兵庫県南部地震頃から大地震の発生頻度はうなぎ上りに上昇している!!(2008.6.18,21,7.2,10)

 先ず次の図を見ていただきたい。これは戦後昭和21年以降の、日本列島内部とその周辺で発生した大地震(マグニチュード6.8以上、6.5以上でもほぼ同じ)の、それぞれの年を含むそれまでの過去10年間の平均発生回数を、中国、南北アメリカの同じものと共に示したものである。 

 1995年に発生した 兵庫県 南部地震前後以降、10年平均で、2年に一度(図の値の0.5)を超える頻度で大地震(マグニチュード6.8以上)が発生し、その傾向はうなぎ上りに上昇し、現在では明治以降(実は記録にある有史以来)、2004年までに最高であった10年当たり平均発生回数の0.8(1948、1952年)の5割増しの1.2にも今年はなっている。また図示範囲外を含む1992年までの年間発生回数の最大は2回であったのに、1993年以降は年間3回というのが3年もあり、最近の発生頻度の異常さが目立っている。因みに、中国、南北アメリカでも、近年増加傾向(中国では1974〜1978年と2008年にやや上昇、南北アメリカでは1989年以降それまでの最高の倍近辺まで上昇)にはあるようである。なお10年間の平均発生回数の最大値は日本の最大値の約半分である。
 いずれにしても日本の最近の傾向を地震の活動期だということでは説明できない。何故ならこんな異常な活動期は、記録で見る限りかつてないからである。長い間の自然現象としては極めて異常な傾向で、ごく一部に人工地震説があるが、それを信じたくなる(もちろん信じないが)ような事態であるように思う。この傾向が続くのかどうか予測できないが、何か原因があるはずである。専門家による解明を期待したい。
 古い記録は精度が低い上に、記録漏れがあるということ、また最近は観測箇所も増えているということなどから、見掛け上頻度が急上昇しているという考えもあるかもしれない。しかし、甚大な被害の記録回数からも、単なる見掛け上の傾向とは言えないように思う。

 2008.7.2に、図の一部に誤りがあったので、図と文章を修正した。深くお詫びします。
 
2008.7.10に、この色の部分を追加・修正し、図を縮小して、拡大図も表示できるようにした。

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