花 宙 HANA-SORA
 小山仁郎×小山利枝子 展
ガレリア表参道


小山仁郎 朝やけの海(2010) 染色



小山利枝子
グラジオラス(2011)
カンバスにアクリル
H117×W91cm



2011年
9月22日(木)-30日(金)

10:00 - 18:00
(日曜および最終日は17:00終了)


会場
ガレリア表参道
長野市東後町21番地
グランドハイツ表参道弐番館B1F
TEL026-217-7660
http://omotesando-nagano.com

ギャラリートーク&
オープニングパーティ

中村隆夫さんをゲストに小山仁郎と小山利枝子のトークがあります。お気軽にお出かけ下さい。


9月23日(金・祝)

ギャラリートーク  14:00〜15:30

オープニングパーティ  16:00〜

 「花宙」、漢字も響きも美しく、この言葉だけで夢想の 世界へ導かれる思いがする。「花宙」の花は文字通り花というモチーフであり、宙は作品の空間であり、二人の精神的宇宙であろう。
 花には美、移ろいやすさ、美徳、神秘、誘惑、不誠実などさまざなま象徴的な意味があり、なかには矛盾するものもある。
また赤い薔薇は情熱、貞淑、黄色い薔薇は嫉妬、不貞、青い薔薇は神の祝福といったぐあいに、花言葉では同じ品種でも色彩によって意味が異なる。
 染色家の小山仁郎は、花を具象的に描きながらも壮大な夢幻的世界を現出してくれるだろうし、画家の小山利枝子は、花の持つ有機的曲線をとらえ、うねるよ うなリズムと光の調和を見せてくれるだろう。
メディアも感性も異なる二人のエネルギーが寄り添い、ある時はぶつかり合って、お互いの個性をより一層際立たせるくれるに違いない。
それにしても二人は花に何を見るのだろうか、今から楽しみである。

中村隆夫(多摩美術大学教授)


 暑かった夏も過ぎて、初秋の爽やかな季節となってまいりました。
 この度、小山仁郎さんと小山利枝子さんの展覧会を開催させていただきます。お二人とはそれぞれ長いお付き合いをいただいておりますが、数年前から何か一緒 にできるといいね、といった話がやっと実現いたしました。それぞれ「花」を作品の中心テーマとして作品世界を作っていらっしゃいます。絵画と染色という全 く違うジャンルでの表現の仕事のおふたり、今回は初めてのコラボレーションとなりました。どんな展示になりますか、どうぞお楽しみにお出かけいただきたい と思います。
石川利江


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