”本田宗一郎と井深大”展

 

”本田宗一朗と井深大”展に行って来ました。日本を代表する”ものづくり”の創業者である二人の
人生はとても興味深いものでした。ソニーの創業者である井深大氏は本田宗一朗氏を”おあにさん”
と呼んで馴れ親しんだそうです。二人をとりまく”夢と創造”の世界は今も多くの人々に深い感銘を
与え続けています。できっこないような事を現実のものとしてしまう力、そして先を見ることの出来
る眼力の凄さには驚くばかりです。世界を魅了したウォークマン、スーパーカブと、日本のものづく
りの原点が見えてくるように展示会場に見入りました。”お”おもしろい。なんとも面白い。彼等の
発想とひらめき。破れかぶれに見える人生においても筋を通した哲学が見えてくるようにおもいます
彼等を見ていると人生楽しくて”なんぼ”ものをつくって”なんぼ”紙の上では計りしれないエネル
ギーが満ちあふれています。今回の展覧会を見て廻り自分自身のこれからの”ものづくり”の意識を
改めて確認できたように思います。おいらも創るぞ楽しいものづくり。             

会場内ではホンダ、ソニーのテレビコマーシャルを見ることができます。時代を思いおこしながら、
自分の幼少期に見た懐かしいコマーシャルとともに”これ持っていたよな”などと独り言を発してい
ました。コマーシャルが元気がいいと製品も元気がいいです。いや製品に元気があるとコマーシャル
も面白い。最近三菱自動車のコマーシャルがとても面白く感じています。ものづくりの企業として、
いろいろと問題が山積みなのでしょうが、新しく開発された車のコマーシャルは、ちょっと関心を寄
せています。おもしろいですよ。                              

本田さんは多くの人々に、失敗の大事さを説いたそうです。失敗のひとつひとつから新しい発想や、
アイデアを生む”材料”になってくれる話しです。                      

7月10日まで信濃美術館で行われています。あなたも”ものづくり”の楽しみをほんの少し味わって
みてはいかがですか。                                   

T O P