか読む人も減ってしまう。
・ 長く会が続けられるには、ご苦労が多いかと思います。何もお手伝いできずすみません。
・ サーマルリサイクルする目的と何に利用されるのか明らかにした方がいいと思います。ほとんど一般の方々は、ペットボトルがこの廃プラ施設により、ペットボトルにリサイクルされると信じていると思います。便利さを求めている代償にしては、あまりにも・・・・ご活躍を期待しています。
以上